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株式会社Tengun-label

  • IT/Web・通信・インターネット系

3Dを味方に。産業支援とインタラクティブアートの二本柱で活躍する技術者集団

自社サービス製品あり
グローバルに活動
カジュアル面談歓迎

企業について

3次元の点群データを活用し、産業や暮らしに新たな仕組みを生み出している株式会社Tengun-label。2020年設立と若い会社ながら、国内の名だたる大企業と取引する技術者集団だ。

代表取締役の岩澤氏は大学院修了後、ソフトウェア開発企業に就職。エンジニアとしてIoTのカーシェア開発やダムコンピュータの制御に携わっていた人物だ。エンジニアとして働いているさなか、あるとき3Dスキャナーの存在を知り、立体物を読み取って生成できる技術に驚いたという。

「大学院時代はニューラルネットワークを専門として、音楽の自動生成技術を研究していました。個人的にも音楽が好きでした。その中で、“技術”と“アート”の融合……つまり、相互作用で作品が出来上がる“インタラクティブアート”のような、新しい可能性を生み出すことに強く関心を持っていました。3Dの技術を駆使して、いつかインタラクティブアートを実現させようと考えるようになります」(岩澤氏)

その後は仲間と起業したり、フリーランスとして活動したりと自身で道を切り開いていく。フリーランスとして活動していた頃、カメラメーカーなどから大規模な仕事を多く任されるようになる。そのタイミングで個人から法人となりTengun-labelを立ち上げたのだ。

「かねてから取引していた企業の代表である萱沼常人が、当社の今の取締役です。私が会社を興すのを見て、一緒にやってみませんかと声をかけてくれたのです。彼は経営者としてビジネス面の見識と行動力を持っている人。そのため経営面をサポートしてもらうことになりました」(岩澤氏)

加えて、Tengun-labelにはもう一人の取締役・石川法史氏がいる。彼は量子コンピュータを扱いながら、大手の証券会社や商社等で長く経験を積んできた人物。「私は思いきり技術畑の人間です。そのため、石川には決算・ファイナンス等の経理・財務等のコーポレート機能を見てもらっています」と岩澤氏は説明する。

経営のプロの萱沼氏、ファイナンスに強い石川氏、そして技術者肌の岩澤氏。3者ともIT業界での経験が豊富ながら、会社経営で大事なトライアングルを組めるチームになれたのだ。

3D空間認識技術をベースに、現在のTengun-labelは二本柱で進んでいる。

1本目の柱は、社会的に広く需要のある産業面だ。取引先企業には、家電やカメラ、産業機械・部品といった国内大手メーカーの名前がずらりと並ぶ。「世界的に有名な大手電機メーカーは当社設立以来一番お付き合いが長いかもしれません。ありがたいことに、定期的に新しいお話をいただいていますね」(岩澤氏)

現在、3D解析のアルゴリズムは学術界で研究が進んでおり、各企業でも注目が集まっている。こうした追い風が吹く中で、Tengun-labelが最新技術を駆使していることは、クライアントから信頼される大きなカギになっているのだろう。

「現在、東京海上日動火災保険株式会社が主催する防災コンソーシアム『CORE』に所属しています。そこで『3D 仮想都市浸水シミュレーションモデル』を開発し、人工衛星データや防災IoTデータを活用できるシステム作りに携わりました」(岩澤氏)

これまで3Dデータ解析を強みにしてきたTengun-labelだが、防災分野でその実力を買われた形だ。この防災コンソーシアムで今後もデータ解析やプラットフォーム作成を支えていくという。

そして岩澤氏がずっと目指してきたインタラクティブアートの分野でも事業を行っている。現在その代表格となっているのが、長い年月をかけて独自開発した球体型インタラクティブアート『sphere-t01』だ。満月のようなフォルムの球体には、特定の地域であらかじめ録音した海の音、生き物の声等が内蔵。さらに、人の動きを認知するディープラーニングも搭載されている。この球体の目の前に来た人の動きに反応して、“音の形”が変わる仕組みだ。

例えば、穏やかな海の波の音は、人の手が細かく動けばリズミカルに、腕をまっすぐ伸ばせば長い長い波の音に。人の動きが球体にも映るため、音はもちろん視覚的にも楽しめそうだ。

実はこの『sphere-t01』、地方創生との関わりが大きい。石川県白山市の白峰地域とのプロジェクトは「空間と人を音で繋げる」がコンセプト。その土地に住む人や訪れた人、そしてそこにある、地域の“音”。「海や風の音、生き物の声……、その土地の音と人々が意識的に関わることで、特別な記憶として残る。人と地域の出会いや、土地への愛着を生み出したかったのです」と岩澤氏は語る。

これまで産業系のデータ解析などで引く手数多だったTengun-label。みるみるうちに繋がりを広げ、かつて目指したアート分野への夢にたどり着いているのだ。今後もこの二本柱を続けていくという。

「国内でもやっと、エンタメやアートにテクノロジーを活かす企業が注目されはじめています。しかし技術面では当社も負ける気はしません。『sphere-t01』の他にも、数年後に向けた大きなプロジェクトが動きはじめています。どんどん挑戦して、テクノロジーの新たな価値を生み出していきます」(岩澤氏)

3D解析を駆使して、ビジネス方面でもアート方面でも活躍の場を広げるTengun-label。技術者としての経験も必要だが、それ以上に「会社と同じビジョンを持って進めるか」がもっとも重要だという。

