「IT×専門性のあるモノづくり×クリエイティブのパワー」を発展させていくことで、今までにない豊かな価値をココロとカラダに提供しつづける

株式会社アメイズプラスでは、ヘルスケア商品を中心とした商品の企画・開発を行い、インターネット通販を中心に世の中に提供している。
「人づくり」が経営の出発点であり、働くスタッフ、商品を届けるお客様、皆の幸せを追求する事がアメイズプラスの理念となっている。

洗練されたデザインと、エクササイズに適した機能性を両立させた商品を企画・開発。
特にgymteriorブランドはグッドデザイン賞を受賞し、インターネットショッピングモールの各部門で1位を獲得するヒット商品を生み出すまでに成長。
株式会社アメイズプラスは、“Healthcare Creation”が事業コンセプトの、名古屋市を本拠地とする企業。同社は、ヘルスケアに関わる雑貨や寝具、コスメ、食品等のオリジナルブランド商品を企画・開発すると共に、ファブレス生産、検品・検査、オウンドメディアでの情報発信、ECにおける販売、自社物流拠点による配送までを一貫して手掛ける“情報製造小売業”をビジネスモデルとしている。
掲げているミッションは「欲しい!をつくる。」であり、商品づくりのポリシーは、モノにあふれる世の中で、新しさでも便利さでもなく、モノの先にある「プラスαのしあわせ」を提供すること。
現在、12のブランドと三つの自社オンラインショップ、二つのオウンドメディアを展開。複数のインターネットショッピングモールにも販売チャネルを設けている。
主なオンラインショップ、ブランド、オウンドメディアは次のとおりであるが、今後も広がり続けることを予定している。
●オンラインショップ
amepla(アメプラ):
「欲しい!」が見つかる、美容と健康をサポートするアイテムの通販サイト
Nelture(ネルチャー):
枕、マットレス、快眠グッズを取り扱う、睡眠の悩みに特化した寝具専門通販サイト
AMETORE(アメトレ):
気軽にトレーニングを楽しみながら美しいカラダづくりをサポートするアイテムの通販サイト
●ブランド
gymterior(ジムテリア):
インテリアとして部屋に馴染む洗練されたデザインと、エクササイズに適した機能性を両立させた、ホームエクササイズアイテム。トランポリンのようなジャンプエクササイズができる『Shape Cube(シェイプキューブ)』や、座るだけで簡単にバランストレーニングができる『Secret balance(シークレットバランス)』等がラインナップ。本シリーズは「グッドデザイン賞」を受賞し、複数のインターネットショッピングモールの当該部門で1位を獲得する人気商品となっている
RAKUNA(ラクナ):
整体師が、自身の施術を再現した「整体枕」や「整体パンプス」等、ユーザーを“楽な”状態に導くアイテム。慢性的な肩こり・腰痛、ストレートネックなどで悩んでいる方に、手軽に使える事を第一に、日常の中で整体師の施術を体験できるような商品を提供
Planet Surf:
ハワイ発の高い耐水性とUV性能を備えたアパレルやコスメブランドの日本での販売ライセンスを獲得
BEAXIS:
美のプロフェッショナルによる裏技から誕生したビューティブランド。数々のトップモデルや世界的ミスコン代表を育ててきたミラノコレクションウォーキングディレクター 今村大祐氏を監修に迎えている
SOIKU(素育):
素肌を育てる、与え過ぎない“肌断食”の完全無添加スキンケアアイテム
たんぱく堂:
せっかくダイエットするなら、体に優しいものがいい。それに何より美味しいものに越した事はなく、でもただ減量するだけでなく、程よく筋肉を保ったキレイな痩せ方がしたい。そんな最上級なわがままを叶えてくれる「たんぱく堂」
●オウンドメディア
& Follow(アンドフォロー):
美容に敏感な女性のために、コスメやスキンケアアイテムを発信している美容情報メディア
Be Join(ビージョイン):
第一線で活躍している各業界の専門家をメーカーを繋げる商品開発専門のマッチングサイト
名古屋発のクリエイター集団。今後の成長戦略の柱は、ECサイトの更なる成長と定期購買への展開

同社の創業は、2008年1月。
社名のアメイズプラスの由来である“Amazing”は、同社にとっては“驚き、喜び、感動”を意味する。「一人でも多くの方に(商品を通じて)喜びや感動を伝えたい」との創業時の志によって命名された。

