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株式会社 エクスのインタビュー

株式会社 エクス

生産管理システムでシェアトップクラス。日本版インダストリー4.0を牽引

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代表取締役社長 抱 厚志氏

1960年7月生まれ。大阪府出身。同志社大学文学部社会学科卒。1985年4月、旧三菱事務機械株式会社入社。プログラマ、営業として約10年間、生産管理システム構築に従事。1994年9月、株式会社エクスを設立し代表取締役社長に就任。格闘技、音楽、読書など多趣味。読書は特に歴史小説を好む。現在、熱中しているのは打ち込みによる曲作り。「関西を元気にする会」副理事長、同志社大学産学連携支援ネットワーク理事なども務める。

多様性のある生産管理システムという分野で、約四半世紀もの間、存在感を示し続けられた要因は何でしょうか。

どこのメーカーよりも、うちはお客様との距離が近かったんだと思います。お客様の声に耳を傾けながら、ヒントを得られればそれをいち早く製品にしていく姿勢はどこよりも持っています。ITの側から、出来るか出来ないかで考えれば、出来ないことの言い訳しか出てきません。しかしお客様は達成したい目標があるわけです。エクスの特徴は、そういうところまで踏み込んでいくということにあると思っています。

生産管理システムは、トップ、ミドル、現場の3つを向いて考える必要があります。それを現場のオペレーションだけを見て、ITの理論で「出来る」「出来ない」と論じているのでは、問題は解決しません。お客様の中でもトップとミドルと現場で考えていることが異なります。現場は特に「トップはあんな風に言っているけど、そんなものはできない」という風なお手盛りで終わらせようとすることが結構多い。面倒くさがるわけです。それをしっかり把握して現場とコミュニケーションを取りながら、会社としての目的を統一させながらシステムを構築出来る人材が揃っていることは、弊社の強みの1つです。

これまでの事業経緯の中で、御社が最も成長した時期はいつですか。

リーマンショックの前の、増資した頃が最も伸びた時期です。12年前ぐらい前から倍々で業績が伸びていました。社員を採用するほど仕事がある、仕事があるから人を採用せざるを得ない状況でした。ただ、ある時期から仕事を整理するようになりました。固定費が高くなり過ぎることが怖いと思ったこともありましたが、仕事が粗くなることに対する危機感の方が強くありました。

我々は本来、情報サービス産業ではなく、ソフトウェアのパッケージを作るメーカーだという定義をしていました。それが売り上げが増えてきたら、いつの間にか単なるSIerのようにカスタマイズばかりやるようになってしまった。自分たちはパッケージを作って時代を切り開いていく会社になるはずだったのに、パッケージの開発に従事していたSEまで導入カスタマイズに回して対応するようなことをしていました。売り上げは上がってもそれでは単なる情報サービス産業です。これは自分たちが目指した姿ではないということで、売り上げは少し落としてでも、きちんと製品開発に取り組もうと考えました。

私の目標はエクスを100年企業に育て上げることです。100年企業になっていくためには、100年の志というものが必要です。これまでの間に我々の技術が認められて、製造業以外の仕事をやらないかと何度も言われてきました。しかし、それはちょっと違う。ビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言いましたが、それを自社の経営に置き換えれば、これまでの24年の歴史を考えなければいけません。今の経験だけで物事を考えることは駄目だと思っています。100年企業になるために我々が最初に持っていた志は何だったのかを大事にしたいと思っています。社是にも掲げている通り「我々の成長は常に製造業の発展とともに」という線だけはどれだけ言われても外すつもりはありません。

エクスの設立の背景をお聞かせください。

私は学生時代から商売をしていました。実家も商売をしていたのでもともと独立志向を持っていました。その一方で教育にも関心があったため、卒業後は教員になるか起業家として独立を目指すかの選択肢がありましたが、起業の道を選び、そのステップとして就職活動を始めました。

就職活動で考えていたことは、起業するなら人の縁で独立するか、技術で独立するかです。最初は人の縁を作ることを考えて内定が出た総合商社に入社するつもりでいました。ところが配属先が食料品事業部に決まったことで辞退しました。食は不況に強いと言われますが、逆に景気が良くなっても食べる量が極端に増えるわけではない。私の中で、独立にはどうしても結び付きませんでした。

