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株式会社綜合デザイン

  • 不動産・建設系
  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系

ITによる働き方改革に着手!高い専門性で信頼も厚い、施工管理会社

企業について

内装の施工管理を手掛ける株式会社綜合デザインは、高い専門性を持つ業界でも名の知れた会社。ラグジュアリーブランドの店舗工事で多くの実績があり、設計者やデザイナーからの信頼も厚く、とりわけデザイン性の高い工事の場合、大手ゼネコンも綜合デザインに依頼するという。

同社の強みは何といっても1962年から積み上げてきた信頼と経験。百貨店に入る店舗の内装工事の施工管理を長く手掛け、その丹念な仕事ぶりで顧客からの信頼を勝ち取って確実に成長を遂げてきた。

「当社の創業者は、元都立工芸高等学校の教諭で1955年に室内設計事務所を立ち上げました。その後、1960年に名称を綜合デザイン研究所に改め、1962年に現在の会社が設立されました。『室内工芸における美の追及』の発言の場とすべく、卒業生を集めての設立と伝え聞いています」(常務取締役・阿部 まゆみ)

従業員数約140名は、施工管理の会社としては決して大きな規模ではない。しかし、綜合デザインは、デザイン性の高い内装工事では業界屈指の実力を有し、ファッション系の有名ブランドで取り引きしたことがないところはほとんどないほど、業界内での知名度は高い。

「工事に対するこだわり、仕事に対する姿勢に、創業者の精神が受け継がれています。創業者は建設業界の出身者でもなく、施工管理の会社としては特異な立ち位置にある会社だと思っています。単に工事を進めるのではなく、設計者やデザイナーが思い描いている世界観を理解して、それを具現化するのが当社の役割です」(阿部氏)

施工管理の仕事は、工事現場にあって工程・品質・コスト・安全を管理する仕事。綜合デザインは"業界一の施工管理技術"を目標に掲げている。

「当社は有名デザイナーとの仕事も多く、デザイナーの設計を具現化する技術力があります。デザイナーの無理な要求に対しても、どうしたら要求に応えられるか、一緒に良いものを創りたいという思いを持ち、そのための努力を惜しまない社員がたくさん働いています。それは当社の強みです」(阿部氏)

専門用語で「納まり」というらしいが、同じ施工管理の仕事をする会社でも、細部までしっかりと仕上げ、美しく見える納め方にこだわる綜合デザインには、一流のデザイナーからの仕事もたくさん舞い込む。

「当社の仕事は感性が重要です。一流のデザイナーや設計者が作る店舗デザインは作品といってもいいすぎではありません。作家の世界観を感じ取って具現化する感性がないと、工事は進められません。当社の社長は常々美術館へ行ったり、美しい自然の風景に触れたり、感性を磨くことの大切さを社員に話しています」(阿部氏)

綜合デザインは、ホームページでも掲げているように「常に高い理想を堅持し、創意工夫を持って、明日への目標に向かってチャレンジする」を企業理念にしている。

「『顧客満足を越えて感動を与える』社長がよく口にしている言葉です。顧客の想像を超える仕上がりを提供するのが綜合デザインの仕事だと考えています。創業者の思いは連綿と受け継がれており、細部へのこだわりや顧客の信頼を上回る仕事は、綜合デザインが顧客から支持されるゆえんだと自負しています」(阿部氏)

専任担当制を採用しているため、同じブランドの店舗は同じ人が施工管理を担当する。これもまた、自分の働きが目に見えるやりがいを感じさせてくれるシステムだ。

「デザイナーや設計者から名指しで指名される人もいるなど、頑張りが結果につながります。『商店建築』など建築業界の専門誌に掲載されるような工事を手掛けることもあり、自分が工事を監督管理した店舗デザインが建築関係の賞を受賞することもあり、やりがいもひとしおです」(阿部氏)

社歴が長い会社だがオーナー企業ではない。社員が働きやすい会社を作るためにあれこれ努力している。もともとアットホームな雰囲気を持った会社で、社内イベントを定期的に開催して社員が集まる機会を作っている。参加率は高く、社員同士の関係も良好なようだ。

「東京、札幌、名古屋、大阪、広島、福岡と拠点が全国にあり、施工管理の仕事をしている人は現場へ直行直帰が基本で、売れっ子になると1年ぐらい顔を見ていない人もいます。社内イベントによる社員交流の他に、ベテラン社員から若手社員へのOJT教育、技術講習会の実施等社員教育にも力を入れています。次世代へ技術やノウハウを継承する環境づくりを急いでいます」(阿部氏)

社内アンケートで社員のアイデアを経営に生かすなど、働きやすい会社作りはどんどん進めているとはいえ、施工管理の仕事には、ブラックなイメージが付きまとう。しかし、建設業界全体で「働き方改革」を推進する流れにあり、綜合デザインでも現場で働く施工管理の人たちがライフワークバランスを実現できるために、ITシステムの力を活用する計画だ。

