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レニショー株式会社

  • 製造・メーカー系

工業測定分野の世界的メーカー。自動化・無人化に欠かせない高度な技術を持つ

企業について

レニショーは、イギリスに本社を構える工業測定分野の世界的メーカーだ。創業当初から、プローブをはじめとする工業測定技術に強みを持っているレニショーの歴史は、1972年に始まった。

同年、英・ロールスロイス社に所属するエンジニアが、超音速旅客機「コンコルド」に使うエンジンのために、測定用三点支持式タッチトリガプローブを開発。その技術をもとに、翌1973年、英国で「レニショー」(Renishaw plc)を設立し独立。三次元測定機用のタッチプローブを商品化したのが現在まで続く同社の始まりである。「プローブ」とは、測定機等に用いられる針状の部品のことで、三次元測定機や工作機械には必要不可欠な重要部品だ。

「レニショーは、工業用測定機のプローブをはじめとして、工業測定分野では世界的なシェアをもつ企業です。現在では世界35カ国に70カ所以上の拠点があり、全世界で4500人以上のスタッフを抱える企業グループに成長しました」(人事統括 乗富 昭洋氏)

1973年に誕生したレニショー。アメリカに次ぐ、2番目に進出した海外市場が、日本だった。
1981年に、初の海外現地法人としてアメリカにRenishaw Incを設立。その翌年、1982年には日本現地法人・レニショー株式会社が誕生している。以来36年、レニショー製品の日本国内における販売やサービスの提供、マーケティングを担ってきた。

「レニショーにとって日本は、急成長した中国、そしてアメリカに次ぎドイツと共に売上上位を占める重要な市場です。私たちレニショー株式会社は、日本にある数多くの工作機械メーカー、測定機メーカーを顧客に持ち、それらの機械は自動車産業、半導体産業をはじめ、あらゆる工業に関わっています。大げさですが、日本のメーカーの大部分は当社と何らかの関係がある、と言ってもいいかもしれませんね」(乗富氏)

業界標準にまでなった三次元測定機及び工作機械用のタッチプローブをはじめとして、機械の精度を診断するためのレーザー計測システム、自動化や無人化のために欠かせない位置決めエンコーダなど、生産設備の高精度化を実現する数々のレニショー製品は、多くの世界的メーカーで活用されているのだ。

今や工業測定分野では、世界トップクラスのメーカーとなったレニショー。しかし、その技術的歩みは止まることを知らない。

「当社の特徴として、製品開発のスパン、サイクルが長いということがいえます。本国では株式を公開しロンドン株式市場のインデックス銘柄にも採用されている会社なのですが、現在も創業者が過半数の株を保有していることから、金融マーケットからの過度なプレッシャーは最低限にし、イノベーションを優先する社風を貫いているのです」(乗富氏)

非接触・非破壊で分子構造や結晶構造の解析、物質の化学組成の同定など各種分析に用いられる「ラマン分光システム」。最近話題の積層造形。さらには、レニショーが培ってきたスキャニングや位置決めの技術を活かして、歯科医療用システムや脳神経外科手術ロボットシステムなど、新たなジャンルへも進出を続けている。

「レニショーはいわば『技術オタク』な会社なんです。長い目で見て技術開発に取り組んでいて、営業にしてもひたすら数字を追い求める姿勢ではありません。そのため、皆 腰をおちつけて仕事ができます。会社として売上の15-20%ほどを毎年技術に投資し続けており、他社がどうとか流行りの経営手法がどうとかはあまり気にしないんです」(乗富氏)

ところで、レニショー株式会社としての、日本国内におけるビジネスの現況はどうなのだろうか。石川氏によれば、好調をキープしているという。

「工作機械にしても半導体製造装置にしても、需要は伸びています。機械を使うユーザーのビジネスが好調ですから、当社製品の需要も増しているということですね。今後も、ある程度の波はあると思いますが、全体としては労働力人口が減る中、『自動化』や『無人化』に必要不可欠な技術、製品を持つ当社のビジネスは有望だと考えています」(汎用ゲージシステムグループ シニアマネージャー 石川 孝一郎氏)

また、乗富氏は同社内の営業姿勢の変化も好業績を呼んでいると語る。

「当社の社内事情でいえば、これまではOEMメーカーなどに対する どちらかと言えば『受けの営業』でビジネスをしていたのですが、最近はより攻めの営業スタイルに切り替えつつあります。それによって、どんどん実績も伸ばせており、業容も拡大しているのです」(乗富氏)

業容拡大中のレニショー株式会社。彼らの求める人材像について聞いてみよう。

「インテグリティといいましょうか、他者に対して しっかりと向き合えるかどうか。その点は最重要ですね。あとは、当社に新しい風を吹き込み、物事を変革してていけるパワーがあるかどうか。これらを人事としては期待したいです」(乗富氏)

レニショー株式会社は、すでに長い間日本に根付いている会社だ。そのため、外資系企業とはいえ、ガチガチの外資系イメージというよりも、日本的な企業に近い社風も持ち合わせているという。とはいえ、現在は社長も外国人であり、会議も英語で行われることが多い。一方で休みも取りやすく、長時間労働を尊ぶこともない。その意味では外資系らしいといえるかもしれない。

ところで先ほど「会議も英語で」と記したが、レニショー株式会社に入社するためには、英語力は必須なのだろうか。

「よくお尋ねいただくのですが、職種にもよるものの、入社時点では英語力が絶対必要というわけではありません。とはいえ、会議や社長が社内向けに行うプレゼンなどは英語で行われますので、英語力はいずれ必要になります。入社時点で英語力がなくても、学ぼうという気概があれば対応できると思います」(乗富氏)

では最後に、今回インタビューに応じてくれた乗富・石川両氏から、読者へのメッセージをいただこう。

「当社は、従業員に対する権限委譲がしっかりされる会社です。ですから『任されることが喜びに感じる方』にはとてもいい会社だと思いますよ。また、ワークライフバランスという点ではかなり自慢できる環境だと思います。労働時間や労働の質に対しての給与、待遇はとてもいいと感じます。人間として楽しく、充実した時間が過ごせるでしょう」(石川氏)

「とにかく、ユニークで面白い会社です。業績もおかげさまで好調ですが、『グッドな会社』をさらに『グレートな会社』に進化させるため、新風を吹き込んでいただける方を探しています。我こそはと思われる方は、ぜひレニショーにいらしてください」(乗富氏)

企業情報

会社名

レニショー株式会社

業界

製造・メーカー系 > 電気・電子・機械・半導体

資本金

3億6000万円

売上(3年分)

201869,056百万円

201767,525百万円

201667,121百万円

設立年月

1982年03月

代表者氏名

代表取締役 ショーン ハイマス

事業内容

英・レニショー社製 各種測定機の販売、マーケティング・サービス

株式公開(証券取引所)

従業員数

101人

本社住所

東京都新宿区四谷4-29-8 レニショービル

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