株式会社JOY-NER

株式会社JOY-NERは、徹底したヒアリングからクライアントの課題を算出して最適な解決方法を提案、サイト構築や運用、効果測定、分析に至るまでワンストップでのサービス提供が可能な、ウェブに特化したソリューション企業だ。物事の本質を見極めながら、とことんクライアントに寄り添い課題解決に導いていくスタイルが高い評価を得ている。クライアントの利益を最優先し、不利益をもたらしかねない外部要因に目を光らせる様はさながら「お客様の用心棒」。少数規模ながら高いリテラシーとスキルを持ったプロフェッショナル集団は、ウェブという大海原を共に漕ぎ進む新たな仲間を求めている。

同社は設立間もないスタートアップであるものの、別会社であるインターネット広告代理店の一部門をスピンオフする形で生まれたという背景があるが、その企業は、ウェブに関する広い領域で事業展開を行う位置づけ。そこから派生した同社は、クライアントの内部に深く入り込むコンサルティングで課題を明確にし、プロモーションまでワンストップで対応する。

「何のためにやるのか」という本質を追及して、課題解決までをシームレスに一貫して行っていきたい。その思いを体現するために生まれた、コンサル×プロモーションにフォーカスする企業なのだ。

コンサル×プロモーションにこだわる理由は、コンサルティングとプロモーションが分断するとクライアント側は複数の業者を絡める必要が生じる。それによって余計なコストや多方面に渡るコミュニケーションの煩わしさ、品質のバラツキなど、クライアントにとって不利益なことが起こり得るからだそう。クライアントにとっては、自分たちのビジネスを深く理解する親身なパートナーとして診断から施策まで包括して行ってくれるならば、これほど助かることはない。同社はそれが可能な企業だ。

「週の半分はクライアントのオフィスでヒアリングなんて当たり前ですし、とにかく内側に入りこむコミュニケーションがわれわれのやり方。クライアントにぴったりと寄り添って悪い輩がつけ入ってこないかという目線もあるので、用心棒のような役割も担っていますね」と、代表の北條氏は快活に笑った。表層的ではないクライアントとの関係性がうかがえる。

ワンストップかつシームレスな包括的ウェブソリューションを実現するには、各分野に精通したプロフェッショナルの存在が必要不可欠だ。同社の最大の強みは、紛れもなくその人材にある。

20歳にして起業し持ち前のバイタリティとパーソナリティーを発揮してクライアントと信頼を築くのに長けている代表をはじめとして、大手インターネットサービス会社でファッションECサイト立ち上げに関わり日本有数の有名サイトにまで成長させた取締役や、電通グループで開発業務に携わった後に同社に参画した技術責任者など、高いスキルを持つ多彩な人材が集っている。

それぞれが精通する専門領域を持っているため、各人が完全なる裁量と決定権を持ってリードしているのが特徴だ。情熱的なタイプ、冷静で論理性を重視する者など個性は異なるが、様々なカラーが混じり合いプリズムのような美しい光となっている。そんな印象のチームだ。

今後、参画する人材にも持ち味とスキルを存分に発揮してもらうことを期待しているという。
「当社は失敗を咎めず、むしろ”行動と挑戦をしないことが悪” というカルチャーなので、どんどん仕事を任せていくつもりです」と、取締役 副社長の小池氏は言う。

プロジェクトごとの進捗など大まかな状況は把握するものの、進め方や手法は問わない。事細かなルール設定や管理をすることなく、各人の自律によって仕事を進めるスタイルだ。
「細かなスキルセットはあとからいくらでも身に付くと思っています。それ以上に、当社のカルチャーへのフィット感や人間性が重要だと考えています」とは、CTOの千葉氏の言葉。

過去の実績や高いスキルを持つ彼らならば、働く場はいくらでも選べるだろう。それでもまだまだ少数精鋭規模である同社に参画したのには意味があり、口々に「この仲間たちと一緒にやっていきたいと思った」と言うのだ。

同社の価値観は「究極の利己は、究極の利他」。すべては自分のためであり、自分が幸せになりたいのであれば、まずは他人も幸せにしようという考え方だ。この価値観に共感を覚える感性やマインドセットがあるかどうかが、ポイントかもしれない。

ルールやしがらみがないという同社のオフィスには、ダンサンブルなBGMが流れ明るい陽射しが降り注いでいた。
突然ゲームが始まったりと、自由と開放感に溢れていて、リラックスした雰囲気だ。もちろん自由には責任がつきものであるが、敢えてそんな言葉を持ち出すまでもなく各人が自覚と覚悟を持って業務に向かっている。

オフィスには、社員の家族や恋人も頻繁に訪ねてくるという。
「昨年は家族も含めて皆でハワイへ行きました。とにかく皆で楽しくハッピーに過ごしたいので、家族ぐるみで仲良くしています。公私をきっちり分けるという会社もあると思いますが、うちは一切ないですね！皆、プライベートの話をガンガンしますね。」と、代表の北條氏は笑う。

フラットでカジュアルな関係性が魅力だが、一方で成果に対する報酬はしっかり保証すると明言する。
「仲が良いとかルールがないなんていう話をすると、評価が曖昧なのでは？と疑念を持つ人もいるかもしれませんが、それは絶対にありません。案件ベースで利益を管理し、成果に対するインセンティブとして確実に還元します。じゃないとモチベーションが上がりませんよね？」と、北條氏は力を込めた。

「裁量を持って深く事業に関わることができるので、どこよりも密度の濃い経験ができるでしょう」と、小池氏も自信を覗かせる。いずれ起業したいと考えているようなモチベーションが高い者にとっても、同社での経験は財産になるだろう。

仲間としての調和は大切にしているものの、本質を理解するメンバーが揃っているだけに、この環境を自己実現のために使って欲しいと何のためらいもなく話す。従って、面接でも入社後でも自身のやりたいことや叶えたい夢などは積極的に発信してもらいたいという。どこか気になるポイントがあったならば、とにかく同社にアクセスして欲しい。フィーリングを感じ取るには、オフィスを訪れてメンバーと会話を交わすのがベストだ。