複数名のCCIEマルチホルダーをはじめとしたハイレベルな技術者集団
ルートリフ株式会社は、ITインフラを軸にエンジニアリングサービス、テクニカルサポート、トレーニング、コンサルティングサービスを提供。手掛けるプロジェクトは、大手通信キャリアを中心に誰もがその名を知る大企業の案件が多く、7~8割は上流工程から任されている。また、SESは行わず、全案件の99%においてチームエンジニアリングを実践する等、請け負い方に対するこだわりも強い。従業員数26名ほどのベンチャー企業が、ここまで自社のこだわりを貫ける背景にはハイレベルな技術力がある。
まず代表取締役を務める岡山義周氏は、2016年にベンダー資格であるCisco技術者認定CCIE8冠(Routing and Switching/Voice/Security/Service Provider/Wireless/Data Center/Collaboration)とCCDEを取得。一つ取得するのに数年かかるといわれる難関資格の8冠+CCDE達成は世界初だという。加えて、ITインフラストラクチャにおける実績も豊富だ。日系・外資系企業を問わず数多くのシステムインテグレーター、大手金融ユーザー、官公庁、製造業、小売業等、幅広い業種業界において上流工程から下流工程まで手掛けた経験を持ち、ネットワークからサーバ、スイッチ、仮想化、クラウド等、多種多様な技術要素に対応してきた。
このような経歴・経験を持つ岡山氏の下で働きたいと集まってきたメンバーは、総じて成長意欲が高く、CCIE保持者が5名いて、そのうち3名がマルチホルダーである。CCNPやCCNAまで含めれば、17名在籍しているエンジニアの半分以上が有資格者だ。
「ルータやスイッチ、セキュリティ、ワイヤレス、ユニファイドコミュニケーション等のほか、サーバ、ストレージ、仮想化等、ITインフラに関わるものには何でも対応できる技術力が強みです。また、一人のエンジニアが3~4種類の技術領域に習熟することを方針としていることも、お客様から評価いただいています」(岡山氏)。
このような確かな技術力を基盤とした上で、「付加価値と満足度の高いサービスを生み出す」ことにこだわり続けてきた結果、多くのクライアントからの高い評価と信頼を得ることができたのだろう。
「“いかなる環境下においても付加価値と満足度の高いサービスを生み出す知識と経験の根源になる”というのが企業理念です。これを実現するため、常に努力と研鑽を絶やさない企業であろうとすることが、結果的に当社やメンバーの価値を高めていくことに繋がっていくのだと考えています」(岡山氏)。
ルートリフは新たな技術が登場すれば、すぐ取り組むことをモットーとしており、通信キャリアや世界規模エンタープライズ向けのSD-WAN検証、ネットワーク自動化といった先端技術に関わる実績も多数ある。こういった新しい技術を取り入れたプロジェクトを任されていることからも、クライアントの同社に対する評価の高さをうかがい知ることができる。