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株式会社イー・カムトゥルー

  • IT/Web・通信・インターネット系

『Win-Bord』を核としたBtoB SaaS事業やラボ型オフショア開発事業で着実な成長を続けるイー・カムトゥルー

企業について

現在、BtoB SaaSの提供をメイン事業としている株式会社イー・カムトゥルーは、2000年5月に北海道札幌市で設立された。創業者であり代表取締役社長を務める上田正巳氏が経済紙の記者をしていた頃、北海道を拠点とする多くの企業経営者と接点を持つ中で彼らが抱える課題を知り、その解決を支援したいと考えたのが起業のきっかけだった。

「北海道はサービス業が中心で、本州へ進出した際、各拠点や店舗の業務管理に苦労している経営者が大勢いました。特に飲食店の場合、日々の売上や損益を把握し、迅速に手を打つことが骨太な経営に繋がるため、日次決算ができ、かつ各拠点の状況を一元管理できるシステムへのニーズが高かったのです。迅速な打ち手とは、例えば、売上が悪かったから黒板書きのおススメメニューを変えてみようとか、アルバイトの人数を調整しようとかですね。そこで、業務管理サービスをASP(アプリケーションサービスプロバイダ)で提供することを思いついたのです」

こうして2003年に誕生したのがSaaS型業務アプリケーション『Win-Bord.biz』であり、現在は機能のブラッシュアップや機能追加を重ねクラウドサービス『Win-Bord』へと発展。POSレジから売上情報を自動で集約でき、AI顔認証打刻機能等を備えた高性能な勤怠システムを搭載しているほか、ほとんどの外部クラウドサービスと連携が可能等、使い勝手の良さから全国120社、3,500の店舗や事業所で利用されている。
「多店舗展開している飲食店では、店舗を増やす過程で買収したりしているため、店舗ごとに異なるメーカーのPOSシステムやAPI連携に対応していない古いシステムを使っていることが珍しくありません。そのため、ほぼ全ての業務系サービスと連携できる点はお客様から高く評価いただいています。また、タブレットやスマホに対応している点も、忙しい経営者から好評です」

『Win-Bord』利用者の6割を占める飲食店特有のニーズに長年対応してきたことによって培った知見を集約した飲食店向け日次決算SaaS『れすだく』や飲食店向け顧客管理・予約管理サービス『れすとれ』を2020年7月にリリースする等、BtoB SaaS事業は現在も進化を続け、利用者を増やし続けている。

株式会社イー・カムトゥルーにとって、新たな柱へと伸びつつある事業、それがラボ型オフショア開発事業だ。元々は自社サービス開発のため、ベトナムでラボ型オフショア開発を始めたことがきっかけだった。ラボ型とは、一定期間に発注する仕事量を保証することで優秀なエンジニアを自社のために確保しておくことができる契約形態のことである。

「ベトナムの開発会社と連携して、3年ほど自社サービス開発で、クオリティコントロール等のノウハウを積んだ後、開発コスト削減や開発ラインの確保・増強、エンジニア不足等の課題を抱えるお客様を支援するサービスとして事業化しました。近年、国内ではエンジニア不足が慢性化している一方で、質の高い開発に対するニーズが高まっています。しかし、何のノウハウも持たずに海外オフショアに手を出すと、プロジェクト管理やプロダクトの質管理で失敗することが珍しくありません。そのような背景もあり、当社への依頼が着実に伸びているのです」(上田氏)。
引き合いの増加に対応すべく、2021年からバングラデシュにも開発拠点を確保。さらに、欧米企業のオフショア開発やBPO先としてニーズが高まっているフィリピンにも開発拠点を確保する予定で、事業成長を加速させていく戦略だ。

成長戦略という意味では、メイン事業であるBtoB SaaS事業においても、新たな展開へ乗り出している。
「飲食店を中心とした業務管理だけでなく、より広い企業を対象に労務管理系サービスの提供を開始します。人材データの活用を得意とするHR系クラウドサービス企業と提携し、当社の勤怠管理システム等を組み合わせたサービスを中小企業中心に展開していきます」

また、シンガポールを拠点とする飲食業界向けコンサルティングファームFT Consulting社と2021年3月に業務提携を締結。ASEAN地域を中心に飲食DXを推進していくという。その第一弾として『れすだく』をFT社が自社顧客に対して営業していくことになっている。
「これまでも、海外展開する日系企業を支援するため海外へ進出してきましたが、FT社との提携を足掛かりに海外における顧客ネットワークを構築。イー・カムトゥルーとして、労務管理サービス等、自社サービスの展開へと繋げていく予定です」

株式会社イー・カムトゥルーの社員は30名ほどと決して大きくはない。しかし、半数近くを女性が占め、海外のラボとのやり取りも頻繁に発生する等、多様性が求められる環境だ。
「ダイバーシティを受け入れることができ、相手の立場を思いやれる人がいいですね。新型コロナが広がる前は、私も3カ月に1回はラボを訪問して交流を深めてきました。オフショア拠点をコントロールするためには、良好な関係が築けていることが欠かせません。そのためには、多様性を尊重できるかどうかがとても重要になってきます」

また、「野心溢れる人も大歓迎」だと上田氏は続ける。
「当社を踏み台にして起業したいという人でも構いません。イー・カムトゥルー出身者が飛躍すれば、当社の株も上がるというものです。そのくらい野心のある人の方が、何事にも貪欲に取り組むことができますからね」

そのような人が比較的自由に力を発揮しやすい環境もある。風通しのよい社風であり、2020年2月という早い段階から完全テレワークに移行、副業も認めている。フレックス制もやめて、現在はジョブ型へ移行する過渡期にあるそうだ。開発についても状況に応じて柔軟にアーキテクトから組み立てることが可能だという。
「売上の比率的には5%程度ですが、SES事業も行っているので、幅広い分野のプロジェクトに携わりたい人でも希望を満たしやすい環境があります。また、所属する事業部を固定する考えはないため、SESをしていた人が自社サービス開発に参画することも可能ですし、ラボ型オフショア開発事業へ移って、海外を相手にプロジェクト管理の経験を積むことだってできます。自社サービスを持っているということは、自分が開発したプロダクトが、どこで動いているのか実感しやすい環境があるということでもあるので、受託開発ばかりでユーザーとの距離の遠さにモヤモヤしていた人にもおすすめです」

技術者として幅広い経験を積みスキルを磨くことで、叶えたい夢がある――そんな人こそ、同社の門を叩いてみてはいかがだろうか。

開発部門、サポート部門は完全にテレワーク導入。

企業情報

会社名

株式会社イー・カムトゥルー

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

資本金

1億6594万円

設立年月

2000年05月

代表者氏名

代表取締役社長 上田 正巳

事業内容

SaaS型業務アプリケーションサービス「win-board.biz」
アプリケーションおよびシステム開発
コンテンツ制作、管理事業
企業のICT導入のコンサルティング、システムインテグレーション

株式公開(証券取引所)

従業員数

30人

本社住所

札幌市中央区南1条東1丁目3番地パークイースト札幌ビル 2階

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