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株式会社MIC

  • IT/Web・通信・インターネット系

右肩上がりの「リユース業界」にシステムをマッチングさせ、チャンスを形にするやりがい

企業について

リユース品の流通に特化したシステム開発事業を展開する株式会社MIC(エムアイシー)。1989年に設立された同社の歴史は、中古自動車のオークション会場向けのシステム構築という、いわばニッチなニーズに寄り添う形の事業から始まった。当時はまだインターネットが一般化しておらず、個人向けのPCもほとんど普及していなかった時代。その状況の中、業界企業からの要望に応じた業務システム、オークションへの遠隔参加を実現するシステム等、同社はクライアント企業から求められる機能を搭載したシステムを手掛けてきた。同社の取締役副社長・浜野陽介氏は、自社の事業展開について次のように振り返っている。

「設立から約10年間という期間において、中古車のオークションという限定された業界での認知度を上げながら、お取引先を増やし、事業を展開してきました。ここ10年の動きとしては、その限定的な業界だけではなく、自動車以外のリユース商材を扱う業界に向けた開発案件も手掛けながら、システム会社としての発展を目指してきたということになります」(浜野氏)。

同社が新たなターゲットとしたのは、オートバイや建機、ブランドグッズといったリユース品を取り扱うビジネスを展開する業界。その取引市場が確立し、オークションという商習慣を軸に展開されている別のフィールドにも進出し、自社の開発ノウハウを発揮しながら事業を進化させてきたということだ。ここ数年で、コンシューマー同士の商取引を媒介するサービス、いわゆるオークションサイトの利用が活発化しているが、そうしたCtoCサイトではなく、あくまでも業者間取引を支援するBtoBのシステム構築に特化しているという部分に、同社の大きな特徴があると言えるだろう。

「当社のようにBtoBのオークションシステムに特化した開発企業は、それほど多く存在しませんし、30年以上の歴史の中で培った“業務知識”が当社の競合優位性を実現していると考えています。システムに必要な仕組み、これまでのシステム進化の経緯を踏まえた仕様を、オークションという業務を徹底的に理解した上で実装できるのが、当社の大きな強みになっているんです」(浜野氏)。

数少ない競合他社の中でも、豊富な業務知識と構築ノウハウを発揮しながら業界企業に満足度の高いシステム環境を提供してきた同社。その実績が信頼を生み、リユースオークションに参画する企業から新たな案件依頼を請けることも増加してきているという。また、従来はオンプレミス型が主流となっていた業界のシステムにクラウド技術を導入し、Webベースの運用提案等の新たな動きを始めていることも、同社の近年の特徴的な取り組みだと、浜野氏は語っている。

現在は、オークション会場の運営者やオークション主催者のほか、リユース品販売店等、オークションの参加者が同社のクライアントとなっているが、その半数以上が中古自動車に関連する企業・業者だという。今後に向けた自社の取り組みについて、新たな技術の導入による業界のシステム進化に取り組んでいると語る浜野氏は、その取り組みに加え、より幅広い業界への展開も進めたいと考えている。

「自動車の業界においては、電気自動車の普及やカーシェアの一般化等、様々な変化が起こっています。所有形態はもちろん、海外ではネット販売を開始するメーカーも登場する等、ユーザーの購入・使用・下取りといった一連の行動にも変化が表れるはずで、その変化はオークション業界にも影響を及ぼすでしょう。この先約10年間で大変革が起こると予測されているわけですが、当社の事業に関してもその収益の軸がどのように変化するか、全く予想できない状況にあると言えます」(浜野氏)。

その“予想できない状況”に向け、オークション業界での実績を発展させた新たなビジネス展開を目指すのが、同社の今後の事業ビジョンということになるのだろう。リユース品に関しては、消費者が所有する商材を業者が買い取り、オークションで別の業者が仕入れを行い、その先の消費者が購入するというサイクルがあるわけだが、同社はそのサイクルに関わる業者のビジネスをサポートできる。その状況の中で、同社はエンジニアの人員強化を図っているわけだが、その業務にある面白味について、同社の開発業務をマネジメントする取締役・黒川洋平氏は次のように語っている。

「現在は、当社の独自製品とも言えるパッケージシステムへのニーズが高いのですが、その導入やカスタマイズという業務においてはまだまだ効率化できる部分があり、それが課題となっています。その中で当社のエンジニアとしてお迎えする方には、まずは知識を得ていただいた上でパッケージ関連の作業をしていただきますが、業務の枠にとらわれず幅広いニーズに対応した業務も担当していただきたいと考えています。例えば、オークション関連企業様の社内システム開発等、様々な引き合いに対応できるという面白味を感じていただけるのではないでしょうか」(黒川氏)。

現在は15名の体制となっている同社においては、開発に取り組むエンジニアはプログラミング業務だけではなく、プロジェクト自体をマネジメントする役割を担うことになると、黒川氏は語っている。

「単にプログラムを組む、仕様書を作成するといった業務に限定されることなく、お客様とダイレクトにコミュニケーションを取りながら案件自体をまとめる、という役割も担っていただきたいと思っています。お客様からの要望を理解し、制作に関するマネジメントを行うといった業務になるわけなので、プロジェクト管理者へのステップアップを目指す方にはマッチする環境なのではないでしょうか」(黒川氏)。

開発案件に関する一部分だけではなく、少数の体制で一人ひとりが全ての業務領域を理解しながらプロジェクトを進行する。そんな役割を担う同社のエンジニア達は、入社後すぐにクライアントと折衝を行う重要なポジションを任されることもあるという。その業務環境の中では、自社にある開放的な雰囲気、役職を問わず気軽に会話ができる空気感が何よりも助けになるというのが、浜野氏の考えだ。

「早い段階で第一線に立ってもらう場合、最も大切なのは“分からないこと”を素直に質問できるかどうか。実際に当社では、風通しのいい社風の中でコミュニケーション能力を発揮している人材が成長していますし、自身が知識として持っていないものに関しては“何が分からなくて、誰にどう聞けば良いか”を判断できるエンジニアが頭角を現しています。そうしたコミュニケーションができることでお客様からの信頼も得られますので、現場に出て業務を覚えながら、先輩社員のサポートを受けながら活発に議論し、アイデアを発揮しながら成果を出していってほしいと思っています」(浜野氏)。

浜野氏によれば、まだまだ“泥臭さ”が残るリユース業界においては、クライアントとの会話を楽しみながらデジタル化による変化を促すことで、新たな収益モデルを確立する余地が残っているという。そんなチャンス溢れる業界への挑戦を勧める浜野氏に、最後に転職者に向けたメッセージを送ってもらった。

「リユース業界は、日本国内の産業としては数少ない、右肩上がりの成長を続けている業界です。一方で、まだシステム化されていない部分が数多く残っている業界でもあり、アナログによって多くのやり取りが行われているという側面もありますので、その部分に変革を起こすことで色々なビジネスチャンスが出てくると思います。リユースの取引とシステムを掛け合わせたマッチングには無限の可能性があると思いますので、ご自身の考えをもとにした提案をしていただきながら、大きなやりがいのある仕事に取り組んでみてほしいですね」(浜野氏)。

募集している求人

エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(1件)

企業情報

会社名

株式会社MIC

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

資本金

3000万円

設立年月

1989年11月

代表者氏名

代表取締役 浜野 哲美

事業内容

オークションシステム開発・運営
走行管理システム開発・運用
中古品販売支援システムの開発
通信販売事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

17人

本社住所

東京都千代田区神田駿河台2-5-7 村田ビルディング6階

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