ベンチュリーコンサルティング株式会社

ベンチュリーコンサルティング株式会社は、ITをベースとした、顧客企業向けの問題解決、コンサルティングサービスを生業とし、中でも特に、サーバ基盤系の技術に強みを持ちながら、「ITコンサルティング」「IT基盤設計」「DB・APサーバ基盤構築・仮想環境・DR構築」「運用保守サービス」「教育サービス」など、IT基盤導入の全てのフェーズに対応してきました。

創業以来、サーバインフラ基盤、中でも、OS基盤・HA（高可用性）をはじめとするクラスタウェア基盤やDBバックアップ、DB性能改善など、DBインフラ全般に軸足を置き、専門性に磨きをかけてきました。

その専門性は、国内の有力なクライアントから高い評価を獲得しており、同社の取引先には、コンサルティングファームやシンクタンク、上場エンドユーザ企業など、各分野の大手優良企業が並んでいます。

企業が扱うデータ量は、天文学的に増え続けています。ここで問題となっている顧客の課題の一つが、ITシステムの応答性能です。大きすぎるデータを扱うにあたり、どれほど優れたアプリを使っても、それ相応のDB基盤が整っていなければ反応しなかったり、非常に遅くなってしまったりするからです。その点、当社であれば、高次元の反応速度を実現するDBサーバの設計・構築が可能です。これはほんの一例で、ITインフラ基盤導入に関わる多様な課題に高いレベルで応えることができます。

ところで、当社が取引先から信頼を勝ち得ている理由は、コンサルティング力、技術力だけではなく、『プロジェクトマネジメント力』に拠るところも非常に大きいと自負しています。

クライアントの要望に応えるには、クライアントが何を望み、その実現にはどのような方式や、IT基盤が必要なのか。開発の期間や予算はどの程度かかるのか。予定どおり開発を終えるためのプロジェクト管理はどのように行えばいいのか。こういった疑問に対して『答え』を用意し、お客様へ分かり易く提案できる、プロジェクトマネジメントに長けた人材が幾人も在籍しています。

このように「問題解決型」のスタンスで、技術とマネジメントの両輪がそろっているからこそ、エンドユーザや一次受託企業からの支持を勝ち得ているのだと考えています。今後も一層、この高付加価値領域でのサービス力の拡充に力を入れ、顧客の期待に応えてまいる所存です。

私たちの「社員育成に対する基本的な考え方」は、プロジェクトを進める上で必要となる技術教育に加え、チームメンバーとして求められる「セルフマネジメント能力」を身に着けるためのトレーニング、そしてリーダーとして「チームをまとめる為に必要となるマネジメント能力」育成すること、そしてそれを通じて「プロの職業人として自立し、責任ある存在として成長し続けられる」こと、そのことに拠って、この道で大成し、社会的に価値ある人間となり、様々な顧客やプロジェクトで貢献できる人財になれるようサポートしていくことにあります。

例えば、目標達成の力を後押しする「スキルアップ推進プログラム」と学習支援チームによる二人三脚によるサポート、マネジメントのコミュニケーション面での能力を養う「コーチング研修」、受講者のレベルに合わせた様々な「マネジメント研修」といった、ビジネススキルの向上につながる研修の充実、キャリア構築や人財としての付加価値の向上につながるプロジェクトアサイン、「社員同士の交流と技術移転」を期して実施している様々な社員交流イベントの開催、など、当社にご縁あってお迎えした社員に対し、幅広いサポートを行っています。また、昨年夏あたりまで長らく続けてきた土曜勉強会は、去る2018年8月からは「学習ニーズに合わせた細かい部会」へと分かれて不定期開催へと移行し、またその主催者も、社から、チームリーダーや、各部会（もしくはサークル）の責任者へと移行しています。これらは資格取得面、技術習得面だけでなく、社員同士の交流から生まれるチーム貢献や組織貢献、リーダーシップ発揮の機会創出、といった新たな要素、意図を織り込んで、実施を継続しています。

当社は本年も、「職業人（プロ）を育む企業」を標榜し、一層の「差別化」「専門性の特化」を推し進め、「自らの自発的動機に拠って行動できる人材」を育成することを第一として、「効果的な研修、教材、イベントサービス」を適宜提供します。我々が提供する「サービスの質」を追求してお客様の「満足」を満たし、永く『社会に必要とされる企業』を目指して、共に成長していきましょう。

働く側から見たとき、ベンチュリーには、技術力やマネジメント力以外に、もう一つ大きな魅力があります。それが教育です。

情報サービス産業協会（JISA）が、IT業界において利益の何％を社員教育に投資しているか調べたところ、平均はおよそ4％程度でした。しかし、当社では利益の20％を社員教育に投資しています。（直近3年連続）

IT業界の資格を取得するには、受験料だけでなく、セミナー参加費や参考図書費なども含めると、数万円から数十万円の費用がかかってしまいます。同社ではそのすべてを会社が負担しています。それとともに、当社では、様々な勉強会が催されています。入社2年以内の社員に対しては、個々人のキャリアパスにフォーカスした「学習支援プログラム」を用意し、技術面とマネジメントスキル両面の向上を図っています。

マネジメントスキルの中でも、特にコーチングに力を入れています。ある調査会社のレポートによれば、プロジェクトにおけるトラブルの原因は「人と人とのコミュニケーションに起因するもの」が、原因の第一位にあるそうです。不足や“分かったつもり”という思い込み、事実に対する個々人の解釈の違い、などに行き着きます。これらを未然に防ぐには、相手の考えを引き出す高い質問力や自分の考えを伝える力が不可欠です。全行程の要求仕様に沿った求められる中流・下流工程と違い、上流工程では「お客様の課題解決につながるニーズリサーチや、ソリューションの提示ができて、初めて評価を受けることができます。そのためには、お客様の顕在的、潜在的ニーズや課題を会話の中で引き出すことが大前提となりますから、必要なキャリアやスキルは、けっしてIT技術だけとはならないのです。

ところで当社では、社として社員に提供している様々な研修などについて、それらを活かして頂くためのポイントは、みなさんに「こだわり」を手放して頂くことにある、とお伝えしています。

『自分には、自分なりの考え方ややり方がある』と、自分のやり方にこだわったり、過去の成功体験から離れられない方も世の中にはあります。こういった姿勢は、学ぶ上での機会のロスとなる場合があります。素直な方は、『これも、経験してみよう』と前向きに取り組んで、その経験からさらに多くのことを学べるのです。当社は、向上心と素直さのある方と一緒に仕事をしていきたいと思っています。