株式会社ウェビリティー

「Webのチカラを信じて、次世代を見据えたビジネスをする」という思いを大切にしながら、Webでできることを追求し続けている開発会社・株式会社ウェビリティー。「Web」+「Ability」からなる造語を社名（Webility）にしていることからも、ビジネスに賭ける思いの強さが伺い知れるだろう。

同社の事業は大きく2つに分けられる。1つが「自社サービス」。もう1つが「Webの受託開発」だ。

「自社サービスは『不動産』『飲食』『教育・福祉』の3つの軸で展開しています。それぞれポータルサイトを運営していて、サイトの企画から運営まで全てを一貫して提供しています」（代表取締役・藤本氏）

不動産については、タワーマンションの情報に特化したポータルサイトを運用。現在は賃貸の情報がメインだが、現在は売買情報の拡充すべく計画中だ。

教育・福祉についてはキッズスクールを運営に携わっている。いずれもプログラミングスクールで、中でも小・中学生を対象にしたカリュキュラムを独自考案しは集客も上々。中でも発達障害の生徒向けのカリュキュラムは就労をサポートするもので、自社ビジネスで培ったプログラミングや写真・画像編集などを本格的に教えている。

「特に福祉の事業については、運営を円滑に行うための生徒の管理や講師のスケジュール管理など、バックヤード向けのITシステムの開発も全て手掛けています。現在、教育現場をがらっと変えてしまう画期的なシステムの開発をしていることもあり、今後も福祉事業には力を入れていこうと考えています」

売上げの7割は自社サービスが占めている。今後は自社サービスを事業の柱にすべく、飲食、不動産、福祉それぞれの領域で業界トップを目指すためのビジネススキームを組んであるという。そのためにも事業をさらに拡大させ、売上げも利益率も上げていきたいと意気込む。

なお、もう1つの柱である受託開発については、Webサイトやアプリ、ECサイトの製作がメインとなっている。デザインから構築、保守運用、広告運用、プロモーションなどを、協力会社などと組んで一貫して手掛けている。自社サービスの拡大とともに同じ企業からの受託開発の引き合いも増えており、こちらも着々と成長中だ。

同社のものづくりの根底にあるのは「クオリティーファースト」。フロントエンドにおいてもバックエンドにおいても絶対に妥協せず、クオリティーにこだわる。それが一貫しているからこそ、クライアントからの信頼が集まっているわけだ。

それを可能にしているのが、社内に併設されている自社スタジオ。スチールも動画も自社ですぐに手掛けられることで、製作物のクオリティーはもちろん、スピード面でもニーズにバッチリ応えている。

「環境面以外で言えるのは、当社はそれぞれの分野のプロフェッショナルが集まって事業を回している集団だということです。カメラも動画も、営業も企画も、デザインも、中心となる人物がいて、その人を中心にものづくりが展開されています。付け加えるなら、自社運営のポータルサイトごとにプロジェクト運営されています。そのプロジェクトが果たすべきミッションに向け、必要なプロフェッショナルが集まって結果にコミットしていく。そんなかたちで回っている会社なんです」

「今の当社にとって大事なのは、目標に向けて加速していくこと。その際に、エンジニア部門の増強は欠かせません。基本的にシステム構築やプログラム部分のアイデアは全て任せるつもりです。僕らがやりたいことを形にするために、好きなように取り組んでください。言うならCTO、将来の役員候補くらいの待遇で考えています」

「創業当時から、人材の質には徹底的にこだわってきた」
ここなら、そんな最高の仲間達とビジネスを楽めると感じた。

社風について伺うと、社員たちは皆、「居心地のいい会社だ」と口を揃える。基本的に任せる社風があり、信頼関係のもとでそれぞれのミッションに向けて各自が責任を持って取り組む環境があるわけだ。

「そのために必要なコミュニケーションは普段からとれていますし、逆に集中しているなら、お互いに邪魔をし合わない大人同士の雰囲気もある。一方で大切にしているのは、オンとオフの切り替えです。やるときはやるからこそ、仕事を離れたら賑やかに楽しくできるようにしたい。定着率もいいですし、長く働いている社員も多いですから、チームワークはバッチリです」

社内イベントも充実。定期的に食事会が行われるほかに、メンバーの誕生日はお祝いする文化があるという。皆で飲みに行ったり、プレゼントを用意したりもして、「皆で楽しみたい」という気持ちが強い会社だ。不定期で慰安旅行を実施したりもしている。

制度面で強調したいのが、スキルアップするためのバックアップだ。「向上心がある方は、どういう方法が一番スキルアップするか一緒に考え、それに対して全面的に協力していきたい」と藤本氏。

「ミッションは自社ポータルサイトを大きくしていくことになっていくわけですから、デザイナーもエンジニアであってもそのための取り組みをきちんと評価すべきだというのが考えです。自分の頑張りが成果に繋がれば、モチベーションも上がるもの。売上げが伸びればきちんと還元できる制度を、構築中です」

ゆくゆくは新しくジョインするメンバーも一緒に、皆で上場を目指したいと意気込む藤本氏。そのためにも、会社の成長のカギを握るエンジニア部門、デザイナー部門の増強は不可欠だ。やる気重視で年齢不問、CTO候補であり、将来の役員候補。成長中のビジネスを一緒に育てていきたい意欲のある人を大募集中だ。実力主義とはいえども、代表の藤本氏を始め、社員のみなさんはとても気さくにコミュニケーションをとられる方たち。ぜひ気軽にオフィスに一度遊びに行ってほしい。