株式会社ルーター

この世界には、目には見えないけれど、確かに存在するデータがあふれています。広告、SNS、アプリ、検索結果──インターネットの画面を一度スクロールするだけでも、私たちは無数の情報と接触しています。

株式会社ルーターは、そうした“インターネット上に存在するオープンデータ”を独自のAIクローラー技術で収集・整理し、企業が活用できる「意味のある情報」へと変えることをミッションとした企業です。

主力サービス「アドクロール」は、Webやアプリ、SNSに出稿されている広告クリエイティブを自動収集・可視化する広告特化型のデータベース。日本国内でもトップクラスの媒体対応数・件数を誇り、競合分析やトレンド把握、クリエイティブ戦略の再設計などに幅広く活用されています。

近年、SNSやアプリを活用した広告市場は急拡大を続けており、同時に「他社が何をしているか見えない」「出稿戦略がブラックボックス化している」といった悩みも急増しています。ルーターの技術は、そうした企業の“視野の解像度”を上げる役割を果たし、マーケティングにおける意思決定を支えています。

私たちが大切にしているのは、「見えていなかった情報を、見えるようにすること」。
データを収集するだけでなく、それを活用できる構造に変え、価値に変換して届けること。情報が飽和する時代において、羅針盤のような存在でありたいと考えています。

キャッチコピーは「データの海をわたろう！」。
情報の多さに惑わされず、その中から本当に必要なものを見つけ出す力を、私たちは技術とサービスを通じて提供しています。

社内には営業・カスタマーサクセスだけでなく、プロダクトを支えるエンジニアチームも在籍。自社サービスを自分たちの手で開発・改善できる環境が整っており、職種の枠を超えて協働しながらプロダクトを進化させています。

広告・マーケティング業界の変化を支えたい。インターネットが好きで、情報を使いこなしたい。そんな仲間と出会えることを楽しみにしています。

株式会社ルーターには、営業・エンジニア・カスタマーサクセスなど、それぞれの職種が自律的に働きつつも、一つのプロダクトを軸に緊密に連携するカルチャーがあります。

たとえば営業は、単にサービスを“売る”のではなく、顧客の声を丁寧に拾い上げ、開発チームへ届ける役割を担います。
一方でエンジニアは、そうした現場のフィードバックをもとに機能を改善したり、データ処理基盤をチューニングしたりと、顧客起点で価値を高める開発に集中できます。

現場からの声がそのままUI改善や媒体追加につながることも多く、プロダクトに対する意見がダイレクトに反映されるスピード感もルーターならでは。
実際に、営業とエンジニアが並んで打ち合わせに入り、機能の追加や改善方針を議論する場も日常的です。

全体の社員数は約30名。“人数が少ないからこそ、裁量も責任も大きく、互いに尊重しながら動ける”のがこの組織の強みです。
職種の枠にとらわれず、提案する人・つくる人・支える人がそれぞれの立場からプロダクトの価値向上に関わっています。

「一つのサービスを、みんなで育てていく」
そんな仕事のあり方に面白さを感じる方に、ぜひ仲間になっていただきたいと思っています。

ルーターで活躍しているメンバーに共通しているのは、「インターネットが本当に好き」ということ。

動画投稿、ニュース収集、ガジェット研究、X（旧Twitter）やYouTube広告のクリエイティブ収集など──趣味や日常でネットを深く楽しんでいる人が多く、それがそのまま業務への興味や観察眼に変わっています。

もちろん、特別なスキルや専門知識は入社時点では不要です。ただし「インターネットの世界をもっと面白くしたい」「情報を武器にしたい」といった知的好奇心は、この仕事を楽しむ上で大きな武器になります。

クライアントの多くは、マーケティングや広告において“数値の裏にある動き”を見ようとしています。表面だけでなく、背景にある戦略や意図を読み解く。そのためには、広告やSNSのトレンドに敏感であることが何よりの価値になります。

業界知識はあとから身につければOK。大切なのは、“調べたくなるクセ”や“気づける視点”です。

「好奇心を仕事にしたい」「ネットに詳しいと言われたことがある」「何かを深堀りするのが好き」

そんな方には、ルーターの仕事はきっとフィットするはずです。