「2020年9月からシステム室を新設して、社内のIT化をさらに進めていく予定です。建設業界、特に中小企業はIT化が遅れているといわれていますが、当社では2013年から社内SEを置いてシステムを導入してきました。社内SEを増員してシステム室に格上げして、さらにIT化を加速させていきます」(阿部氏)

建設現場の働き方改革を推進しようと、業界を挙げて取り組んでいるが、まだまだ進んでいないのが現状。書類仕事が多く、ハンコをもらうためだけに会社へ戻るところもあるというが、綜合デザインではいち早くリモートでの仕事に対応している。

「大半の社員が建設現場で働き、用がなければ直行直帰ですが、システムもファイルサーバも会社に帰らないとアクセスできない状態であったため、わざわざ会社に帰ってきていました。今は外部からアクセスできるネットワークに変更し、現場からタブレットなどでファイルにアクセスして仕事を進めています」(社内SE・大山 祐一)

オンラインで稟議書を回して承認が取れるようにするなど、それまでは紙にハンコをついていたことも一部を電子決裁で済むようにした。本社に行かなくても社員が仕事を進められるように、オンライン、リモートで仕事をできる環境を整えていく計画だ。

「建築業界はIT化が遅れています。以前は当社もその例外ではありませんでした。ほとんどの社員が建設現場で働いているにもかかわらず、基幹システムもファイルサーバも会社に帰らないとアクセスできない状態。そのためにわざわざ会社に帰ってくる必要がありました。そこで、社内SEとして、社員が効率よく働けるシステムの導入を推進しました。

例えば、基幹システムはSaaSに移行し、社内に戻らずも作業ができるようにしました。また、ファイルサーバがオンプレミスで、社内にいないと必要なファイルを見られない状態でしたが、法人用のクラウドストレージ「Box(ボックス)」に移行し、会社の外からでもファイルにアクセスできるようにしました。

それに合わせて、パソコンのスペックも上げました。私が入社する前は、Windows7 32bit、メモリ4G、HDDのマシンを使っていました。CADアプリを使う社員が「パソコンが遅い」と文句を言っていましたが、エンジニアからすれば当然の話です。そこで、上層部に予算アップを交渉してITツールを刷新。今では軽量PCやワークステーションPCを使って、効率的に仕事を進めています。」(大山氏)

最新のITツールを活用して、建設現場の働き方を改革する仕事。5GやAI、IoTなど最先端のテクノロジーも使い方次第では、施工管理の仕事を効率化することができる。そのため、社内SEには専門的な知識よりも、幅広い好奇心と探求心、そして何よりも切り開く力が求められる。

「IT化が遅れている建設業界は、ITツールを積極的に活用することで、働き方を変えることができると考えています。社員が使いづらいシステムのせいで無駄な仕事が発生したり、社内申請など社内業務でストレスになったりするのを避けたいです。現場での仕事やお客様とのコミュニケーションに集中してもらい、本来力を発揮するべきところで全力を出せる環境を構築するのが、社内SEの務めだと思っています。」(大山氏)

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インタビュー

株式会社綜合デザインのインタビュー写真
大山 祐一 社内SE 金融系システムを陰で支えてきた生粋のネットワークエンジニア。生活の安定とやりがいを求めて社内SEにジョブチェンジ。建設現場で働く施工管理の人たちの効率的な働き方の実現を、システムの力でバックアップ。ITツールを駆使した労働環境の改善を、自らの責務と背負い自社の変革に貢献する。

── 綜合デザインに転職した理由を教えてください

7年間、ネットワークエンジニアとして金融系のシステムの運用を手掛けてきました。ハブ、スイッチ、ルータ、ファイアウォールの保守・運用業務が主な仕事で、日本各地にある器機に不具合が生じたら、クライアント側のシニアエンジニアと対応策を練ってトラブルを解決していました。24時間365日、対応しなければならず、終電近くに帰る日々。何かトラブルがあれば、お盆正月関係なく夜中の3時に電話が鳴る、そんな毎日でした。そんな中でもネットワーク設計・構築は楽しみな仕事でした。ただ、次第に仕事にやりがいを見いだせなくなり、直接「ありがとう」をいってもらえる機会やフィードバックを... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社綜合デザイン

業界

不動産・建設系 > 建築・土木・設計

不動産・建設系 > プラント・設備管理・建材

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

資本金

9000万円

設立年月

1962年02月

代表者氏名

西川 剛

事業内容

株式会社綜合デザインは、ラグジュアリーブランドの店内内装の施工管理を得意とする施工管理会社。高い専門性を持つ業界でも名の知れた会社で、クライアントはもちろんデザイナーや設計者からの信頼も厚い。百貨店に入る店舗の内装工事の施工管理を長く手掛け、その丹念な仕事ぶりで顧客からの信頼を勝ち取って緩やかなペースで確実に成長を遂げてきた。近年は社内のIT化を積極的に推進。社内SEを雇って、新しいツールやデバイスを積極的に導入し、リモートワークが可能な環境を整備。施工管理士の仕事がスムーズに進むようバックアップしている。

株式公開(証券取引所)

従業員数

140人

本社住所

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目4-5

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