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インタビュー画像代表取締役社長・西島本 周氏 1990年9月生。大阪府富田林市出身。2014年3月、同志社大学理工学部を卒業。在学中、フィリピンに半年間語学留学。新卒でヘッドハンティング事業を手掛ける会社に入社後、ヘッドハンティング事業部新規開拓営業に配属。のべ1,500名の経営者に営業。2018年10月、大阪のITベンチャーに営業部長として転職。2020年4月、取締役副社長 永嶋航氏と共に営業製作所株式会社(旧:セールスバンク株式会社)設立。仕事以外の楽しみは二人の子供と遊ぶか、ChatGPTと会話すること。

創業時の想いをお話しください。

父は、歯科技工士という歯を作る仕事をしており、私が小学5年生の時に独立しました。 所謂モノづくりの会社です。毎朝早くから終電まで仕事に没頭している父の姿がカッコよく、小学生の時には経営者になるということが自分の目標になっていました。 大学の進路選びやフィリピンへの留学、新卒時の就職活動等、常に起業を意識して行動してきました。フィリピン留学では、日本人も海外の人も変わらないということが分かりましたし、韓国人の親友もでき、留学に来ていた沢山の経営者達と出会って世界が広がり、海外で事業をするのもハードルは高くないと確信しました。 ただ、就職した時に、30歳までに起業したいという目標は立てましたが、計画的だったかというとそうでもありません。実際、30歳で起業はしましたが、そう思っていたら、その通りになっていたという感覚です。 起業を決断できたのは、起業前に勤めていたITベンチャーで自信が持てたことが要因です。1年で1億の事業が作れたこと、そしてその過程で、学生インターンをゼロから育成して成果を上げる経験ができたことで、これでやっていけると思いました。 当時、私は大阪、副社長の永嶋は東京に住んでいました。ある日、電話で話していた時に、そろそろ起業しようと思うという話をしたら、「一緒にやろう」と言ってもらえました。そこから毎日、どんな事業にしようかと電話で話し合いましたが、その時に考えていたことは営業・マーケティングという領域で何かやろうということだけでした。そしてセールスのオンライン研修や、コンサルティング、IT企業の営業代行等、色々試して製造業に特化したマッチングサービスにたどり着きました。 マッチングは詰まる所、『誰に』✖️『何を』です。様々な商材を担いで、泥臭い営業を工夫してきた経験から生み出されたマーケティング力は、どの会社にも負けない自信があります。

製造業に着目した経緯をお話しください。

創業から9カ月ぐらい経ったタイミングで、たまたま紹介を受けて、年商4億円の製造業への支援が始まったことがきっかけです。その頃、IT企業の営業代行をやっていたので、試しに支援すると、あっという間に成果に繋がりました。 結局、1年間で売上が2,000万円に上がりましたが、「なんでこんなに製造業のマーケティング活動は成果が出るのだろうか」と疑問が湧いて、製造業の支援を増やしてみたら謎が解けました。 なぜかというと、発注者側も良い取引先を常に探しているという実態があったのです。要するに、発注者側も受注者側も、お互いに受身なのです。発注者側は、多重下請け構造の中、値段が高くなっているから、少しでも安くしたいのに、技術に詳しくないため、どこに出せば良いか分からない。そこに、ニーズにぴったりの町工場が営業をかけたら「めっちゃ安いやん」と喜んでくれます。方や町工場の方は、中抜きがないので「こんな価格で買ってくれるのか」と驚くという現象が起きます。受注率も高いですし、我々としては役に立っていると実感が持てます。それでそれまでのビジネスは全部止めて、一気に製造業に振り切りました。

