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Nature株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系

スマートリモコンを起点に、クリーンで分散化したエネルギーの普及を目指すベンチャー

上場を目指す
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
グローバルに活動

企業について

Nature株式会社は、スマートリモコンNature Remoシリーズ(以下Remoと表記)を開発・販売しているベンチャー企業だ。Remoは、家庭のエアコンや照明、テレビ、その他既存の家電製品をインターネットとつなぎ、スマートフォンや、今流行中のスマートスピーカーからコントロールできるようにするIoTデバイスだ。スマホやスマートスピーカーとはWi-Fiで接続され、家電製品は通常のリモコン同様赤外線通信でコントロールする。Remoでは、あらかじめ多数の家電製品が登録されており、製品を選ぶだけで使える。加えて、学習機能もあるので、データベースにない機器のコントロールも可能だ。

Remoを使うと、家電製品がインターネットに繋がる。これによって、外出先からスマホを使ってエアコンを操作することが簡単にできる。さらなる特徴として、Remo自身に温度や湿度、明るさを判別するセンサーのほか、人がいるかどうかを検知する人感センサーをも搭載しているという点が挙げられる。

これによって、スマホアプリから自室の温度・湿度をチェックすることもできるし、これらのセンサーと連動した家電の操作もできる。温度が何度を下回ったら暖房を入れるとか、暗くなったら照明をつける、といったことも可能に。

この手のスマートリモコンには、他にもいくつか類似製品があるが、インテリアに溶け込むデザイン性、アプリを含めた操作性、そして搭載センサーの豊富さなどで「Remo」がリードしている。

「Remo、そしてRemo miniは、機能面はもとより、インテリアにとけこんで主張しないデザイン、使いやすさ、そして操作性にこだわって作りました。このプロダクトを作る前には“何を理想にするか”を徹底的に考え抜きました。この手のスマートリモコンは、部屋の家電と赤外線通信をする以上、リビングの見える場所にないといけません。でも、インテリアとの調和から考えて、目立ってはいけない。そこで『白』というボディカラーにもこだわりました。色もそうですが、随所に私たちの思いが詰まっている製品です」(代表取締役社長 塩出晴海氏)

現在、数万のRemoが実際に使われており、アーリーアダプターと呼ばれる最先端のデバイス好きな層はもちろんのこと、次第に幅広いユーザー層に広まりつつある。

「Remo」を開発・販売するNature。実は、単にスマートリモコンを作って稼ごう、というビジネスをしているのではない。その背景には、非常に大きなテーマがあるのだ。

「私たちNatureが目指すのは、クリーンで分散化したエネルギーの普及です。近年、太陽光発電をはじめとする自然エネルギー、再生可能なエネルギーの活用が叫ばれていますが、私たちはその中でも家庭の家電製品、特にエアコンのIoT化を進め、家庭におけるエネルギー需要の最適化を図るところからはじめようと考えました」(塩出氏)

塩出氏によれば、日本における電力の7割は、企業・工場など「産業」分野で消費されていて、残りの3割が家庭で使われている。さらに、家庭需要の半分以上がエアコンによるものなのだという。

「クリーンなエネルギーを作って供給するのも大切ですが、そちらにいきなり参入するのは、ベンチャーにとってハードルが高い。これからは、太陽光や電気自動車の普及で、消費する側が純粋な消費者ではなく生産者としての顔を持ちます。つまり、遠くにある大規模発電所から電力を買うという世界から、地域で電力を融通し合う世界に変わって行きます。その世界を、Remoならびに開発中の新製品によって実現していきます」(塩出氏)

これまで、電力の需給調整は、主に供給側(発電側)で行われてきた。例えば、真夏の暑い時期には発電所をフル稼働させて、多くの需要に対応するといった具合である。しかし最近では「Virtual Power Plant」という仕組みに注目が集まっている。ざっくりといえば「需要側で電力の使用を抑制することで、電力需給のバランスを調整する」こと。Natureは、Remoの普及を通じて、この「Virutal Power Plant」を実現させようというのだ。

「Virtual Power Plantを実現し、その中でビジネスチャンスをつかむには、多くの電力需要をコントロールできる立場にならなくてはいけません。たくさんのユーザーにRemoを普及させて、電力の仕組みを根本的に分散型に変えたいのです。そのため、音声で簡単に操作できるスマートスピーカーと連携できるようにしたり、一般家庭にあって違和感の無いようなデザインにしたりと、工夫を続けてきました」(塩出氏)

Natureは、エアコンをはじめ、いずれは家庭全体で消費されるエネルギーを最適化したいと考えている。そしてその先には、クリーンな分散化電源の普及が見えている。エネルギーの生産、そして消費のありかたを根本的に変えたい。同社が力を入れている「Remo」の普及は、あくまでその第一歩なのだ。

ここまで、Natureのメインプロダクトであるスマートリモコン「Remo」シリーズから同社が見据える未来像について語ってきたが、このGreenは転職希望の皆さんのためのもの。当然「働く場」としてのNatureについても触れねばなるまい。

Natureは、塩出氏が会社を辞め、米・ハーバード大学ビジネススクールに在学していた2014年にアメリカでスタートした。同年秋頃からRemoの開発に着手、2016年5月にクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で初期プロダクトへの出資を募り、2017年5月からデリバリー開始。同年10月に「Nature Remo」発売、2018年7月「mini」発売と、日々新たな挑戦が続く新進気鋭のスタートアップ企業だ。