グローバル展開にも力を入れ、まずはアジアを中心とする海外への販路拡大を目指す。現在は中国・香港・台湾・タイ・韓国を中心に輸出を行っているが、今後は現地パートナーとのアライアンスを強化し、さらなる販路拡大を行う構えだ。
同社の創業は、2008年1月。代表取締役である山田忠和氏と山本良磨氏の2名が共同で設立した。両名は企画製造会社で働いていた同士で、独立して独自に商品を企画・製造していくことに意気投合し、スタートさせた形だ。社名のアメイズプラスの由来である“Amazing”は、同社にとっては“驚き、喜び、感動”を意味する。「一人でも多くの方に(商品を通じて)喜びや感動を伝えたい」との創業時の志によって命名された。
当初はカタログ通販を中心に、2014年頃からインターネットショッピングモールでの販売を手掛け始める。すると、3年目には月商8,000万円を売り上げるまでに発展。そこで、将来を見据えて情報製造小売業へのシフトを行うことにした。それと共に、自社ECサイトでの販売を強化。2017年12月にはWebシステム開発・Webマーケティング事業を中心としたグループ会社、株式会社エーピーテックを設立(アメイズプラステクノロジーの略)。インターネットショッピングモールと自社ECサイトのシステム連携、自社ECサイトのWebマーケティングを強化できる体制を構築した。
この背景について、IT事業部マネージャーは次のように説明する。
「自社オンラインショップは、ショッピングモール運営コストが不要で利益率が格段に高いことと、自由にサイトを構築できることでよりブランド力を高められるメリットがあります。各ブランドや商品と共に、自社サイトのオリジナル感を高めたいとの狙いもあります」
毎期成長を続ける同社において、2025年までに売上高100億円を目指している。
そのための成長戦略の柱の一つは、リピーターを増やしLTVを高めるための定期購買への展開だ。具体的な事例として、2021年9月1日、『たんぱく堂』をリリース。おからを主原料とする“プロテインおからパン”として、プレーン、抹茶、チョコのフレーバーが揃う腹持ちのいいダイエットフーズだ。今後、食品やコスメ等、消費されるアイテムで定期購買を広げるチャレンジも行っていくとのこと。
一方、グローバル展開にも力を入れ、まずはアジアを中心とする海外への販路拡大を目指す。現在は中国・香港・台湾・タイ・韓国を中心に輸出を行っているが、今後は現地パートナーとのアライアンスを強化し、さらなる販路拡大を行う構えだ。
部門間の壁は低く、コミュニケーションを頻繁に行う一体感のある組織風土

人材育成の観点では、毎年春、新入社員教育も兼ねて5日間に及ぶ研修会が行われており、各現場の社員が講師となり、自らの経験や実績に基づいて資料を作成し、レクチャーしている。

部門間の壁は低く、コミュニケーションを頻繁に行いながら一体となって仕事が進められている風土は特長的。
同社のヒット商品は、“インテリアになるトランポリン”というコンセプトの『Shape Cube』のように、誰も思いつかないような斬新なアイデアのものが多い。同社では、こうしたアイデアを生み出す環境づくりが行われている。
「社内にいてもいいアイデアは生まれないと、営業部は展示会や商談で外を飛び回ったり、それ以外の部門もショップ巡り等の市場調査で頻繁に外出しています。外出はいちいち許可を取る必要はなく、スケジューラーに入力すればいつでもOKというルールがあります」
また、商品企画のプロフェッショナルである代表取締役が自ら資料を作成して企画ノウハウの研修が行われている。
そのほか、人材育成の観点では、毎年春、新入社員教育も兼ねて5日間に及ぶ研修会が行われており、各現場の社員が講師となり、自らの経験や実績に基づいて資料を作成し、レクチャーしている。これによって、講師も受講者も学び直せる機会となっている。
人事考課においては、年間目標を立て、3カ月ごとに状況確認と目標達成のための具体策の検討を行っている。目標は、会社や部門としての大目標にリンクすることであれば、個人が自由に設定できる。デザイナーであれば、会社の売上目標に貢献するために「売れるページづくりのためにトレンドを意識したデザインを研究する」「より多くのページ作成のため作業効率を上げる」といったように、本人ができること、やりたいことを追求できる。
2021年9月現在、同社の社員数は60名。個性的なメンバーが多く、アットホームな雰囲気が感じられる。
「コロナ禍前でも、特に社内イベントを行わなくても部門間の壁は低く、コミュニケーションを頻繁に行いながら一体となって仕事が進められている風土があります。非常にチームワークがいいと感じますね。当社のカルチャーを重視した採用の要因が大きいと思います」とIT事業部マネージャーは語る。なお、スピード感のあるコミュニケーションを重視する同社は、一定のリモート勤務期間を経て、現在は感染対策を行った上でオフィスでの業務を基本としている。
同社は、デザイナーおよびデザイナーを統括するアートディレクターを求めている。カルチャーフィットの上で、“センスのいい、売れるデザイン”ができる経験を重視している。
「当社にも、売れるデザインの知見が蓄積されています。自らの方法論に固執することなく、柔軟に吸収できる方だと嬉しいですね」と同氏は期待を寄せる。
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