“核心を突くサービスで革新を”という経営理念にたどり着いた経緯をお話しください。

“核心を突くサービスで革新を”という経営理念を掲げ始めたのはちょうど『Eigyo Engine』をスタートした頃です。それまでは、異なるビジョンを掲げていましたが、前職の成功事例に固執していたようなところがあったので変えようと思いました。ビジネスもそれなりに上手くいっていましたが、どうも納得いくものになっていきませんでした。 そこで考えたのは、何をやりたいかではなく、何をやりたくないかです。常々思っていたことですが、メディアの露出が多い経営者の会社を帝国データバンクで調べてみると、全く儲かっていないなんていうことが沢山あります。動画サイトで100万回再生等という一方で、会社は赤字で潰れてしまうという事例もありました。そういうのは、我々がやりたいことではないなと思いました。 ちょうどその頃に、センサーメーカーとして有名な会社の創業メンバーの方と話をする機会があって、非効率の効率化という言葉を教えていただきました。本当に価値あるものは、もっと地味でメディアには出てこない。お客様の悩みに、ひたむきに耳を傾けて、事業を作っていくことに価値があるという話でした。 そういう話に感銘を受けつつ、二人で話している中で、“核心を突く”という言葉が浮かびました。本当の意味で役に立てる。そして支援先の経営にインパクトを与えられればという想いで“革新”という言葉を付け加えました。 よく「資金調達に成功」なんて、派手なリリースを出しているスタートアップがありますが、そもそも、そんなに大きく見せる必要はないと思います。色々なサービスのマーケティング支援をしてきましたが、必要とされていないサービスも多すぎます。別に資金調達しなくてもやっていけますし、地味に真面目にお客様に向き合っている方が、結果的に役に立つサービスを作れている実感はあります。

海外進出についてどのような展開をお考えですか。

海外は日本の技術を売り込むマーケットとして考えています。特にアメリカとドイツです。顧問の方に聞いても、お客様に聞いても、そう言われます。要は高付加価値なものを求めているところに、日本の町工場の優れた技術を売り込むということを想定しています。 やはり日本の技術は、すごいところはすごいですよ。そういう優れた技術を持っている町工場が、国内では付加価値の低い、安い仕事をしているケースは少なくありません。それが海外にいって、高い値段で契約が取れれば、その町工場は儲かります。儲かればそこで働く技術者の給料が上がりますので、優れた技術者が残り、技術も残ります。そこに我々のビジネスにも商機もあると考えています。 もちろん、量産品は海外の方が安いのは決まっています。ですから、そこは戻ってきませんし、戻る必要もないと思っています。ただ、高付加価値のもので、小ロットから中ロットのものは違います。そこが日本の製造業が得意とするところですし、MADE in JAPANでなければ駄目なものも確実に残っています。そういった技術の需要を増やしていくには、やはり、こちらから売り込んでいく必要があります。 今、中国も人件費が高くなって、日本の方が却って安いぐらいです。結果として高品質なものが低価格で作れるようになっています。金型製作も未だに日本の方が品質は高いのに、中国よりも安い。理論上、営業さえすれば売れるはずです。

社員の方にはどのような成長をしてほしいと考えておられますか。

是非、殻を破ってほしいですね。今までできなかったことができるようになる楽しさ。そこに快感を覚え、挑戦を肯定できる大人になってほしいと考えています。それを感じられない人生がいかにつまらないものか。20代のうちに、どれだけそういう経験を積めるかが、30代、40代を決定付けると思っています。 投資の神様ウォーレン・バフェットは、最も効率の良い投資は自己投資であると述べています。それに照らして言えば、最も大事な投資期間は20代です。その投資期間に何をすべきか。その時期に、自分が今まで越えられなかった壁を、高速で越えていかなければ、世の中から必要とされていない人になってしまいます。 弊社の仕事は、誰に何を言えばどうなるかという仮説と検証を繰り返す仕事です。それは自社の営業でもそうですし、お客様の支援でも同様です。ここで、泥臭く頑張っていければ、最終的に、本当の意味でのマーケティング力が身に付きます。しかも日本のGDPの20%を占める製造業のことを知れれば、色々なことができます。 我々はこれから沢山の商材を作ります。その事業を作る楽しみも身にしみて実感していただけるでしょう。泥臭い仕事をしながらも、自己の成長を実感できる。そして、少しは日本の役に立っていることも実感できる。そういう仕事でワクワクできる感性がある人にとっては、弊社ほど良い環境はありません。誰かのために役立とうと思えば、自分が強くなる必要があります。弊社で働く人には、本当の意味で世の中の役に立てる大人に育ってほしいです。

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