代表取締役 安田 晋氏

経営者として大事にしていることは？

常に前向きに決定できる社長でいたいと思っています。これはアード・ソシヨという社名の由来にも繋がるんです。 アード・ソシヨは造語です。「アード」とはラテン語で「熱烈」とか「情熱的」といった意味で、「ソシヨ」は日本語の「そうしよう」をもじっています。前向きに「そうしよう！」と決断できる会社でありたいという思いを、社名に込めたんです。飲み屋で必死に考えたんです。 何事も決めないと進んでいきませんよね。決めて、決めて、決めて、決めて、どんどん前に進んでいく。そういう会社、そういう自分でありたいと思っています。

座右の銘を教えてください

会社員として働いている時は、「大丈夫、勇飛せよ」という気持ちを常に胸に抱いていました。これは中国の言葉で、「大丈夫」は志を抱いた人のことで、「志を抱いたのであればうじうじしないでやろう！」という意味なんです。思ってもなかなか上手くいかないもどかしさがあったからこそ、そうやって自分を鼓舞していました。経営者になってからは、特に思い付かないですね。 私が尊敬する経営者は、アード・ソシヨを立ち上げて最初に一緒に仕事をした会社の田中社長という方です。とにかく仕事に対して真剣で、何事にも情熱的で、熱い方。すごい苦労をされた分、人を大切にする方で、社員をいつも大事にされている。私が新米の経営者の頃にあらゆることを教えていただき、今でもお世話になっています。私自身の経営者としての人生のベースを作っていただいた方です。

趣味や、最近ハマっていることは？

振り返ると、その時々に興味のあることには何でも挑戦するタイプで、色んなことをやってきたなあと思います。特に、大学時代は合唱団に所属していて、前に出るのが好きなものですから、指揮者をやっていました。勉強よりも音楽に打ち込んだ学生時代でした。 50歳を過ぎてからは、ヨットを始めました。これが最近の休日の息抜きにもなっていますね。自ら購入したヨット「アード・ソシヨ号」を浦賀のアリーナに置いていて、社員も誘って乗りに行くのが楽しいんです。海に出るのは最高です。 あとは、社内の軽音楽部に入り、バンドを組んでエレキギターを担当しています。私は下手なんですけどね。次の社内イベントでライブをする予定です。メンバー募集中なので、興味のある方は是非お待ちしています。

普段、職場ではどんな社長なのですか？

自分でいうのも何ですが、社員との距離は近い方だと思います。私はイベントが大好きで、みんなで色んなことをやりたいといつも思っているんです。これまでだと、みんなでゴーカートに乗りに行ったり、ダーツバーに行ったり、サバゲーをしたり。もちろん泊まりで行くこともあります。 これはこだわりなんですが、イベントは全て「業務扱い」にして、休日出勤手当を出して参加してもらっているんです。「これは仕事じゃないから行かないでいいですよね？」みたいな線引きが嫌で、それなら仕事と割り切って、みんなで会社のお金でとことん楽しもうという考え方ですね。なんだかんだでみんな参加してくれて、「楽しかったね！」と帰ってくるんです。 よく飲み会で「語る社長さん」がいますが、私はそういうのはありません。基本的に聞き役なのと、飲み会はリラックスして楽しくコミュニケーションを取る場だと考えていて、だから気楽に楽しんでほしいなあと思っているんですよ。

どんな人と働きたいですか？

誰しも、技術者を志した時は「いいものを作って人の役に立ちたい」「人に誇れる仕事をしたい」と思っていたはず。でも、色々な現場を経験する中で擦れてきて、その気持ちはどこかに行ってしまう。だからこそ、技術者としての原点に戻りたい人にうちに来てほしいし、そういう人と一緒に働きたいと思っています。 力を発揮したいのにできないとか、いっぱい悩みがあってどうしようと思っているとか、違う現場に行って大きなことを要求されたらどうしようとか、いろんな不安や悩みに押しつぶされて諦めてしまう前に、一度、うちに来てほしいです。 当社には、一度は技術者を諦めて別の業界に転職したけど、システム開発がやりたいからと戻ってきた人も沢山います。生き生きと働ける環境があります。 うちでは面接ではなく「面談」といっていて、評価するとかしないとかではなく、「お互いに話しましょう」というスタンスで会えればと思っています。恐れたり怖がったりせず、気軽に話しに来てくれたら嬉しいです。