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インタビュー画像代表取締役 開発エンジニア 的場 一峰氏 アプリ開発からインフラまで、全てを一人でこなしてしまう、スーパーフルスタックエンジニア。大学卒業後、ITシステム事業を手掛ける会社の研究所に入り、ファイヤーウォールやネットワーク仮想化等の研究・開発に従事。2005年、仕事と並行する形で『ヤマレコ』の運営を開始。ユーザー数が増えて、サービスとして軌道に乗った2013年、会社を辞めて起業。2015年に松本市に移住。会社も現在の本社に移転した。

仕事をする上で、大切にしていることは?

新しい技術が出てくると、とりあえず飛び付きます。分からないまま、最新デバイスを触っていると、ヒラメキが起きることもあります。世の中、何が当たるかは分からないですが、最新技術にキャッチアップしておくことで、チャンスが来た時に対応できます。Apple Watchの時も、たまたまAppleのWWDCというイベントに申し込んだら、抽選で参加券が当たりました。せっかく当選したのだからと作ったApple Watchのアプリが、改良を経て現在のプロダクトになりました。 もう一つは、ユーザー目線を忘れないことです。技術好きなエンジニアにありがちなのが、テクノロジードリブンでサービスやプロダクトを作って、ユーザーが付いてこないパターン。エンジニアが技術的に満足するだけでなく、ユーザーの使い勝手等も考えなければなりません。せっかく作っても使ってもらえないと意味がないですからね。

エンジニアへメッセージをお願いします。

どんどん新しい技術に触れて、山の業界にテクノロジーを持ち込みたいです。新しい技術を取り込んだら登山体験は劇的に変わると考えています。昔は山岳会で先達の人に教わっていたことが、スマホが全て教えてくれる時代になります。登山の現場で気象条件をリアルタイムで届けることで、危険を回避できますし、山に咲いている花をカメラで撮影すればスマホが情報を教えてくれると登山がより楽しくなります。どれも最新のテクノロジーを活用すれば、作れる機能です。 山登りの安全対策でも、登山体験のアップデートでもやれること・やりたいことが山ほどあります。まだ『ヤマレコ』では、遭難防止しかやっていませんが、可能性は沢山あります。登山体験をアップデートしていくのは、楽しみでしかないです。登山×ITは可能性の塊です。一緒に登山体験をアップデートするエンジニアを募集しています!

Webサービス『ヤマレコ』を開発したきっかけは?

『ヤマレコ』の原型を開発したのは2004年。まだITシステム事業を手掛ける会社に在籍していた頃です。当時所属していた山岳会で使うシステム「カモレコ」として誕生しました。山岳会は、登山のやり方や技術を継承する組織。「カモレコ」に登山記録をアップすれば、会の偉い人がアドバイスをくれる仕組みでした。経験の浅い人が難易度の高い登山にチャレンジするのは危険。山岳会の経験豊富な先輩が同行してくれたり、助言してくれたりするのですが、そうやって登山のやり方を教育するのをサポートするシステムを作ったのが全ての始まりです。山岳会だけのシステムにしておくのがもったいなくて、Webサービス『ヤマレコ』としてリリースしました。 会社在籍中に、社内の留学制度を使ってアメリカ・カリフォルニア州にある大学に1年間留学。端末と端末を匿名化したネットワークで繋ぎ、モバイルアプリでセキュアにメッセージのやり取りをする、中央集権的なシステムではなく分散型のメッセージングシステム、今でいう「ブロックチェーン」のような技術の研究に携わりました。帰国後、副業で手掛けていた『ヤマレコ』のサービスが軌道に乗り始め、競合他社も登場したことで『ヤマレコ』を本業にすることに。研究職を続けるか『ヤマレコ』を本業にするか、ずいぶん悩みました。研究は誰でもできますが、『ヤマレコ』の開発は自分しかできないと思い、会社を辞めて会社を設立。『ヤマレコ』の開発に本腰を入れ始めました。

株式会社ヤマレコを設立したのはなぜですか?

『ヤマレコ』運営の最初の8年間は、副業として空いた時間で開発を進めていました。通勤電車の中で開発し、会社の昼休みにも開発し、土日もマンガ喫茶等にこもって終日開発をしていました。研究職と違ってユーザーがいる、コンシューマー向けのサービス開発は楽しいです。 起業したのは2013年。 起業した時点では、今のようにスマホアプリもなく、登山の計画と記録ができるWebサイトしかありませんでした。そこから、新しい機能をつくり、スマホアプリを開発しました。全て私一人で開発したので大変でした。 登山アプリは、当社が開拓してきたジャンルだと自負しています。山の業界はIT化が大きく遅れていました。山の業界にITテクノロジーを活用すればこれだけ便利になるというのを、示せているかなと思っています。 一部のニッチな人に限られますが、喜んで使ってもらっているのと、モノづくりが好きなのでコツコツとサービスを磨き上げてきました。サービス立ち上げ当初は、副業だから続けられたのだと思います。趣味の延長なので利益が上がらなくても問題ありませんでした。起業した後は、妻をはじめ、事業を手伝ってくれるメンバーも徐々に増え、緩やかにですが事業は拡大してきました。

的場代表の登山歴は?

大学の時に「ワンダーフォーゲル部」に入ったのが登山との出会いです。ワンダーフォーゲル部では、登山・サイクリング・キャンプ等「アウトドア全般」の活動をしていました。私が所属していたワンダーフォーゲル部は、冬山には登らず、夏は北海道やアルプスに遠征してテント生活をしていました。 社会人になってからも登山を続けました。同僚と冬山に登った時、遭難しかけて死ぬ思いをしました。そこで、登山の基本を学ぶため、社会人の山岳会に所属しました。当時はネットの情報がなく、本や雑誌で知識は付けていたものの、経験が足りませんでした。山岳会に所属すれば、先輩があれこれと教えてくれます。 登山は楽しみ方が人によって違います。自然の景観を楽しむ登山もあれば、自然の厳しさを体感するために登山する人もいます。私はハードな登山が好きです。大雨が降っている中、山に登るのが楽しいです。“非日常”が味わえます。万全の安全対策をした上でスリルを楽しめます。

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