株式会社Cake.jp

Cake.jpは「スイーツで心の温度を上げる」というミッションのもと、スイーツ総合商社構想を掲げ、3つの事業を展開している。


●EC事業：誕生日やギフトに特化したスイーツ通販。1,800社以上の和洋菓子店と提携し、8,000種以上の商品を提供。

●ブランド事業：駅・空港・百貨店などでの土産菓子展開。絵本やアニメなどのIPコラボ商品を常設・催事・海外へ拡張。

●店舗DX事業：加盟スイーツ店向けに、金融（ファクタリング・早期払い）、物流、原料調達、M&A支援などのソリューションを提供。

「EC事業」
誕生日ケーキをはじめ、写真ケーキやキャラクター（IP）との公式コラボケーキ等、ハレの日を盛り上げるスペシャルなホールケーキ・スイーツが充実していること。このワクワクするようなラインナップは、『Cake.jp』ならではのものだ。

Cake.jpは約1,800店が加盟するマーケットプレイスで、200万人の会員を抱える（いずれも2025年10月現在）。限られた商圏では買う人が限られ、売る商品も定番ケーキ中心にならざるを得ないが、『Cake.jp』の規模になれば、ユーザーは選択肢が増え、商機が拡大する加盟店もチャレンジングな商品を提供できる。さらに、注文と配送は『Cake.jp』が管理してくれる。

「ブランド事業」
羽田空港や東京駅といった一等地での展開を皮切りに、全国主要都市や海外へと急成長している。
「絵本クッキー缶」「ベイクショートケーキ トーキョー」など話題性のあるヒット商品を次々と仕掛けており、事業の柱として急拡大中。

「DX事業」。
物流や原材料販売といった“業界の基盤”を支える新サービスを次々と立ち上げ、EC・卸と連携しながら「つくる・売る・届ける・資金を回す」を一気通貫で支援する中核事業。

スイーツ業界をアップデートし、既存の価値にリスペクトを払いながら「スイーツ版総合商社」として仕組みそのものを進化させていきます。

ECも、リアルも、DXも。toCもtoBも、全部やる。
テクノロジーで効率化や仕組みを整えると同時に、スイーツそのものを突き詰め、自分たちが本気で食べたい、誰かに贈りたいと思えるものを多くの人に届けていきます。

120%本気で事業に向き合い、腰を据えて「本当に強い事業」をつくる。

僕たちは、この業界をアップデートしていきます。
共に挑戦し、共にスイーツの未来をつくりましょう。

目指す世界観は「ハッピートライアングル」と髙橋氏は言う。『Cake.jp』をプラットフォームとして、ユーザーに感動を提供し、加盟店に利益を提供する。既にベースはできている。

菓子業界の仕組みをアップデートしていくことで菓子企業の生産性を高めて、
ユーザー・菓子店・Cake.jp、みんなハッピー三方よしの「ハッピートライアングル」な
世界を実現する。

誕生日ケーキ等の特別なケーキから手土産品、自分へのご褒美需要等へと領域も広げつつある。さらに進めるには、もっと『Cake.jp』の認知度を上げる必要がある。YouTuberとのタイアップ、SNS、リアル店舗への進出といった様々な施策も打ち出している。駅ビルや百貨店等のリアルなチャネルにも露出することで認知度を上げ、ECへの還流を狙う。

この展望を実現するために、新たな仲間が必要だ。「ケーキ」はマジックワードだ。社内はこの言葉に魅かれた「いい人」が多い。だが、ゼロから事業をつくってきた人達だけに、芯は強い。これから入る人にも、課題を乗り越える力を求めている。

髙橋氏は言う。「スイーツの世界は、市場規模は大きいですが、保守的で何十年と変わっていません。市場を変えようとガツガツやっているのは僕らぐらいですね。業界のマーケットリーダーになるポテンシャルは高いです。でも、その過程ではいろいろな課題が出てきます。成長痛のようなものは多々ありますが、それを一緒に乗り越え、高い山を登りたいと思っています」

ITの会社ながらリアルも扱う手触り感に、さらなるスケールを目指すフェーズも面白い。様々な魅力に溢れた会社だ。