そこで今度は技術で独立することを考えました。これからは情報社会だから情報技術を持っていれば独立できるのではないかと考えたのです。営業職に就くのは簡単ですが、営業は製品の値打ちがわからないとできません。まずはエンジニアになって、その後、営業を経験するというプロセスを考えた時に、文系でも十分エンジニアとしてやっていける教育システムを持っていた前職の会社と出会いました。その教育プログラムを見せてもらい、実際に活躍している文系出身のエンジニアの例も聞いて、お世話になることを決めました。

3年間はエンジニアをした後、営業へ移った際に製造業チームに配属され生産管理システムを担当しました。しかし、お客様と話をするにしても、こちらがものづくりをわかっていないと全く話ができません。同じ業種でもやり方は企業によって全く違う。そこで学んでお客様にぶつけてみる、そこからまた何かを得るという、PDCAを繰り返していると、生産管理システムというものはどこまで行っても奥行きが見えて来ない。その見えない深さに対して打ち込んでみたいと考えるようになりました。

また、私は日本の国というものを考えていました。先ほどのビスマルクの言葉を借りれば、経験で経営をせずに、日本の明治維新以降の歴史を考えて経営を行う必要があります。日本は明治維新の時に、殖産興業のもとで発展を遂げました。日本は資源大国にも、金融大国にも、サービス大国にもなれずに、物を作って発展し成長してきた歴史を持っています。それがバブルの時に「きつい」「汚い」「給料が安い」の3Kと呼ばれ、製造業から人が離れて行きました。日本の国は自ら発展する方向を間違えたと思います。しかしITを利用して魅力あるものづくり経営が出来れば、日本の国はもう一度、優秀な人が物を作るようになる。そのような信念を持って、生産管理システムで起業しました。

そのような大きな視野を持つ、基礎となる考え方をお話し下さい。

私は昔から、人間が生きていく領域は6つあると思っています。一番小さなものが個人で、家庭人、社会人、日本人、アジア人、地球人と続きます。こういう枠組みで物事を考えていくべきだと考えています。その中で、個人が確立されたら当然、次はその外側も考えていくべきです。私は社会人になったわけですから日本の国の在り方も考える義務があります。そしてその日本で考えていることが、アジアや地球にもつながっていく。そのような志を持たないで経営者になることは駄目じゃないかなと思います。

「人間」という字は「人の間」と書きます。私が就活時に総合商社を選ぼうとしたのは、その「人の間」を沢山作っていこうと考えたからです。人としての成長と間を作っていくことで、人間は社会的な動物と言われるわけです。己を充実させながら間を作って価値を交わしていく。それが「人間」という言葉に凝縮された意味です。経営者としても、自社の成長と、企業の間を沢山作って行くことで社会の価値を高めていくような経営者になりたい。それは学生時代から考えていました。

人間は自分の内側を表現して生きています。音楽家は音楽で自分の内側を表現し、画家は絵を描いて自分の内側を表現します。経営者は経営を通じて己の内側を表現していくという種族です。それを自分の表現方法として選んだ人間を経営者と呼ぶのだと私は思っています。

「人作り」で意識してこられたことはありますか。

弊社は3つの人事戦略を掲げています。採用力の強化、育成力の強化、そしてワークフィールドの創造です。採用して、教育する。そしてその教えたことを使えるフィールドを作ることが会社の仕事です。

ただし私は、フィールドは社員自らが作れば良いと思っています。自分が習得したことの中からチャレンジしたいことを見つけ出す。そのような想像が出来る人材が個人的に好きです。会社は事業計画という大きな道を作っていますが、その道を移動する手段は無限にあります。その手段まで指示しなくても自分で考えることが出来る。これが自走です。時には仲間を連れていく、または上司と一緒に行く、あるいは単独で行ってみる。いろいろあって良い。古い枠組みなんかは取っ払って良いと考えています。

弊社が目指しているのは人材輩出企業です。企業が世の中に社会的な価値を打ち立てるということは、人材を育てて輩出していくことだと考えています。その中で、人材育成の基本的な考え方は、まず2つの「じりつ」を実装させることです。2つの「じりつ」とは「自立」と「自律」です。この2つの「じりつ」を実装している人間を育成し、最終的には「自走型の人間」にまで発展させたいと考えています。

私が理想とする会社像は「人がやめやすい会社」です。エクスにしか居られないからとしがみつくのではなく、自走してどこでも勝負できる。だけどエクスが好きだから辞めない。逆にチャレンジできる人には、エクスにこだわる必要はないので、どんどん外に出てチャレンジしてみろと言っています。

エクスは、自分で楽しく出来る要素と方法はいくらでもある会社です。会社というキャンバスに好きな絵を描いて欲しいと思います。一緒に楽しい仕事をしていきましょう。

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