株式会社未来ボックス

未来ボックスは、横浜市に本社を構える開発会社です。AR（拡張現実）技術を活かしたアプリ開発をはじめ、さまざまなサービスを手がけてきました。2016年には、世界的に話題となったリアルワールドゲームの開発に携わり、2020年には自社で企画・開発したゲームをリリース。これまでに培った経験をもとに、時代に合ったサービスを柔軟に生み出しています。

2022年には、東証プライム上場の大手芸能事務所「株式会社アミューズ」の完全子会社となり、さらなる成長フェーズへと突入。アミューズの持つエンターテインメントの知見と、未来ボックスの開発力を組み合わせ、これまでにないサービスを生み出すことを目指しています。AR技術にとどまらず、日々変化するニーズに対応しながら、独自の視点から「面白い」を創出し続ける企業です。

未来ボックスの強みは、企画・設計から開発・運用まで、一貫して社内で対応できること。エンジニア、デザイナー、プランナーが揃っており、クライアントの「こんなことをやりたい」という想いを具現化。単なる受託開発ではなく、相談しながらよりよい形を一緒に考え、長く使えるサービスづくりを目指していくとともに、技術的なサポートや運用支援も行い、長期的な関係を築ける体制を整えています。

今後は外部の開発案件をさらに増やしながら、自社サービス「AUDITIONIST」の機能強化にも力を入れていく予定です。機能強化や改修に注力し、さらなる進化を遂げる予定。既存の価値を高め、より多くの人に活用してもらえるようなサービスへと進化させていきます。

未来ボックスは、代表の志賀雄太が2011年に設立した開発会社です。志賀は大手ネットメディア企業で取締役を務めた後、インターネットサービスやアプリ開発の可能性に魅力を感じ、未来ボックスを立ち上げました。スマートフォンアプリやECシステムの開発をはじめ、AR技術を活かしたサービス開発にも取り組み、独自の強みを築いてきました。

開発拠点は横浜・馬車道エリアにあり、コロナ以降は在宅と出社を組み合わせたハイブリッド勤務を採用。エンジニアの多くはオフィス勤務を基本としつつ、ディレクターはリモートワークや親会社への出社など、フレキシブルに働くことができます。また、各チームの裁量が大きく、状況に応じて最適な働き方を選択できる環境が整っています。

エンジニアのキャリア形成にも柔軟性があります。開発スキルを高め、技術を極めるシニアアーキテクトの道もあれば、プロジェクトマネージャーや事業責任者としての成長を目指すことも可能です。志賀自身がエンジニアと事業家の両面を持ち合わせており、そのスタンスはメンバーにも反映されています。

社内のカルチャーとしては、フラットなコミュニケーションを大切にしています。役職や年次に関わらず、自由に意見を交換できる風土があり、建設的な議論を歓迎する文化が根付いています。スタッフそれぞれの強みを活かしながら、チームとして価値を生み出すことを目指しています。

未来ボックスは、ただ成長を急ぐのではなく、「面白いものを作る」というシンプルな価値観を大切にしています。今後も、エンジニアリングとクリエイティブの両面から、新しい挑戦を続けていきます。

当社が提供する「AUDITIONIST」は、オーディションや採用選考の効率化を実現するクラウド型管理システムです。応募者はLINEから簡単にエントリーでき、運営側はPCの管理画面で応募情報を一元管理。応募者とのやり取りもLINE上で完結するため、スムーズなコミュニケーションが可能になります。

さらに、審査フローの設定や合否管理の機能も備えており、運営チームの負担を大幅に軽減。煩雑になりがちな書類管理や連絡業務をシステム化し、より本質的な選考に集中できる環境を提供します。シンプルなUI設計で、誰でも直感的に操作できるのも特徴です。

ダウンロードログの取得機能により、個人情報の管理も徹底。情報漏洩リスクを軽減しつつ、関係者間で安全にデータを共有できます。これにより、オーディションや採用活動の透明性を向上させ、応募者・運営側双方にとって安心できる仕組みを実現します。

また、導入企業ごとにカスタマイズが可能な柔軟性もAUDITIONISTの強みの一つ。現在はエンタメ業界を中心に導入が進んでいますが、今後は企業の採用活動全般に活用できるよう改良を進め、より多くの業界に貢献できるサービスへと成長していきます。