代表取締役　岡田 尚志氏

TSSソフトウェアの強みや特徴について教えてください。

当社は1989年に、テレビ新広島のグループ会社として設立した会社です。社名にTSS（テレビ新広島の略称）とありますので、テレビ放送に関するシステム開発が主力事業と思われやすいのですが、実は設立当初から金融機関の業務システム開発に携わるなど、幅広い分野の開発に携わってきた会社です。現在も中国電力様や広島ガス様などをはじめとする地元・広島の優良企業と直接取引を行い、ほとんどの案件を自社内で開発しています。従って上流工程から携わる機会も多く、エンジニアにとってはステップアップがはかりやすい環境でもあるのです。 2018年に開設したばかりの東京オフィスは、まだ立ち上がって間もないこともありますが、広島本社とは違って都内および横浜市内のプロジェクト先に常駐し、それぞれの開発業務に携わっています。2020年に開設3年目を迎えますが、これまでの実績により厚い信頼を寄せていただいているおかげで、当社への依頼が増えている状況にあります。そこでエンジニアを増員することにより、新たな案件にも対応できる体制を構築するのが今回の採用目的です。

これからの事業展開にあたり、どのような採用を考えていますか。

まず、東京オフィスにおいては現在の6名体制から10名へ増員し、少数精鋭体制を維持しながら開発チームを3ヶ所へと集約することを目指します。それぞれのチームは要件定義や詳細設計などの上流工程を担当し、その後の開発や導入、運用保守は若手エンジニアが担当するだけではなく、広島本社へのニアショアにて対応しようと考えています。従って東京においてはキャリアの浅いエンジニアを中心に採用し、上級SEへの育成をはかっていく計画です。 広島本社は30年にわたって築き上げてきた幅広い実績を堅持しながら、AIやIoT時代を見据えた新しい開発分野への挑戦を行っていきたいと考えています。同じことを続けていくことも大事ですが、今後は新しい技術で新しい付加価値も創造していかなければなりません。そこで広島においては新しいプロジェクトをはじめるにあたり、リーダー・マネージャーとして現場を動かしていく方を採用していきたいと考えています。

採用にあたり、求職者へ何を期待していますか。

東京オフィスにおいては、先輩エンジニアとのマンツーマンによるOJTを通じて、各々のスキルアップを図っていただきます。中堅社員も多い職場ですので、これまで上流工程に携わったことがない方、まだエンジニアとして1～2年程度のキャリアしかない方も、この世界で頑張ろう、成長しようという意欲をお持ちの方を積極的に採用していきたいと考えています。ゆくゆくは広島へのUターン・Iターンも可能ではありますが、東京オフィスを大きくしていくためにも、現時点では転勤や異動は想定しておりません。 広島本社においては、これまで数々のシステム開発に取り組んできた経験を求めます。当社はこれまでWeb・オープン系の開発をメインに行ってきましたので、Javaや.NETなどの技術に長く携わってきた方であれば、すぐに現場で活躍することができると思います。しかし、今回はあくまでもPL/PM候補としての採用です。技術だけに捉われず、コミュニケーション力を発揮してプロジェクトの中心で存在感を出してくれることを期待しています。向上心を持ってご自身を成長させたいという方、大いに歓迎します。

転職を考えているエンジニアへ、メッセージをお願いします。

広島本社も東京オフィスも、まずはメンバーとしてプロジェクトへ参加していただきます。それぞれに期待することは違いますが、まずは当社のことについて十分理解していただき、現場の雰囲気に慣れるところからスタートしてほしいと思います。もちろん十分なスキルがあれば早い段階でのステップアップも可能ですが、無理をさせることはありませんので安心してご応募いただければと考えています。社歴の浅い方でも積極的に自分の意見やアイデアを提案できる文化のある会社ですので、遠慮なく自分を出してほしいと思います。 就業環境も年間休日120日をはじめ、働きやすさを実感できる取り組みを積極的に行っています。最近では時間や場所に捉われない働き方の実現を目指すべく、テレワークの運用をスタートさせています。まだ一時的なものではありますが、本格運用を実現させることで出産や育児、介護などがキャリアの障壁にならない環境を築いていきたいと思います。そんな当社であなたらしい活躍を行い、成長していただくことに期待しています。