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インタビュー画像三日月 睦 新規事業企画部 部長 1996年3月、コンピュータ系の専門学校を卒業し、新卒でデジタル総合印刷株式会社に組織改編される前の日写技研に入社。 DTP制作に携わった後、プログラムとDTPを融合したプログラム組み版の開発プロジェクト推進に携わる。その後、開発課でコーディネーターとして顧客対応に従事。さらに、人事部、経営管理部、営業部、資材部など、社内の各部署を横断的に経験。 2018年から現職に就き、DXを始めとする事業開発に携わる。

御社の印刷会社としての強みをお話しください。

“デジタルさんになら任せられる”。お客様からそう思っていただけるような付加価値をつけたサービスを心がけてきたことが、弊社の1つの武器です。 その1つが、お客様相当の業務知識を身につけることです。例えば弊社は試薬メーカー様との取引がありますが、試薬系のカタログなどのように分厚い本になりますと、文字校正も大変な作業になります。保険会社のしおりや約款なども、細かいうえに、情報がものすごい量になります。そういった案件ではお客様のところで誤字脱字が見逃されて、校正紙が返ってくることも珍しくありません。そこで間違いを見つけて指摘をしてあげることで、お客様からは安心してお任せいただけるようになるのです。そのためにはお客様同等レベルの商品情報や業務知識を学ばなければいけません。 現在、印刷機や製本機、イメージセッターといった機械を一切持たない中でも、印刷会社として体をなせているのは、フロントの部分でそういう仕事を積み重ねてきた結果です。

御社は印刷会社の中でも、デジタル化にもいち早く取り組んで来た会社ですね。

それも1つの武器です。80年代には何億円もする大型汎用機を導入し、社内に開発部隊をおいて、自動組版やページネーションの作成などを自動化するシステムをたくさん作っていました。そういったデジタル化を進めることで、80年代はビジネス的にも大成功を収めました。当時、そのような領域に着手していた印刷会社は極めて少なかったはずです。 その成功体験がありましたので、その後も、ITやデジタルの領域には積極的な投資を行ってきました。90年代に入ってからは、マッキントッシュやパーソナルコンピュータなど、1台100万円も200万円もするパソコンに大胆な投資を行っていました。その先行投資がしっかり刈り取れて、その後、印刷業界全体が不景気な時期も、前を向いて歩いてくることが出来ました。インターネットが普及して、現在は社会全体でペーパーレス化が加速していますが、ペーパーの必要性を理解できるからこそのDX事業でしっかり収益をとれているため、非常に安定した経営を維持できています。

御社は『座標鳥』以外にも、様々なWEBサービスを開発されていますね。

現在お客様にご案内しているプロダクトの約8割は、既存のお客様にお求めいただき、牽引していただいて開発したもので、残りの約2割は自社で企画して開発したプロダクトです。これらのサービスは最近になって作ったものではなく、過去10年ぐらいの期間でコツコツと開発してきたものの中から、色あせていないものだけを並べて販売しています。 このような自社プロダクトの多くは、大きな収益を産んではいませんが、新しいお客様との取引をスタートする「気づく事」のフックになっています。例えば展示会などで、音楽をかけながら、CGを使ったデモンストレーションをして興味を持っていただく。そこでデジタル総合印刷の存在を認識して興味を持ってもらえれば繋がりが生まれます。一旦繋がりができれば、様々な提案ができるようになります。 弊社はそういったライトなサービスを作って、それをフックにして新規顧客を増やしていくというビジネスは比較的得意な方だと思います。

今後、DX事業としてはどのような展開を考えておられますか。

印刷事業、DX事業、いずれの事業にとっても、経営資源がお客様であることは間違いありません。特に弊社は国内の名だたる大企業と直接お仕事をさせていただいています。顧客リストにはエネルギー関連の会社、製造メーカーなど、驚くようなビッグネームがずらりと並んでいます。また自己資本比率は70%、と盤石な経営状況であると自負しております。DX事業に関してはさらに、80年代以降積み重ねてきたデジタル化、WEB化のノウハウがあります。今後、DX事業では、これらの経営資源を組み合わせて、これまで以上にアグレッシブな展開をしていきたいと思っています。 そのためには組織自体が変わる必要があります。アグレッシブ、かつアクティブに、攻めの姿勢を保てるようなIT企業を目指していきたいと考えています。これまでは受託思想で、お客様ありきの開発を中心に手掛けてきましたが、これからは自社でゼロから企画して、自分たちのアイデアを形にしながら、ビジネスを作り上げていきたいと考えています。エンジニア、クリエーターを積極的に採用し、これからの事業展開に備えているところです。

求める人物像をお話しください。

これから採用したいのは、内に入らず、自ら一歩外に出ていこうという気概を持った人材です。今後も、お客様から受託した仕事を粛々とやっていくことは続けなければいけませんが、その一方では、良いお客さんがたくさんして、投資する余力や、ノウハウもあります。アイデアと企画次第でいくらでもビジネスを発展させることができますので、ぜひ攻めの姿勢で道をひらくような方がいれば、積極的に採用していきたいです。 もちろん、表に出て人と接点を持つことが苦手でも、プログラマーとしてなら自身があるというスペシャリストにもご活躍いただける舞台は揃っています。 90年代に大型汎用機からオープン系へ移行してから、30年ぐらい経とうとして、社内のシステム環境も大きく変化しましたが、土台を作った技術者の方々は今も社内で事業の先頭に立っています。そういった先人たちのノウハウを引き継ぎながら、さらに新しい景色を一緒に見たいと思います。

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