一言にIT技術者といっても千差万別。まずTengun-labelには、大企業のように研究専門ポジションがあるわけではない。また、3Dや2Dの空間解析を経験した上で、この分野をどんどん極めていきたい人が向いている組織だ。

また岩澤氏は、社内でもう一つ大切にしていることがある。「お客様との円滑なコミュニケーションは意識していますね。一つひとつのプロジェクトでは、多くの方々と関わります。お客様とのミーティングでは、解析の提案や報告をきちんと伝える必要があります。その検証結果に目を向けるべきか、なぜこの結果になったのか、成功させるにはどうすればよいか。提案や分析結果を相手が納得できるように伝え、同じ方向を目指して歩んでもらう……。これはある意味もっとも重要なことです」(岩澤氏)

ここまで読んで、「難しそう……」と思ったかもしれないが、その分やりがいがかなり大きいことも伝えたい。

まず先述した通り、3D解析技術は現在かなり注目を集めている。取引先を見ても分かる通り、今後も業界を問わずニーズが高まるだろう。広い業界でニーズがあるということは、それだけ挑戦できるステージも広いということ。電化製品や精密機械メーカー、防災分野、製造や物流現場等のシステム自動化をはじめ、絶えることなく声がかかるだろう。

そして、産業系ビジネスのほかに、アートやエンターテインメントの分野で“人を楽しませること”にも挑戦できたら……? もはや、できないものはない。この二つを軸にして、業界の壁も産業とアートの壁も越えてチャレンジできる。大企業との共同開発や、社会で話題になるプロジェクトにも携わるチャンスが多く、世の中に出たプロダクトに対して「これは自分が作ったのだ」と胸を張れる機会は多い。

「実は今、まだ社歴の浅い20代のメンバーが人工衛星に関するプロジェクトを引っ張っています。自分の開発したプログラムが、宇宙へ旅立つかもしれない……。私が彼と同い年だった頃、こんなに大きな事業を任されるなんて夢にも思わなかったですね。でもそれが、当社ではできる。早いうちから活躍できることはお約束します」(岩澤氏)

文字通り、Tengun-labelの領域はすでに宇宙レベルだ。社会や暮らしを支えることからインタラクティブアートで人を楽しませることまで、際限なくチャレンジできる同社。このステージに飛び込む価値は存分にありそうだ。

募集している求人

エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(3件)

インタビュー

株式会社Tengun-labelのインタビュー写真
代表取締役  岩澤 秀樹 1982年生まれの香川県出身。大学院では音楽活動に没頭しながら、機械学習分野であるニューラルネットワークを研究。その中で、 “技術”と“アート”を掛け合わせた事業を志しはじめる。さらに、社会人生活の中で3D空間認識技術に深く関心を持ち、自身の得意分野にしていく。フリーランスや別企業の立ち上げを経て、2020年に同社を設立。

── “技術”と“アート”の融合は御社の強みの一つですが、そのきっかけは?

もとから理数系の分野も、音楽などの芸術分野も好きでした。大学時代、ジャズグループでバンドネオンという楽器を演奏していたことがあり、その頃は「この楽器1本で生きていこう」と思うほど熱中していましたね。

そういった音楽好きが高じて、ニューラルネットワークを専門分野にして音楽の自動生成技術を研究していました。AIの力で人の感性に働きかける芸術にもっと可能性を見出せないかとずっと考えていたのです。

私が研究していた頃は、まだAIの価値は認められていませんでした。一時的に期待されては、「やはり役に立たない」と見捨てられるようなことが繰り返されていました... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社Tengun-label

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

IT/Web・通信・インターネット系 > AR/VR/MR

IT/Web・通信・インターネット系 > その他IT/Web・通信・インターネット系

企業の特徴
カジュアル面談歓迎、自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

1000000

売上(3年分)

20225103000000

2021578000000

2020720000000

設立年月

2020年07月

代表者氏名

岩澤 秀樹

事業内容

AIや3次元画像処理をはじめとし様々な3Dセンシング、データ解析に特化した技術者集団。
それが、Tengun-label(点群レーベル)です。

そんな私たちが掲げているテーマは「空間認識技術の社会実装」
私たちが活動するフィールドは先端分野。ときに、前例がない挑戦が待ち受けています。ただ、言い換えれば、自由な発想と飽くなき探究心で切り拓けるフィールドが目の前に広がっているとも言えます。

【仕事例】
・ロボティクスとデジタルツインの統合プロジェクト(自社開発)
・SLAM(センサーを用いた自己位置推定とマッピング)の自社開発
・自律駆動型ロボットのアルゴリズム開発
・大手エンタメ企業の姿勢解析を用いたアプリケーション開発
・人工衛星の姿勢制御アルゴリズム開発
・3D都市データを用いた浸水シミュレーション
・AI3D解析技術を用いたメディアアート作品の制作及び展示

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

岩澤 秀樹 萱沼 常人 石川 法史

主要取引先

・株式会社資生堂 ・東京海上日動火災保険株式会社 ・パナソニック株式会社 ・旭化成株式会社 ・株式会社日経リサーチ ・株式会社キーエンス ・株式会社ユニオン ・東京都 ・日本大学 ・日本女子大学 ・日本精工株式会社

従業員数

4人

平均年齢

33歳

本社住所

〒160-0023 東京都新宿区新宿5-15-14 INBOUND LEAGUE 603号室

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岩澤 秀樹
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