クライアントに“データブリッジワーク”を提供
クライアントに対して、“データブリッジワーク”を提供している、アイ・エフ・ディー株式会社。アイ・エフ・ディーとは、Insight from Dataの略である。
“データブリッジワーク”とは、多種多様なデータを整理・分析し、新たな知見を創出して、クライアントの目的の達成に役立てること。つまり、データとクライアントの目的達成をブリッジさせるサービスを指している。
同社のサービスは、次の3工程に大別される。
① 質の高い分析のために、多種多様の不整形なデータを整理・加工するデータプロセッシング
② 加工されたデータから特徴や示唆を得るために、機械学習等の先進的な技術や高度な統計知識を用いて分析/解析を行うデータアナリティクス
③ 分析/解析されたデータから価値のある情報を抽出し、目的達成のために提案するデータコンサルティング
例えば、次のような実績がある。
●通信キャリアのマーケティングにおけるリード育成のための各種分析業務の支援
オンプレミス環境下でクライアントが保有するデータを用いて、その分析設計、データアセスメント(調査)、データハンドリング、DWH/DMの作成、集計(基礎集計、グループ集計等)、モデリング(リード育成モデルの構築等)、帳票作成(Excel/PPT/BI等)の支援を行った。
●分析専業会社に対する機械学習サービス支援業務
Azure Machine Learning(AML)をクライアントのビジネスにどのように活用していくかのPoCの支援。機能調査、分析テーマの策定、ストーリーの作成、サンプルデータの作成、AMLによるモデリング(分類/回帰/クラスタリング)、Power BIによる可視化、ExcelにAMLをアドインした帳票作成を行った。
また、医薬品メーカーの市販薬に対する製造販売後調査(上市後に承認を得たとおりの効能が発揮されているか、副反応は出ていないか等の調査)といったプロジェクトの実績もある。
「現状、領域としてはマーケティングが中心ですが、業界や目的等は限定せず、あらゆるジャンルに対応していきます」とマネージングディレクターの荒金氏は話す。