分かりやすい・安い・自動というサービス究極形の実現のために — SO Technologiesにデータ戦略室が新設された理由
データ戦略室、新設の理由 —SO Technologiesにデータ戦略室という新部署ができた経緯を教えてください。 安くて便利なマーケティングツールを提供し、進歩させていくにあたって、データの活用が不可欠だったからです。 弊社は長年、運用広告の統合管理プラットフォーム『ATOM』や、Google マイビジネスやLINE公式アカウントでの集客支援サービス『ライクル』をはじめとする、数々のプロダクトを作ってきました。 そしてそれらはありがたいことに、多くのお客さまに利用していただき、市場にも受け入れられています。つまりここまで“プロダクトマーケットフィット”を続けてきた会社なんです。 そしてサービス提供を加速すること、つまりSaaSの強化をしていくことを考えたとき、よりデータの活用を考えるようになりました。 僕らが考えるサービスの究極形は、お客さまがマーケティングをすんなり理解してビジネスに取り入れ、業種や予算という情報さえあれば過去の運用履歴をうまく活用してシステムが応えてくれる状態を安価で提供することだと思っています。 そこでデータの活用をすることで、最適な運用を客観的かつ自動的に運用できるようになると考え、この度データ戦略室を立ち上げたんです。 データ活用をサービスの大きな打ち手に —データ戦略室では具体的にどんな仕事をするのか教えてください。 まずはデータの集積と管理です。そして集めたデータを一目で見てわかる図表を作るためのツール、打ち手の可視化もはかっていきます。 またデータを活用して、広告等の運用自動化エンジン開発も進めていきます。 それからデータを法律にのっとって安全に使うための規約整備も、重要な仕事です。 広告にはデータ活用に厳しいルールが設けられていて、しかもそれは年々変わっています。だから僕らが持っているデータがそのルールにきちんと適合しているものなのかを確かめた上で活用していかなければなりません。 —データ戦略室ができることで、会社にどのような影響が生まれると想定していますか? データを活用する意識を作り、活用を前提としたプロダクトの成長を考えることができるようになるのではと考えています。 —現状では“データ活用”の意識はまだまだ薄いと感じているのでしょうか? 決して薄くはないのですが、データがサービスの打ち手の前提となる場面はもっと増やせると考えています。 サービスの打ち手は、営業やデザインなどいろいろありますが、同様にデータ活用も優先度をあげていく活動をしていかなければならないなと思っています。 データの活用を前提に自動化されたプロダクトは、誰でも簡単にマーケティングができるツールになり、その結果消費者とのコミュニケーションの円滑化を実現してくれると思っています。 データ戦略室が描く会社と社会の未来 —消費者とのマーケティングコミュニケーションは、今はまだ円滑とは言えないのでしょうか。 今は企業からの“いらない(マーケティング)コミュニケーション”が多い状態ではないでしょうか。 これの解決法として僕は、「広告主を増やすこと」が大切ではないかと考えています。 広告主が多ければ多いほど、その中から一番いい企業の商品やサービスを消費者に届けることができますよね。 ただ現状として、中小企業の内3~5割がマーケティングをしたことがないというデータもあるくらい、マーケティングのハードルは高い状態なんです。 となると限られたパイの中から情報を届けなければならないため、消費者のニーズに合っていない可能性も大いにあると思っていて。 だからマーケティングをする中小企業を増やしたいんです。 届けたい相手に商品がいくようになると、会社が存続する。そして昨今ネガティブな印象を持たれがちな広告、マーケティング業界がキレイに、クリアになる。 個人的にはこういう未来を作っていきたいと思っています。 そのためにはやはり、「分かりやすくて、安くて、自動でできる」運用ツールが必要不可欠です。 消費者と企業の情報のマッチング精度を上げて効率よくマーケティングを行うためにデータをうまく活用できる環境を用意することが、僕とデータ戦略室の使命ですね。
衝撃を受けた“在庫がない広告”
僕はこれまでもずっと、広告を仕事にしてきました。紙媒体の広告を扱う広告会社が最初のキャリアだったのですが、その頃に「検索がある限り在庫がない」という概念を持つリスティング広告の存在を知り、「すごい!!!」と関心を持ったんです。 そこで2006年にリスティング広告の草分け的存在であったオーバーチュア株式会社に入社して、大手WEB専業広告会社の営業に従事しました。 その後2013年に株式会社オムニバスへ転職し、当時最先端だった海外製DSP(デマンドサイドプラットフォーム)や動画DSPなどの販売をしていました。 そして2016年、SOTの前身であるサーチライフへ入社。現在の『AG-Boost』である『Z.I.P.!』のサービス設計と営業責任者、運用代行本部本部長を担いました。 2018年には取締役に、2019年7月からはSOTの執行役員として『AG-Boost』の事業責任者も担ってます。 ■仲間たちは皆、自律したプロフェッショナル 弊社の好きなところは、自由なところ。仕事をする上での目的地は決まっているのですが、そこに至るまでの道筋、手段は自分たちで選んでいけるんです。「なぜそうするのか」がしっかりしていれば、アプローチに細かい制約が入ることはありません。 そして自由であるためには当然のことながら責任を果たす必要がありますが、それを理解しているプロフェッショナルが多いところも弊社の魅力だと思います。 また弊社は、プロダクト別の事業部制でサービスを作り上げていく会社です。 僕は営業なので、お客さまと話したり物事をはじめることは得意なのですが、論理的に組み立ててから進めることが苦手なんです(笑)。「これだ!」と思ったらすぐ動きたくなっちゃう。 そこを助けてくれるのが、プロダクトマネージャーの七五三くん。僕が頭の中で考えていることを「央さん、それってこういうことですよね」と論理的に整理してくれたり、キレイにアウトプットしてくれたりします。 サーチライフ時代からの長い付き合いですが、事業部立ち上げ当初はぶつかることも多々ありました(笑)。でも、徹底的に話し合いを続ける中で互いの得意な部分や考え方が見えてきて、うまく役割分担をして頼り合えるようになりました。 サービスを良くしていきたい、というゴールは一緒ですからね。 ■地方という言葉がない状態をつくりたい 僕は「広告業界への恩返し」として日本全国の広告会社さんを支援することで、日本を元気にしたいと思っています。 ただ昨今の広告業界は、激務だし、あまりクリーンではないという印象を持たれがちです。 でも昔は、広告の仕事って花形でしたよね。その頃みたいに、憧れられる業界、仕事にするために、『AG-Boost』で広告会社さんのをお手伝いしたいんです。 また僕は『AG-Boost』やSOTのさまざまなサービスを通して、首都圏だけではなくいろんな地域の経済が活気づいている、「地方」という言葉がない状態を作りたいと考えています。 広告は広告主とそのビジネスを必要としているユーザーを結びつけ、地域や経済の活性化にも繋がる素晴らしい仕組みです。だからこそ、『AG-Boost』を通じてWEB広告を今以上に便利に使ってもらえるようサポートしていかなければ、と思っています。 あとテクノロジーはもちろん重要なのですが、いくら高度なテクノロジーを使っていても、痒い所に手が届くサービスになっていなければ意味がありません。 これまで僕らが人力で培ってきた経験やスキルをテクノロジーでどう表現するのか、「人とテクノロジーの融合」を進めながらサービスを成長させていくために、お客さまとの距離も引き続き大切にしていきたいですね。
広告代理店と一緒に広告主のプロダクトを成長させていきたい
大学卒業後、人材派遣会社3年、広告代理店3年を経てSOTに入社しました。 前職では、広告運用、営業、事業開発を行っていました。新規事業の広告代理店向けに運用者育成支援に携わっていた際、広告代理店とお話しする機会が多かったのですが、皆さん運用者の採用、育成も困っていると同時に、レポート作成、MTG準備に時間をかけていて疲弊していることに気付きました。 自分の所属している環境でもその課題を感じていたので、これは業界課題であると考えて外から解決したいなと思ったのがきっかけです。 ■「分からない」にすぐリアクションが返ってくる安心感 私は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2020年の4月入社以降オフィスには4、5回しか出社していません。一緒に働くメンバーとまだ面と向かって数回しか話せていません。 それでもコミュニケーションに不安を感じていないのは、SOTのメンバーが、人の異変に敏感で見て見ぬふりをしない人たちが多いからだと思っています。疑問に感じたことをチャットに投稿すると、すぐにたくさんの人から返答があるし、「この人に聞いたらいいよ」といったリアクションも返ってくるんです。そこに働く上での大きな安心感を抱いています。 この安心感があるから、どんどん発信しチャレンジすることができています。 また人事のメンバーが主体となって、部署を横断した交流会を開いてくれることもありがたいです。「こういう機会があると嬉しい」という声も拾ってくれるので、リモート中心の働き方でもコミュニケーションに不足を感じることはありません。 私もこれをきっかけに話してみたい人にオンラインランチをお願いして、いろんな方と交流ができています。複数サービスに所属している人、様々な職種やバックグラウンドをもった人が多い会社なので、どんどんコミュニケーションしていきたいです。 ■お客様がしっかり使えて成果を出せるプロダクト、セールスにこだわりたい 私の担当している業務は、問合せを増やすことから契約獲得、お客様のツール活用促進です。現状は一つの業務に特化することでなく、横断して業務を見ながら売上拡大に寄与する部分に適宜注力して業務を遂行しています。 その時々で変化する課題に対して、それに合わせた施策を練り実践していかなければならない点がこの仕事の難しさでもあり、面白さだと思っています。