システムコンサルティングとシステム開発の2軸で価値ある存在を目指す
株式会社エッグシステム(EGG SYSTEM Inc.)は、中小企業向けのシステムコンサルティングとシステム開発を行っています。
売上構成比は、システムコンサルティング:システム開発=3:1。
売上高の推移としては、第1期→第2期で約270%の急成長を遂げ、第2期から第3期では約160%成長を見込んでいるベンチャー企業です。
エッグシステムの強みは、システムコンサルティングとシステム開発の両方をおこなっている点です。
中小企業向けのシステムコンサルティングで最上流工程の経験を積みながら、自社サービスでシステム開発を行うことで「コンサルタント×システムエンジニア」という付加価値の高い人材を目指しています。
------ 事業内容について ------
(1)システムコンサルティング
顧客のほぼ100%が直取引です。そのため、企業が抱える現状の課題や要件をヒアリングし、システム化の戦略立案から手掛ける最上流フェーズから対応しています。なお、顧客の90%は中小企業で、社員数10名未満が81%、10〜50名が8%を占めています。
<主なコンサルティングサービス>
◯ IT戦略/IT投資計画策定サービス
システム導入に関する「5W2H1E」(Why:目的、What:解決したい課題、When:導入スケジュール、Who:導入システムやベンダー、Where:インフラやネットワーク環境、How:システム導入の計画、Howmuch:予算、Effect:導入効果)を可視化し、IT戦略/IT投資計画を策定します。その後、計画に沿ってシステムベンダーの選定・評価まで行い、計画を実行するフェーズまで支援しています。
◯ システム化支援/業務改善コンサルティングサービス
現状業務の問題点を明らかにしたうえで、改善に向けた対策を策定し、実行します。必要に応じて、新しいシステムの導入やツール開発を検討しながら、改善を行います。既にシステムを導入することが決まっている顧客の場合は、上流工程(要求定義や要件定義)から担当し、顧客とシステムベンダーの間に入り、プロジェクトを推進します。
<プロジェクト事例>
『機器製造・販売会社のIT戦略策定』
現状の業務をヒアリングし、現状の業務・システムを可視化したうえで、ToBe(あるべき姿)のシステムグランドデザインを策定し、システム導入計画を策定。計画策定後は、システムベンダーの選定・評価を行い、クライアントとベンダーの間に立ってシステム導入を支援。
(顧客企業の規模:社員数約30名、期間:1年(継続中))
『通信教育運営会社のシステム化支援/業務改善コンサルティング』
ToBe(理想形)を見据えたCanBe(現実的解)のシステムグランドデザインを策定。システム導入フェーズにおいては、PM支援としてマネジメントを行いながら新業務フローや業務設計を遂行。
(顧客企業の規模:社員数約200名、期間:2年)
(2)システム開発
システム開発では、自社サービス開発と受託開発を行っています。
◯ 自社サービス開発
現在は複業人材のマッチングを行うサービスをアジャイルで開発しています。バックエンドはphp(Laravel)、フロントエンドはVue.js、インフラはAWSです。
<ローンチ済のサービス事例>
『オンラインで完結、無料の簡単CSV変換サービス DataConvert』
◯ 受託開発
ネット予約システム、顧客管理システム、データ移行用変換ツール、クレジットカード決済の自動連動システム、スクレイピングツールなどのシステム開発実績があります。Node.js、Ruby、phpなど、幅広い言語に対応しています。
なぜやるのか
弊社の以下のミッション・ビジョン・バリューを掲げています。
▼ミッション
『献身的な人のためにITシステムを活用する』
現代社会では、自分の保身のために行動する人が評価され、「目の前の人に喜んでもらうこと」を目的とし行動する"献身的な人"が正しく評価を得られない現状があります。しかし我々は、保身に走らず他人の利益のために献身的に行動することこそ、より良い社会を実現する一歩だと考えています。
▼ビジョン
『100人のコンサルティングエンジニア集団をつくる』
会社という枠組みを超え、「チーム」として共に働くシステムエンジニアを増やすことで、立場を気にすることなく目の前の人の利益を考えてフラットに意見を言い合える環境を作ります。コンサルティングエンジニア集団『x-faCE(for all Consulting Engineer、呼名:クロスフェイス)』をつくることは、個人の力を高め会社に依存しない「自立したエンジニア」をつくることでもあります。会社に依存や迎合することなく、自立したエンジニア同士が短所を補完しつつ協働する事で、より本質へと向かい、クライアントの期待値を超えていきます。