「現在メインのメンバーは私含めて7人。ユーザーも増え、さらなる新プロダクトの開発も進めるためには人手が必要です。当社の場合、営業をガシガシやって売っていくというよりも『プロダクトドリブン』でないとダメ。良い物をつくって、顧客をつかまないといけないのです。その意味では、作り手を優先していきたいと考えています。とはいえ、私自身が行っている事業開発やマーケティングの部分でも、人材はほしいですね」(塩出氏)

現在は、メンバーはみな何らかのつながりがある人物。そのため社内は非常にフラットで、仲も良い。少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気がある。塩出氏に、ベンチャーである同社へ今ジョインすることのメリットを聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「Natureのビジネスにおいては、今のフェーズが一番面白いタイミングだと思います。人数もまだ少ないですし、といって全くのゼロからスタートする段階でもない。大きな部分を受け持つことができて、ビジネスのいろいろな面が見える。非常に大きな経験が積める時期です。組織が大きくなるに従って、コミュニケーションコストは増大し、個人がやれる部分は小さくなりますが、今の私たちはその逆の状態。とてもやりがいがあると思いますよ。日本市場での活動はもちろんのこと、これから海外にも展開しますし、チャレンジしがいのある環境です」(塩出氏)

日本、そして世界に「クリーンで分散化したエネルギー」を普及させるという、大きな夢。同社が目指す方向には、今、ものすごい追い風が吹いている。官民挙げて、クリーン&分散化エネルギーへの後押しがされているのだ。社会的な「風」も受けながら、IoTデバイスの普及をスタートに、夢を実現するため全速力で走り続けるNature。あなたの熱意とスキルをぶつける最良の舞台が、ここにある。

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インタビュー

Nature株式会社のインタビュー写真
代表取締役社長 塩出 晴海(しおで はるうみ) 北海道大学工学部電子工学科卒業。2008年、スウェーデン王立工科大学にてComputer Scienceの修士課程を修了。その後父とともにヨットで3カ月間の洋上生活を送る。2008~14年の間、三井物産に籍を置き、東南アジアにおける電力事業開発などを経験。退職後、米ハーバード大ビジネススクールのMBA課程を修了。同大在学中にNatureを立ち上げる。

── そもそも、いつから「起業」しようと思っていたのですか?

私が小学5年生のとき、父がゲーム制作の会社を立ち上げました。プレイステーション向けの3Dレーシングゲームを作っていたんです。私も実際にプレイしたりバグ取りに協力したりと、子供ながら父の仕事を手伝っていました。父は私に、ビジネスの仕組みや仕事の流れなど、いろいろ教えてくれました。私はその父の背中を見て育ちましたし、そのころから「いつか自分でビジネスをやりたい」と思っていましたね。

父からは、仕事以外にも大きな影響を受けました。大学院時代、早く修論を仕上げたらその分早く卒業できると聞き、冬休みを返上して早く作成して提出。さらに父とともにヨットで3カ月間... 続きを読む

企業情報

会社名

Nature株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

企業の特徴
上場を目指す、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、グローバルに活動
資本金

5億

設立年月

2014年12月

代表者氏名

塩出晴海

事業内容

【当社について】
当社は、IoTデバイス(スマートリモコン)を自社で開発・販売しているスタートアップ企業です。
当社のIoTデバイス製品は、洗練されたデザインと、シンプルな操作が評判で、2016年に米国のクラウドファンディングサービスKickstarterで初公開をされ、話題を呼びました。
その後2018年より全国の大手家電量販店に展開を開始し、今後の大規模展開に向けて1億円の資金調達も実施致しました。

【当社の目指す世界】
エネルギーの生産、そして消費のありかたを根本的に変えるために、当社は、”クリーンで分散化したエネルギーの普及”を目指します。
近年、太陽光発電をはじめとする自然エネルギー、再生可能なエネルギーの活用が叫ばれていますが、日本における電力の7割は、企業・工場など「産業」分野で消費されていて、残りの3割が家庭で使われています。
さらに、家庭需要の半分以上がエアコンによるものであるため、このエアコンのIoT化を進め、
家庭におけるエネルギー需要の最適化を図るところからはじめようと考え、当社のIoTデバイスが生まれました。
当社製品の普及を通じて、電力の需給調整を”需要側で電力の使用を抑制することで、電力需給のバランスを調整する”世界を実現します。

【当社IoTデバイス製品の特徴】
インテリアに溶け込むデザイン性、アプリを含めた操作性、そして搭載センサーの豊富さなどで当社製品は、市場から評価をされています。
具体的には、家庭のエアコンや照明、テレビ、その他既存の家電製品をインターネットとつなぎ、スマートフォンや、今流行中のスマートスピーカーからコントロールを可能にする製品です。
スマホやスマートスピーカーとはWi-Fiで接続され、家電製品は通常のリモコン同様赤外線通信でコントロールをします。
当社製品では、あらかじめ多数の家電製品が登録されており、製品を選ぶだけで使加えて、学習機能もあるので、データベースにない機器のコントロールも可能です。

株式公開(証券取引所)

非上場

従業員数

31人

本社住所

東京都渋谷区宇田川町14-13宇田川町ビルディング4F

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