データサイエンスのスペシャリストが多い、稀有な環境
ARISE analyticsのデータ分析には主にKDDI向けのマーケティングアナリティクスと、それ以外の企業向けのIoTアナリティクスがあり、私は後者を担当しています。主に画像解析の領域で、複数の動画に映った同一人物の判定などに携わっています。現在はいろいろな研究者が考えたアルゴリズムを実装して試し、より良い方法が見つかったら採用するというサイクルを繰り返して、少しずつ精度を上げています。 ただ、最先端のアルゴリズムはともかく難しい。まず理解することが大変です。そのためにはひたすら論文を読む必要があるのですが、それにも知識が必要です。ですが、この会社には画像解析分野のスペシャリストがたくさんいます。なので、その方々に相談しながら仕事を進めています。 私は転職組で、以前はIT系の会社でシステムの企画から運用までを一括で請け負うシステムインテグレーターに勤めていました。新卒で入社して何年か働くうちに方向性が定まり、転職エージェントの紹介でARISE analyticsと出合いました。転職の際に重視したのは、分析ができるかどうかとデータを持っている会社かどうかの2点。片方だけを持っている会社はありましたが、ここは両方の要素を持っていました。しかも直接話を聞いてみると、社内には分析ですごい実績のある方々がたくさんいたんです。そういうところで働けるのは貴重だと思いました。 入社して一番驚いたのは、仕事のスピードの早さです。例えば性能改善においては、1つ改善するために一番効率の良い方法を使ってアプローチし、次から次へと改善していきます。このスピードが早いので、アルゴリズムの改善や精度向上を実感できるのが嬉しいですね。
多様なプロジェクトでの経験が大きな成長の機会に
私は学生時代から数学や情報系の学問を学んできたこともあり、もともとデータ分析にじっくり取り組める会社で働きたいと考えていました。新卒では人材関連の会社に入社し、希望していたデータ分析の仕事に携わることができましたが、もっと大きな成長の機会がほしいという気持ちが強くなり、2022年にデータサイエンティストとしてARISE analyticsに転職しました。 ARISE analyticsはKDDIのグループ会社として大規模なデータを扱うことができますし、同世代のデータサイエンティストも多く、知見を共有しながら切磋琢磨できる環境だと感じました。実際に入社してみると、私が想像していた以上のさまざまな成長の機会があり、多様なプロジェクトで経験を積みながら、現在はチームリード(課長職相当)の役割を任せてもらっています。 現在所属するAIコンサルティング本部 データ・AI活用推進部は、データ分析の案件を多く扱う部門です。なかでも私がチームリードを務めるコミュニケーション高度化チームは、主にクライアントであるKDDIグループのオンラインマーケティングを支援しています。 プロジェクトのテーマはさまざまですが、データの分析結果に独自の解釈を加えながら、クライアントに次の施策を提案するというのが基本的な流れです。例えば、メールやSNSなどを使い、お客さま一人ひとりに適した情報を送付し、マーケティング施策を高度化させる提案などを行っています。 特に印象に残っているのは、スマートフォンの新機種販売のキャンペーンを支援したプロジェクトです。auを利用されているお客さまの属性に応じた最適なコミュニケーションの設計を、仮説の提案から効果検証まで一貫して担当させていただきました。 約2カ月という限られた期間の中でデータを分析して見えてきたのは、最新の機種ではなく一世代前の機種を訴求すべきお客さま層が存在するという仮説です。コストを重視する一定のお客さま層は、新機種の購買には至らなくても、新機種が発売された後に値引きされる旧機種には関心を持つのではないかと考えました。この施策は一定の効果が得られただけでなく、KDDIとして斬新な施策を実行できたことに意義があったと考えています。 また位置情報など、他社では扱うことのできないデータを分析する機会もあります。KDDIの巨大なアセットを活用し、仮説を立てて効果検証までできるのは、ARISE analyticsの環境ならではだと感じています。
面接で感じた雰囲気の良さが、入社の決め手に
ARISE analyticsに入社したのは2019年。新卒1期生として入社しました。 データサイエンティストという仕事に関心を持ったのは大学2年生の頃。当時、私は、確率や統計、情報学を大学で学ぶ傍ら、ソーシャルゲーム会社で働いていました。ゲーム業界は非常にドラスティックな業界で、売り上げにつながらないゲームは即クローズとなります。そんな様子を見る度に、もっと何かできたのではないかとやるせない思いを募らせていました。そんなときにデータサイエンティストという職種を知り、データを武器にプロジェクトの課題を解決する仕事に魅力を感じたのです。 データサイエンティストを専門として募集している数少ない企業の中から、ARISE analyticsに決めたのは、KDDIグループが保有する幅広いデータに触れられることと、アクセンチュアのノウハウが活用できる環境であれば、自分が成長できると考えたから。そして何よりも面接で感じた雰囲気の良さですね。優しい人が多いなぁーと感じたそのときの感覚は、今でも間違いではなかったと思っています。
個人のやりたいや目指すキャリアを支援する様々な仕組み
新卒で就職したのはメガバンク。以前から様々な会社の経営を支援したいという思いがあり、銀行であれば企業の経営に欠かせないお金という面から、経営を支援できると考えました。ですが、仕事をしていくうちに、よりダイレクトにお客さまの課題解決にアプローチでき、もっとお客さまに求められる業界で働きたいと思うようになりました。そんな中で、ニュースはもちろん法人営業の営業先でもITへの課題感をよく耳にしていたということもあり、ITエンジニアへの転身を図ることにしました。基礎を身につけるためプログラミングスクールに通学。その後、ベンチャー企業にWebエンジニアとして転職し、上流工程含め開発の一連を経験しました。恵まれた環境ではあったのですが、長い目で見たときにエンジニアとしてこの業界で生き残っていくためには突き抜けたスキルが必要だと感じ、データに関するエンジニアリングを自分の武器として身につけたいと考えた結果、ARISE analyticsへの転職を決めました。 入社してからは、レコメンドエンジン導入PoC(概念実証)、サービス利用実績とNPS(ネットプロモータースコア)の関連性分析、分析基盤展開用システムの構築などのプロジェクトに携わりました。PMから分析者、そして開発者まで、役割は様々でしたが、いずれも自分の希望に添ったプロジェクト。個人のやりたい気持ちや目指すキャリアを尊重し配属してくれるところは、ARISE analyticsならではだと思います。現在はKDDIの各種サービスのアクセスログを集約、横断的に分析できるGCP(Google Cloud Platform)基盤の構築プロジェクトに開発リードとして携わっています。 ARISE analyticsでは、個人のスキルアップを支援する環境が非常に充実しています。例えば動画学習の教材「Udemy Business」が活用できたり、OJTを支援し個人の成長の機会を提供するARISE universityという仕組みが整備されていたり。資格取得の費用補助のほか、毎週金曜日の午前中に開催されるLightning Talk(LT)もそんなARISE universityの中にある制度の1つです。 LTでは分析やAI、分析基盤などの実案件の事例紹介や、多岐にわたる最新情報が習得できるほか、普段の業務では使わないが関心のある技術に触れたいという場合には、個人の開発・分析スキル向上を目的としたグループ活動(ギルド活動)で技術を習得することもできます。このようにARISE analyticsは個人が成長できる環境がたくさん用意されています。
