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SBペイメントサービス株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 金融・保険系

取扱高が年間4兆円を超える決済インフラでは「運用エンジニア」がキーパーソンになる。

企業について

SBペイメントサービス株式会社(ソフトバンクグループ)は、EC事業を手掛ける法人向けに、様々な決済手段の一括導入を提案する決済代行会社である。同社はECやネットショップに欠かすことのできないクレジットカード決済等の「オンライン決済サービス」に加え、店舗や訪問販売等の対面販売でクレジットカード決済・電子マネー・QRコード決済を利用できる「店舗向け決済サービス」を提供している。オンライン処理件数は月平均10,351万件、クレジットカードの与信処理速度は1件当たり1~2秒。年間の取扱高は4兆347億円(2020年度実績)に及ぶ。これほどの大規模トランザクションを処理する高度な決済システムは、決済代行業界で類を見ないインフラである。ふるさと納税関連、電子書籍、オンラインゲーム、プロ野球、映画、新聞等の顧客から絶大な信頼を寄せられている。

決済システムは、決済が発生するビジネスを行っていれば業界に関係なく必要とされるという性質を持つ。そのため、2020年以降のコロナ禍にあっても同社の業績は好調だ。むしろコロナ禍ではキャッシュレス決済が進んだこともあり、例えばデリバリー業界等への導入は加速しているという。今後はShopify等、各カートベンダーとの提携によって、オンライン決済を必要とする個人事業主へのシステム導入も進める予定だ。

改めて同社の強みを整理しよう。まず、「アクワイアラー」として国際ブランドメンバーとしてのポジションを確立している点である。アクワイアラーとは、国際ブランドからライセンスを取得し、クレジットカードやプリペイドカード等を受け付ける加盟店の開拓、審査、管理をする機関のこと。同社ではVisa、Mastercard、UnionPay(銀聯)の国際ブランドライセンスを取得し、顧客及び他の決済代行会社の包括加盟店審査を行っている。自社でのアクワイアリングにより、決済システムを短期間で導入できるという強みを持つ。

また、ソフトバンクグループの一員であることもメリットだ。グループ各社が顧客へのビジネス提案を行う中で決済領域が発生すれば、同社に白羽の矢が立つ。プロジェクトへの参画や、顧客の紹介によって、同社のビジネスチャンスが広がっていくという流れだ。反対に、同社からグループ各社にプロジェクトを持ち掛けて協業を行う流れももちろんある。このソフトバンクグループならではのメリットを、エンジニアの側から見るとどうなるかを紹介しよう。

ソフトバンクグループは、キャリア決済、PayPay、Yahoo!ショッピングなど各種ショッピングモールでの決済等、様々な決済手段を保有している。サービスを支える基盤には、当然のことながら最先端のテクノロジーが使われている。そのテクノロジーに日々触れられることが、エンジニアにとっては魅力となるだろう。

また、人的ネットワークの構築も可能だ。各サービスのネットワークにおけるトラフィックを見ながら、グループ各社のエンジニアが連携。いつ、どのようなキャンペーンやイベントが行われるか。その際、一気に増加するトラフィックに対して、各社のエンジニアはどのような対応が必要か…。臨機応変にコミュニケーションを行うことで、エンジニア同士が関係を深め、お互いに経験値を上げていくことができる。

ここで同社の体制を紹介しよう。運用のフロントに立つ運用統括部は、運用課と加盟店システム構築課に分かれ、各課は社員及び外部パートナーという構成で日々の対応を行っている。社員は外部パートナーを取りまとめるリードエンジニアのポジションを担う。インシデントが発生した場合には、状況を整理して対応策をまとめ、外部パートナーに現場での対応を指示する。

前項で、同社の業績が好調であることに触れた。業績が伸びるということは、決済システムを導入する顧客(加盟店と呼ばれる)が増えることであり、同時にインシデントやトラブルが発生する可能性も高まる。しかし顧客にとっては24時間、いつでも問題なく決済できることが大前提である。もし問題が起きれば、顧客に損害を与えてしまうだけではなく、同社にとっても重大な信用問題となる。

