株式会社アンバー

株式会社アンバーは2021年4月に設立、大阪市中央区に本社を置くWebマーケティング＆Web制作の会社だ。

事業内容は大きく分けて二つ。
ひとつはWebマーケティングのパートナーとして、市場分析・環境分析・キーワード分析を基にした分析の実施。また、それを基にSEO対策の実行支援やSNS・MAツールの活用支援などを行う。スポットでの市場分析・アクセス解析・顧客行動分析から、長期的に分析・実行・効果検証をおこないながら伴走支援するコンサルティング業務がひとつ。

もうひとつはWebサイトの制作。企業のWebサイトの制作やリニューアル、Webシステム開発のディレクションなどをおこなっている。数ページの制作から、数万ページに及ぶ大規模サイトの改善・運用まで、携わっているWebサイトの規模は様々だ。

クライアントのWeb戦略を、マーケティングとクリエイティブの両面から支援するアンバー。Webマーケティングといっても、広告運用やSNS支援だけを行っているわけではない。Web戦略実践のための調査・分析からプラン作成、成果分析までワンストップで提供している。例えば関西に本社をもち、東京・福岡に90店舗以上を展開する大手不動産仲介企業へデジタルマーケティングを支援している。その企業への支援領域は、中長期のマーケティング戦略の立案から、Webサイトの改善施策の立案から実装支援、Web広告のコンサルティングにSNS運用の企画、MAツールの運用に既存顧客向けのコミュニケーション設計まで多岐にわたっている。

関西において、Webマーケティングの戦略設計から制作・実践まで、ワンストップでサポートできる企業はさほど多くはない。また、アンバーではデジタルツールの活用支援も行っている。Adobe社の提供するMAツールMarketo Engage（マルケトエンゲージ）を活用したデジタルマーケティング施策では、コミュニケーション戦略作りから配信設計・運用までを担当。Marketo Engageユーザーから選出されるMarketo Championにおいて、2020年・2021年の2年連続で“チャレンジングな課題解決に取り組んだマーケターとして表彰されている。

アンバーは「考える」と「作る」の両方を行うことを強みとしている。ただ考えるのではなく、実際に構築し、運用できるものを前提としたWebマーケティング戦略を考える。ただ作るのではなく、マーケティング思考でロジカルに捉え効果的なクリエイティブを作り上げる。
クリエイター・エンジニアとマーケターが一丸となってクライアントのビジネスをサポートする、それがアンバーの理想とするビジネス形態だ。

創業者自身が事業会社でディレクター・マーケターとして企業のデジタルマーケティングの実践をおこなってきた。また、Webデザイン・フロントエンドとしてもWeb領域の品質責任者として従事してきた経歴がある。アンバー創業のきっかけの一つに、Webデザイナーやエンジニアが評価される場所をつくりたいという想いがあった。

自社サイトの会社概要にも掲げている「クリエイティブに価値をつける」というものだ。

Webデザインやエンジニアリングはアーティスティックなものではない。だから、ただ作業としてデザインしコーディングすることを求められ、時としてWebデザイナーやエンジニアは消費されてしまう。

「ただ作ったもの」であれば、その価値は成果物の出来で判断される。
しかし、そこにマーケティング戦略が加わることで、成果物の評価ではなく、事業に対する貢献度での判断に変化する。

・Webデザイナーが作ったデザインによって、ブランドイメージが向上する。
・フロントエンドが構築したWebサイトの機能性改善によってお問い合わせが増加する。
・エンジニアが構築したシステムにより、業務効率が進みコストカットが実現する。

アンバーはデザインの作成やWebサイトの制作、システムの開発をサービスとして提供するのではなく、Webマーケティングを駆使し、クリエイティブによって得られる成果を価値として企業に提供することを目指している。

企業のデジタルマーケティングの実践支援や、新規ビジネスにおける市場調査や分析業務、Wordpressを使用したWebサイトの制作からオリジナルCMSによるWebシステムサイトの開発など、2021年の創業以降すこしずつ実績を積んできた。そんな同社が次に見据えるのは制作・開発力の強化だ。

現在システム開発の依頼を受けたら開発部分をパートナー企業に委託している同社だが、ゆくゆくは自社でも受けられる体制にしたいと考えている。もちろん早急な事業拡大ではなく、すこしずつ出来る事を増やしていきたいという。そして、自社サービスの開発構想があり、自社サービスの拡大に力を入れたいと考えている。

そのために将来のアンバーの技術面を支えるエンジニアのコアメンバーとなる人材の採用が必要不可欠だ。これから共にアンバーという組織体制や風土を作りあげてくれる創業メンバーのような人を求めている。アンバーでは技術向上ための書籍購入やセミナー費用の負担などのサポートもおこなっている。アンバーに興味を持った方は、ぜひ一度話だけでも聞いてみて頂きたいと思う。