▼バリュー
『圧倒的当事者意識』
何事も常に自分ごととして捉え、圧倒的な当事者意識で「どうやったらできるか」を考えて行動する。まずは気持ちが大事、次に行動。「そこまでやってくれたんだ!」を目指す。
『目の前の人を大事に』
まだ見ぬ1万人よりも、目の前の10人を大事にする。目の前の相手を大事にできずして、その先の人は大事にできない。目の前で一緒に仕事をする相手に対して感謝の気持ちは言葉で示す、相手の立場になって考えて行動するなど、当たり前のことは当たり前に行う。
『和衷協同』
心を同じくして共に力を合わせ、仕事や作業に当たる。人には得意・不得意があって当たり前。自分のスキルを最大限に活かし、不得意なところは相互で補完する。
------ ミッション・ビジョンの背景 ------
私(高橋翼)が最も尊敬する先輩と一緒に仕事をしたときのことです。
当時の先輩と私は大手クライアント企業へ出向し、社内でも注目されていた一大プロジェクトを任されていました。
誰よりも真面目に、誰よりも一生懸命に仕事へ取り組み、実際に仕事へかけた時間も人一倍だった先輩が、関係者からの反発を受けてしまい、思った通りの成果へ結びつかなかったことがありました。先輩が悔しがる姿は今でも鮮明に覚えています。
当時の私はどうすることもできない自分の無力さを感じると同時に
『なぜ真面目に仕事へ取り組み、良い方向へ導く努力をしている人が報われないのだろうか』
という疑問を感じていました。
そこで、私の目が届く範囲にいる献身的な顧客や仲間が正当に評価されるようにしたい、と決意しました。
本来システムコンサルタントまたはシステムエンジニアという職業は高い専門性を持ち、企業にとって必要不可欠な存在です。
その高い専門性を活かしITシステムを活用することで、企業の売上を上げることもコストを削減することも可能です。
しかし、ITシステムはあくまでもツールであり、目的は顧客の事業成長や、顧客が抱える課題の解決であり、さらには真面目な頑張りが評価される社会の実現です。このブレない考えを持って、顧客や仲間のためにITシステムを活用していこうと考えています。
100人のコンサルティングエンジニア集団をつくる
目の前の人のために行動する献身的な顧客や仲間が正当に評価されるために、コンサルティングとシステム開発を行っています。
◯ 顧客への貢献
最上流工程のコンサルティングからシステム開発・運用まで一貫してサービスを提供することで貢献します。計画を立てて終わるコンサルではなく、システム開発だけを行うエンジニアでもなく、コンサルティングとシステム開発の両方を提供することこそ顧客が求めていることだからです。
◯ 仲間への貢献
社員だけでなく複業メンバーを受け入れることで、会社という枠組みを超え「チーム」として共に働くシステムエンジニアを増やしています。会社というのは枠組みの一つでしかなく、目的を達成するためにお互いの長所を活かし、短所を補い合える仲間をつくることが貢献だと考えているからです。これを単なる理想にしないために、自分たちが価値ある存在となるために「システムコンサルティング×システム開発」の経験・スキルを積めるような環境を用意しています。
顧客への貢献と仲間のへの貢献を実現するために、『100人のコンサルティングエンジニア集団をつくる』というビジョンを掲げています。
生産性高く、お互いに協力しながらチームとして仕事をすることを重視しているため、コンサルティングエンジニア集団である我々の働き方はセルフマネジメントを基本としています。
------ 働き方の特徴 ------
◎ 管理なし
管理職不在でチーム内では上下関係もありません。勤務時間を事細かく管理することよりも、自分自身がモチベーション高く働くことの方が重要と考えているため、セルフマネジメントを基本としています。
◎ OKRで個人レベルの目標を設定
OKR(Objectives and Key Results)を導入し、会社の目標と個人レベルの目標をリンクさせるようにしています。目標設定も自分自身で行い、定期的な1on1を通して、目標実現のために行動しています。
◎ 働く時間・場所は自由
スーパーフレックス制度を導入しているため、勤務時間は各人に任せています。また、顧客の元へ訪問することはありますが、出社義務はなく、働く場所も自由です。
◎ フルリモートワーク
働く場所は自由ですので、回数の制限もなく、いつでもどこでもリモートワークを行ってよいことにしています。もちろん、集中して仕事をするためにオフィスへ出社してもOKです。