だからこそ、同社で運用に携わるエンジニアのポジションは非常に高い。「決済データを扱っているシステムは、絶対に止められない」…この緊張感の中で業務に向き合うポジションであることを考えれば、当然と言えるだろう。会社としても、運用強化のための投資は積極的に行っているので、「思い切ったことをやりたくてもやれない」「運用からの意見が埋もれ、かき消されてしまう」等のフラストレーションとは全く無縁だ。

3割弱を占める中途入社のエンジニアは「指示されたことをやるのではなく、事業会社でスキルを磨き、経験を積みたい」という前のめりな理由で転職してきている。同社のように運用のポジションが重要な環境だからこそ、モチベーション高く業務に取り組めていることは間違いないだろう。

人事部・部長の山下智治氏によると、同社に限らずソフトバンクグループ全体に共通した「求める人材像」があるとのこと。それは「どうすればできるか?を考えられる人材」だ。困難な状況にあっても、できない理由を並べて断るのではなく、「確かに難しい、ではどうやってクリアしようか?」とポジティブに変換できる。そんな人材を、グループ全体として重視しているという。

その人材像をベースに、運用に携わるエンジニアに求めるものを一言で表現すると、「コミュニケーション力がある人材」ということになる。

例えば、何らかのインシデントが発生した場合。迅速に状況を整理し、対応策を練り、外部パートナーに指示を出さなければならない。そしてリードタイムは短いほど良い。そこでキーになってくるのが、シンプルで的確な指示出しだ。まず結論から伝える。その結論に至った理由を、要点を整理して手短に説明する。相手が理解したことを確認し、現場に送り出す。このようなコミュニケーション力が重要なのだ。

「仕事は必ずチームで進めます。エンジニア一人で完結できる作業はないからこそ、コミュニケーション力は大切です。的確な指示を出すことは、チームメイトに負担をかけないという側面もあります」(山下氏)。

もちろん要望するばかりではなく、同社は働きやすい環境作りも積極的に進めている。まず、会社を挙げてリモートワークを推進している。部署によって多少異なるが、全社員の在宅率は約7割。エンジニアもほぼ同じ在宅率をキープしている。部署内外との調整はもちろん、外部パートナーとのコミュニケーションも、基本的にリモートで行える環境だ。

次にコアタイム1時間のフレックスタイム制度がある。月の所定労働時間を満たせば、1日の勤務は最低1時間で、あとは本人の裁量に任せるというものだ。「今日は3時間で終わらせて、明日はしっかり仕事の時間を取ろう」という働き方も可能。一人ひとりのタイムマネジメント力が重要になってくる制度と言えるだろう。保育園・幼稚園への送り迎えをしたり、リフレッシュタイムに当てたりと、社員は上手に活用しているそうだ。

この他にも、取得した社員全員が復職を果たしている産休・育休制度、2021年度は10名の社員が活用している副業制度等、働きやすい環境作りには余念がない。

日本の個人消費が約300兆円とされる中、キャッシュレス決済は約30〜40兆円に止まっている。同社の業績が好調とはいえ、伸びシロはまだまだあるのだ。これからは同社は加盟店の決済環境を整備しつつ、さらに新しい顧客の開拓を進めていくことになる。その時、運用に携わるエンジニアのプレゼンスはさらに高まっていくはずだ。運用の世界でキャリアを築いていきたい人にとって、同社は最適な環境だと感じた。

募集している求人

エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)の求人(1件)

企業情報

会社名

SBペイメントサービス株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

金融・保険系 > 銀行・信用金庫・組合

資本金

60億7500万円

設立年月

2004年10月

代表者氏名

代表取締役社長兼CEO 榛葉 淳

事業内容

決済サービス
カード・ポイントサービス
集金代行サービス
送金サービス
上記に付随するコンサルティングサービス

株式公開(証券取引所)

従業員数

345人

本社住所

東京都港区海岸1丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー

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