株式会社 coco
アップルストアのような洗練された体験のお店を増やす!店舗向けSaaS『coco』
カスタマーサクセス
店舗向けSaaSのカスタマーサクセスを募集 / 約3億円資金調達済み
企業について
アップルストアのような洗練された体験のお店を増やす!店舗向けSaaS『coco』

同社は接客強化プラットホーム『coco』を開発・提供している。

SMSを活用して簡単に顧客アンケートをとったり、口コミを集めたりといった、接客に付随する業務をサポートするコミュニケーションサービスだ。
株式会社cocoは、店舗向けSaaSを開発・提供しているベンチャー。店舗向けといっても、商品・サービス単価が高く、お客様に手厚いサポートをする「接客」に主眼を置く店舗、例えば、カーディーラーやリフォーム会社等をターゲットに絞っている点で、とてもユニークなサービスといえる。
接客強化プラットホーム『coco』は、SMS(ショートメッセージ)を活用することで、簡単に顧客アンケートをとったり、口コミを集めたりといった、接客に付随する業務をサポートする、コミュニケーションサービスだ。
「SMSを接客中のお客様に送り、アンケートに回答してもらったり、口コミを書いてもらったりすることができます。現場で働く人の業務を効率化し、彼らのパフォーマンスを高める点にフォーカスしたサービスです。属人性の高いサービスを提供している店舗の属人性を高めるツールともいえます」(代表取締役社長・高橋俊介氏)。
属人性を排除するのではなく、価値として磨く。一般的にデジタルツールは属人性を排してパフォーマンスを標準化しようとする。オフィスワークの場合は、それが最適解かもしれないが、接客といったお客様に相対する仕事では、個人の能力(=属人性)こそが価値を生み出す源泉。同社のサービスは、そこにデジタルテクノロジーを投入することで、個人が生み出す価値の最大化をサポートする。
「店舗向けSaaS市場では、コンビニ等の低単価商品を効率よく販売する店舗自動化のサービスや、本部向けの管理ツール等が開発されてきました。当社が提供する高単価・属人化店舗向けのサービスは、まだ少ないのが現状。スマホの普及によって、現場スタッフがデジタルツールを活用できる土台が、近年ようやく整ったのも背景にあります」(高橋氏)。
店舗にとって、同社のサービス『coco』は、今まで繋がっているようで繋がっていなかった「お店と顧客」を繋ぐシステムでもある。店舗と顧客は、スタッフを通して繋がっているのが常だが、『coco』でアンケートを回収することで顧客の声をダイレクトに吸い上げることができる。
「あるカーディーラーではクレーム件数が減りました。『coco』を通じてお客様に評価されるという意識がスタッフ達に芽生え、より丁寧な接客に繋がっていると評価していただきました。お客様の評価を人事査定に取り入れている企業もあり、『coco』の使い方は様々です」(高橋氏)。
まさに三方良し!いい店作りを支援する、みんなが喜ぶビジネス構造

商品・サービス単価が高く、お客様に手厚いサポートをする「接客」に主眼を置く店舗をメインターゲットに据えている。

今後は順次、機能追加して「あらゆる店舗」の「現場と本部」向けサービスへと進化する計画だ。
何かと手間のかかる店舗運営。店長もスタッフもとにかく忙しい。煩雑な業務をデジタル化し、効率的な店舗運営をサポートする『coco』。これまでハガキや紙で収集していたアンケートをデジタル化し、印刷代やデータの入力・集計コストを削減。SMSアンケートの依頼は 顧客の名前と電話番号を入力するだけ。E-mailやQRコードでのアンケート依頼も可能だ。
「顧客にとっても店舗スタッフにとっても使いやすい、シンプルで回答しやすいデジタルアンケートです。店頭で、その場ですぐにお願い・回答できる設計となっているため、リアルな声を大量に集められます。アンケートと一緒にレビューを集めることで、MEO対策や口コミ集客施策に活用できます」(高橋氏)。
アンケートと一緒に口コミの記入をお願いし、集めた口コミを即座に様々なサイトと連携が可能。口コミへの協力をしてもらえなかった場合も、『coco』内で意見を吸い上げることで、今後の店舗改善へと繋げられる。
「口コミへの協力を断られるようでは、接客が上手くいっているとはいえない状況。接客に満足してもらえれば、口コミへ協力してもらえます。接客を頑張れば、それだけ店の業績アップに繋がります。今後も『顧客志向』を支援するサービスを展開していきます」(高橋氏)。
多くの企業が膨大な広告費をかけながら、集客競争においてしのぎを削っている。しかし、消費者目線で考えれば、膨大な広告費を費やすより、少しでも接客を良くしようとしているサービスやお店に行きたい、というのが本音。同社はそんな当たり前のあるべき姿を日本社会で実現させるべく事業をスケールさせていく方針だ。
「店舗は集客の手段をWebメディアに大きく頼っている現状があります。多くの集客を得られる一方、利益を媒体に吸い取られる形となり、頑張っても報われない状態が続き疲弊していきます。ユーザーにとっても『良いお店』ではなく『お金を払うお店』に誘導されて、良いお店が見つからないといった問題も。『coco』は良いお店が頑張った成果を実らせることができるツールです」(高橋氏)。
ユーザーとしては、いい店を作ろうとしている店に行きたい。店側もいい店を作ってお客様が増えると嬉しい。みんなが喜ぶビジネス構造を作ろうとする『coco』は、まさに三方良しのサービスといえる。
資金調達を済ませて、いざIPOへ!2025年の上場を目指す

2025年に年商30億円・時価総額300億円での上場を目指している。

現在総額5,000万円以上の資金調達を済ませ、さらに2億円の資金調達が進行中だ。
IPOを目指して本格的に走り出した株式会社coco。総額3億円超の資金調達を実施。スマホアプリの開発、セールス&サクセスチームの構築を目指してメンバーの大幅増員を実現すべく積極採用を展開している。
「これまで試行錯誤を繰り返してきましたが、ようやく事業の方向性が見え、資金調達も順調に進み、いよいよ次のステージが見えてきました。現状はゼロイチの最終フェーズに入ったあたり。方向性は見えているが完成していない。今の状態が楽しいし、成功の果実も得られると思います。当然、これから入社するメンバーにはストックオプションも用意します」(高橋氏)。
サービスを本格的にスケールさせようというステージに入るベンチャーだけに、まだまだ組織も整備されておらず、今後入社するメンバーと一緒に会社を作り上げていきたいと高橋氏は語る。
「ビジネスサイドもアジャイル・スクラムの開発に似た感覚を持っています。とにかく、アジリティを大切にして、小回りが利く組織にしたいです。フルリモートで開発に集中できる環境を整えながらも、ビジネスをビルドアップするためにコミュニケーションも重視。とはいえ、ミーティングが多くならないように気を付けています。極端に言えば、コミュニケーションがなくても成立する会社を目指したいと考えています。目標さえ共有していれば、そこへ向かう方法は自由。各々が最短距離だと思うスタイルで進んでもらえればと思います」(高橋氏)。
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