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薬日本堂株式会社

  • 製造・メーカー系

漢方専門店のリーディングカンパニー EC強化とデータ活用で世界中の人々へ健康と美を届ける

残業少なめ

企業について

薬日本堂株式会社は漢方専門店のリーディングカンパニーであり、漢方で使われる和漢植物によるビューティーブランドの展開や大手飲料・食品メーカーとの共同商品開発など、漢方の魅力を様々な側面から発信し多角的に事業展開する企業だ。
1969年の創業以来、漢方という軸はそのままに時代の変化に即して成長を続けてきた。創業50周年を迎えた同社は新機軸として、ITの力を活用して世界中の人々へ健康と美を提案していきたいと考えている。この新たなフェーズにおいて推進力となる人材を広く求める。

漢方薬と聞くと、古さや難解なイメージを抱くかもしれない。しかし同社は伝統ある漢方を取り扱いながらも、新たな表現で時代を切り開いてきた。

漢方をより身近で生活に取り入れやすいものとして“NEW STYLE KAMPO”という新たなコンセプトを打ち出し、2002年にはモダンで明るいイメージの『ニホンドウ漢方ブティック』という新業態を生み出した。青山店のオープンを皮切りに、現在全国の主要都市に12店舗を構える。狙い通り自然派の健康志向を持つ30代40代の女性から高い支持を得て、同ブランドは「漢方といえばニホンドウ」というイメージ定着に貢献した。

こうして新たな顧客層の開拓に成功した同社は、漢方ライフスタイル提案型複合施設『ニホンドウ漢方ミュージアム』のオープンや、漢方を学び実践をサポートするためのスクール『薬日本堂漢方スクール』を開校した。

また2010年には、香りと漢方を融合させ、体の内外からのトータルケアを提案する漢方ビューティーブランド『カガエ カンポウ ブティック』を誕生させ、百貨店1階のコスメフロアでも店舗展開するなど、次々と新形態の事業を生み出し成功を収めてきた。

漢方を利用した美と健康へのアプローチという他にはないオリジナリティとブランド力に、国内の様々な企業が注目。日本コカ・コーラ社「からだ巡茶」、永谷園「くらしの和漢」など、監修に携わった多くの飲料や食品が販売されている。おそらく一度は目にしたことがあるはずだ。
漢方という領域において、ここまでの認知度を持つブランドは他にない。薬日本堂株式会社は、独自のポジショニングで業界のトップを走り続ける企業なのである。

独走状態にも見える同社だが「漢方を通じた新たな価値創造」を掲げ、攻めの姿勢を忘れない。

事業企画担当は「店舗事業は今後も事業の主軸であることには変わりありません。しかし、より多くのお客様へ漢方を伝えていくためには、今後本部の管理機能を強化すると共に、EC領域を拡充していく必要があります」と言う。
IT企画担当マネージャーは「全国に展開する店舗での販売情報はもとより、既存ECサイトでのデータも豊富にあります。しかし、それらを有効活用できていない現状があるのです」と続けた。

情報システム担当のマネージャーも「店舗管理や顧客管理、ECなど多くの既存システムが内部に存在し、複雑化しているのが実情です。ECサイトのリプレイスを良い機会として、社内システムの統合と整理も進めていきたいですし、各方面に散らばるデータの一元管理もしていきたい」と同社のITシステムにおける課題と抱負を話してくれた。

実店舗での小売り事業を主体に進んできた同社だけに、本社の管理体制とITシステムの面で改善の余地がおおいにあると口を揃える。
「ECサイトに関しては店舗在庫や各種情報との連動を行いながら、最新のEC動向やマーケティング結果などを加味して戦略的に改修を進めていきたい。その実現のためには、先頭に立ってリードしていく人材が必要です。また、前述の通り現状では取り組めていないデータ分析を行い、新たな仕組みづくりに活かしていきたい。やるべきこと、やりたいことが数多くあります」(IT企画担当マネージャー)

堅固な経営基盤を持ちながら新たな挑戦に挑める環境は、なかなかないのではなかろうか。
情報システムやEC領域はもとより、本社の管理部門強化においても、これまでに培ってきた経験と知見をおおいに活かすことができるだろう。新たな人材に寄せられる期待は大きい。

トップの地位に安穏とすることなく積み重ねた実績は、変化を厭わず新たな取り組みにチャレンジしてきた成果といえる。
紹介してきた通り、さらなる成長を目指し積極的な採用活動が行われているため、ここ数年で中途入社の社員が大幅に増えた。

漢方・健康といった事業コンセプトに関心を持って入社した者がいる反面、興味よりも自身の経験を活かしてビジネスをさらに発展させたいと別業界から参画した者も多い。それだけに社内の雰囲気は伝統企業にありがちな保守的な雰囲気とは一線を画し、多様性がある。スピーディーな意思決定のもとで物事を進めるベンチャーマインドが持ち味だ。フラットなコミュニケーションが主体で、役職者の5割は女性という点でも先進的だ。

前出の3名は「組織は柔軟性がある反面で体系化されていないので、個人が関連部署と個別に折衝したり確認したりすることが必要。それだけに、コミュニケーション能力の高さと器用さ、能動的に進める自主性が重要になってきます」と話す。
マイルストンを意識しながら、自己裁量のもとで進めていける風土だ。現時点での管理部門は少数精鋭規模のためチームプレイというよりは、それぞれが個別の仕事を持ち進めるスタイルである。

「皆がそれぞれの仕事に向かっているので、冷静に仕事に取り組むタイプが多いかもしれません」(IT企画マネージャー)

着実に返答しようとこちらの問いかけに真摯に耳を傾ける社員の姿勢からも、とても誠実な印象を受ける。落ち着いていて穏やかな職場環境は、余計な精神的プレッシャーを感じずに済みそうだ。
健康が事業テーマになっているだけに、社員のワークライフバランスにも気を配る。健康的な生活を求めて同社へ入社した者も少なくない。

業務を通じて漢方に関心を持ったならば、自社運営のスクールで格安で学ぶことも可能だ。
他にはないオンリーワンの企業で、自身の経験と実力を活かしてはどうだろうか。

社員の声

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企業情報

会社名

薬日本堂株式会社

業界

製造・メーカー系 > 医薬品・医療機器

製造・メーカー系 > 化粧品・アパレル

企業の特徴
残業少なめ
資本金

1億円

設立年月

1969年04月

代表者氏名

河端 雅枝

事業内容

漢方相談店舗事業(カガエ カンポウ ブティック、ニホンドウ漢方ブティック、薬日本堂)
スクール事業
監修事業
オンライン事業
商品開発事業

株式公開(証券取引所)

従業員数

198人

本社住所

〒140-0001 東京都品川区北品川4丁目7番35号 御殿山トラストタワー11階

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