未経験なことも多いですが、日々チャレンジしています。 売上拡大がメインミッションであるので、契約獲得を重視する傾向にありますが、私はうちのプロダクトを選択してくれたお客様の課題を解決しないと意味がないと思っています。つまり、契約頂いた後の結果が大事です。 カスタマーサクセスは別チームでありますが、こちらに関してセールスの領域でも十分できることがあります。 お客様の課題を引き出し、正しい選択に導くこと、ツール導入前に行う業務整理といったことは、セールス、問合せ前の段階でお伝えできることですし、お客様と一番最初の接点となることが多いセールスの役割は大きいと思っています。 ATOMでは、開発、カスタマーサクセス、セールスで密にコミュニケーションを行いながら、お客様の困っていることに即座に対応できるよう努力しています。 チームとして、お客様がしっかり使えて成果を出せるプロダクトをつくり、お客様に届けていきたいです。
自分にしかできない仕事があった
SOTに入社を決めたのは、「自分にしかできない仕事」があったからです。 当時は社員数も少なく、デザイナーは私一人だったのでなんでもこなす必要がありました。新規サービスをいくつかリリースする時期だったため、管理画面デザイン、Webデザイン、キャラクター作成、コーディング、など求められることはたくさんありました。 その状況に最初はとまどいつつも、大勢の中の駒ではないという自負がたしかにそこにあり、エンジニアと連携し合いながら業務をこなすことでスキルもアップしていったと思います。 その楽しみを感じている最中に、雇用元の会社の体制が大きく変わることになり、それを機に転職を考え始めました。アウトソーシングではなく、自社サービスを展開しているところがいいなと思い、いくつか選考を受けていました。 そんな矢先、ありがたいことにお声がけいただき、そのままSOTに入社することになりました。 今では考えられませんが、当時は社内に女性一人で、誰とも会話せずに一日が終わることもしばしばでした。友人にその話をするとよく驚かれましたが、そういう環境は私にとって特にマイナスではなかったので、性に合っていたのかもしれませんね(笑) ■産休明けに感じた社内の雰囲気の良さ 2019年には産休を取得することになり、復帰する頃には知らない社員のほうが多くなっていました。でも復帰した時に感じたのは、雰囲気のよさです。「別会社になっている……!」と思ったほど、コミュニケーションが盛んになったなという印象です。チームがチームとして機能している、という感動がありました。 現在は主に「ライクル LINE」というサービスに携わっています。 「ライクル」は「お客さまに店舗のことを知ってもらい、好きになってもらう。そこからリピーターを作る」というきっかけ作りをGoogleのサービスやSNSを通じて配信するサービスです。「ライクル LINE」は「LINE」の公式アカウントをもっとラクにうまく活用していこうというサービスで、現在はその管理画面やWebサイトの制作などをしています。ロゴの作成から携われたりするのは楽しいですね。 また、差し込みで会社全体の依頼(Tシャツやバナー作成など)もあり、他のデザイナーと分担しながらこなしています。 ■子育て中の社員にとって働きやすい環境にある 2019年12月まで時短で働いていましたが、早出制度を活用して1時間早く出社することで、勤務時間を確保しつつ、子供のお迎えの時間の調整ができたのでとてもありがたかったです。子供が早寝早起きなので、我が家のライフスタイルに合わせることができました。 また、条件付きではありますがリモートワークが可能なので、その日は朝、余裕をもって子供を送り出すことができたり、本来通勤している時間を家事にあてることができています。 その分、仕事のタスクをこなす責任が重くなっていると感じています。自由度があがれば責任も増える。当たり前のことですが、ただでさえ時短であるということが余計にプレッシャーとなっていました。 そういった状況の中で、エンジニアが使用していたタスク管理ツール「Scrumwise」をデザイナーも使うことになりました。一週間のタスクを洗い出すところから始まり、優先順位や時間配分を決めて業務にあたります。毎日の朝会でエンジニアと一緒にタスクの報告をすることで、自分のタスク管理はもちろん、全体のスケジュールの把握やちょっとした疑問点も解消できています。これにより、ちゃんと責任は果たせているということが自分にもメンバーにも見える化され、滞りなく業務を進めることができています。 ただ、デザイナーの場合はチーム以外の仕事が差し込みで入ることがあるので、よりよいタスク管理方法を他のデザイナーと一緒に模索しています。 今年からフルタイムに戻りました。弊社はリモートワークが週3回まで利用できるため、時間の自由度はありますが、仕事の量もフルタイムの時代に戻ります。SOT初の母親デザイナーとして、先陣を切ってより良い働き方を模索していきたいと思っています。 幸い主人も応援してくれているので、家族で協力し合いながら子育てと仕事を両立していけたらなと思います。