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anyenv株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

日本とインドの2拠点体制。最新技術で企業のDXを支援するグローバルテック企業

平均年齢20代
グローバルに活動

企業について

東京都渋谷区にあるanyenv(エニーエンヴ)株式会社は、株式会社エージェントのテックソリューション事業部を分社化し、2021年2月に設立された会社だ。

オフショア開発を強みとしており、Web、モバイル、AI、Shopiy、Nocodeを使った開発支援サービスを受託開発している。そのほか音声AIを使ったAPIサービスの提供や、音声AIを使った音声感情解析の自社サービス(Emovisシリーズ)も展開している。

代表取締役CEOを務める八並嶺一氏は、大学卒業後、スタートアップ創業を経験してエージェントに入社し、CHRO(最高人事責任者)、COO(最高執行責任者)を歴任。2020年4月の東証「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」上場をリードした。

2019年、八並氏はエージェントのCHROとして、インド有数のIT都市であるバンガロールに開発拠点を立ち上げた。これはエンジニアの採用が目的ではなく、業務をアウトソーシングする形で日本のエンジニア不足を解消するサービスだ。anyenvはバンガロールで、システム開発からWebサービス・アプリケーション開発、カスタマイズまで、幅広い言語に対応した人材が在籍するラボを運営している。

「anyenv」という社名は、any environment(どんな環境でも)の略。新型感染症を機に、世界中どこでも働ける社会をもっと広めていこう、という思いが込められている。anyenvでは、日本とインドのエンジニアが協力して開発にあたっている。インドは毎年80万人のエンジニアが創出される国で、その中から高い採用基準を突破したエンジニアでチームを構成。採用後には日本語教育をおこない、3分の1のエンジニアが日本語を話せる。

強みは、優秀なバンガロール開発チーム、経験豊富なPMチーム、そして、ブランド面での配慮だ。インターナル、エンターナルに対してどういった会社かということを、経営陣を中心としたブランディングチームが主導して動き、定期的に整理している。

anyenvの受託開発は、主に以下の3領域だ。
(1)Webアプリ…フロントエンド、サーバーサイドともに、さまざまな言語を組み合わせた開発実績がある。
(2)モバイルアプリ…iOSとAndroidをワンコードで開発できる「Flutter」をはじめ、スマホに最適な言語を選定している。
(3)No/Lowコード…これはコードを書かなくてもECサイトやアプリが構築できるツール群で、それぞれの特長を知り尽くした専門家が、ツール選定からサポートする。

また音声AIの事業では、コールセンター、ヘルスケア、教育業界をメインに、音声で最大44種類の感情を可視化する技術と音声感情を組みあわせたサービスを提供している。

自社サービスの「Emovis」は、音声をテキスト化する”音声認識”と、音声から感情を解析する”音声感情解析”を同時におこなう。音声認識と音声感情解析を組みあわせることで、感情の変化があったときの会話をさかのぼって解析可能。導入パターンはAPI連携、コアエンジン導入、オーダーメイドシステムなど顧客の環境にあった方法で導入できる。ちなみに音声認識の特許2件を申請中だ。

anyenvのもう一つの特徴は、「Flutter」に特化した開発をおこなっていることだ。「新規事業特化型Flutterアプリ開発ソリューション」は、MVP(Minimum Viable Product)からローンチまで最速で開発。経験豊富なPMが「Flutter」を用いたアプリ開発を主導する。また「Shopify」の構築から運用、カスタムアプリの開発、「Shopify POS」の導入支援をおこなっている。

今後のanyenvは技術力を強みに、一定の市場を選定し、自社・クライアントを問わずBizDev(事業開発)をおこなっていく。「Emovicall」(2022年春予定)を筆頭に、新しいサービスを続々と予定している。

開発チームの働き方としては、インドと日本と行き来できる開発チームをつくる。世界中どこでも働ける仕組みをつくるため、フィリピンにもチャレンジする。ゆくゆくは最先端人材をそろえた1000名規模のラボを目指し、もっと先の未来には、世界中のいろいろな国で働くanyenvのエンジニアを増やしていく。

メンバーの平均年齢は30歳前後で、比率としては男性が少し多め。ほぼ全員が中途入社だ。エンジニアの比率は70%で、その80%が外国籍というグローバルな環境。組織に階層はほとんどない。

anyenvは、国籍、人種、性別、性自認、障がいの有無にかかわらず、価値観や働き方などの多様性を尊重し、互いに認め合うことで、大きな可能性・リズムを生み出せると考えている。メンバー一人ひとりが自らの能力を最大限に発揮し、活躍できる環境をつくるのため「ダイバーシティ&インクルージョン」を推進している。

月平均の残業時間は30時間程度。チームミーティングは週1日程度で、プロジェクトごとのミーティングが都度おこなわれ、インドチームを含めたMonthly meetigもある。人事制度は、欧米で一般的なジョブ型。定期的な1on1ミーティングを通じて、成長支援やエンゲージメント向上に努めている。

主な福利厚生は、各種社会保険完備、社内融資制度、社内親睦会、表彰制度など。申請することで副業もOKだ。

今回の採用では、主にエンジニアやPMなどの開発メンバーを求める。応募にあたり、性別、学歴、資格は問わない。求める人物像は、ベンチャー気質があり、海外とのコミュニケーションに柔軟に対応でき、当事者意識がある人材だ。テクノロジーや技術、BizDevが好きで、熱中して新しいものを生み出せる人、また多様性を大切にでき、場所にしばられない働き方を求めている人にもマッチするだろう。

企業情報

会社名

anyenv株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

企業の特徴
平均年齢20代、グローバルに活動
資本金

10,000,000円

設立年月

2021年02月

代表者氏名

八並 嶺一

事業内容

· 事業内容
➢ Web、モバイル、AI、Shopiy、Nocodeを使った開発支援サービス
➢ 音声感情解析 Emovis
➢ 音声認識 Olaris

· ビジネスモデル
➢ オフショア開発を強みとして、受託開発
➢ 音声AIを使ったAPIサービス提供
➢ 音声AIを使った自社サービス(Emovisシリーズ)

· 製品・サービスの特徴
➢ 音声で最大44種類の感情を可視化する技術と音声感情を組み合わせサービス
➢ 特許申請中

· 事業の中での主要な収益源
➢ 開発支援サービス

· 主な取引先、得意とする業界
· 顧客導入事例
➢ 添付資料に記載
➢ 音声AIは、「コールセンター」「ヘルスケア」「教育業界」がメイン市場
· 売上高の推移
➢ 非公開。
· 営業スタイル
➢ マーケティングは、インバウンド、セールスは、基本オンライン完結

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

30人

平均年齢

29歳

本社住所

〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町33-7 アイ・アンド・イー渋谷ビル4F

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