株式会社ハイパードライブ

“ブライダル業界を根底から変革するWebサービス”を運営している株式会社ハイパードライブ。2000年にウェディング会社ノバレーゼを創業し、国内外57店舗・売上高158億円強のブライダル／レストラン運営企業に育て上げた浅田剛治が2017年7月に立ち上げたITサービス企業です。当社は、そのWebサービスの自社開発に関わるメンバーを求めています。

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結婚準備Webサイト『CORDY（コーディ）』
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2019年10月にCORDYをローンチしました。サービスをリリースしたばかりの頃はEC機能がメインでしたが、現在ではスケジュール管理・予算管理・ゲストリストやお気に入りリストの作成など、本来は式場が主体となる結婚準備に必要な新機能を続々と追加リリースしています。

エンドユーザーがブライダル会場を選ぶ手段としては、専門の情報誌や情報サイトが一般的。しかし、その情報は“広告”が大半です。つまり、式場は当該メディアに広告費を払って、自式場に有利な形の“情報”を掲載することになる。
「悪いことは書かれないばかりか、写真が実際とは異なるようにデフォルメされるといったケースも多々あります。また、料金の情報もコストパフォーマンスがわかりにくく、いざフタを開けてみると気に入ったプランにするには数百万円の追加費用が必要、といった事態がザラに起きています」と浅田は指摘します。しかも、一生に一度が基本のウェディングでは“学習効果”が役に立たないのです。

サービスの核はECで、いわば“ブライダル版amazon”を目指しています。日本の式場では、会場、衣裳、料理、花、写真といった必要な要素がワンストップで提供されます。新郎新婦は、式の1年前ぐらいからどの式場でどんなプランにするかを決め始めますが、プランの内容そのものは一般的に4カ月前ごろから決めるサイクルとなっています。
「式場から内容の提案を受けると、選択肢が少なく、また見栄えのしないものばかり、といったことが少なくありません。アイテム等を提供する専門業者のほとんどは、式場側が取引条件などの都合を優先して選定しているためです。もちろん、費用を積めばグレードを上げられるでしょうが、そこも選択肢が少ないのが現状です」（浅田）

EC機能では、日本中の専門業者が扱うアイテムだけでなく、司会やフォトグラファーなどの技術が必要なスペシャリストも選んで揃えられるようにしています。キーワードや予算で検索できたり、当社のウェディングプランナーからアドバイスも受けられるので、誰もが均質的なサービスを受けられるのが強みです。

「前職のノバレーゼでは、こうしたブライダル業界の悪しき因習を打破すべく革新的なチャレンジを続けてきましたが、いかんせんリアルな会場運営ビジネスですから、日本全国に行き渡らせることはできませんでした。ネットならば、日本どころか世界に発信し、日本で式を挙げたいという外国人の方にも使ってもらえます。これで業界を劇的に変え、真にエンドユーザーのためのウェディングを実現させていきたいと思っています。」（浅田）

1992年にリクルートでキャリアをスタートさせた浅田は、24歳で父親が名古屋で経営するブライダル会社に入社し、翌年から経営にタッチし2代目に就任する（インタビュータブ参照）。70～80名収容の披露宴会場を6フロア（建物は地下１階地上9階建て）擁する会社は赤字状態であったが、“リクルート流”に社員の自由や主体性を重視する風土づくりに努め、経営を立て直す。V字回復させたものの、上場を目指そうとした浅田は会長に退いた父親と方針の違いで対立。浅田が身を退いて、2000年11月、30歳の年に、5名の有志メンバーとともに名古屋市でノバレーゼを創業する。

当初はブライダルのプロデュース会社としてスタートし、料亭を会場としてセッティングしたり、イタリアからウェディングドレスのインポートを始めたりと、当時斬新だったサービスをヒットさせる。
「父の会社の取引先は、父から私との取り引きを止められていたので、新しい取引先を開拓しなければなりませんでした。それがかえって奏功したと思います」（浅田氏）

創業の翌月に初の自社店舗となるドレスショップを名古屋市にオープン、02年に本社を東京に移し、03年には１店舗目の式場を名古屋市にオープンさせた。以降、順調に店舗展開を続け、06年10月、東証マザーズに上場する。10年には中国・上海市に初の現地法人を設立し和食料理店をオープン、同年、東証1部に市場変更を果たした。

同社の結婚式場は国や県の重要文化財に指定されている歴史的建造物を承継し、現代のデザインや機能を付加させるなどして新たな価値を創出。「北米照明学会賞」「EST STORE OF THE YEAR」など数々の賞を受賞する。また、ウェディングプランナーとパートナー企業を繋ぐ業務システムでビジネスモデル特許を取得したり、新規事業提案制度「ノバレーゼレボリューション」から日本初のブライダル事業専門の法務サービス会社を生み出すなど、ブライダル業界を革新し続けてきた。

そして浅田氏は2017年、設立当時から宣言していた「パブリックカンパニーとなり、45歳で次世代の経営者に承継する」ことを実行。所有する全株式を譲渡して退任した。
「ところが、一部の社員が『隠居するのはまだ早い。何か面白いことやりましょう！』とけしかけてきたんです（笑）。そんなメンバーたちが10名ほど集まって、当社をつくることにしました」（浅田氏）

ブライダル業界を革新してきた経歴を生かし、業界企業に対する人材採用や教育、店舗開発、集客などのコンサルティングやイベントの企画・プロデュース、式場や飲食店向けインテリアアイテムやギフトなどの輸入販売といったサービスをスタート。また、東京・銀座で和カフェ「福禄寿」の運営を手がけている。準備中のWebサービスは、それらの中でも柱の事業となるだろう。
「飲食事業も面白いことを企画しています。ワクワクできることにこだわって、新しいことを打ち出し続けていきます」と浅田氏。なお同社は、パブリックカンパニーとしての管理体制を強化するため、IPOを目指している。

ハイパードライブは2017年創業、社員数は50名で
経験と実績を持つ経営層が集まって立ち上げた企業です。

当事者意識や独立心を持つ人材を採用し、
比較的何においても自由かつ、マニュアルが完全には整っていないので
裁量権を委ねて自由に動いてもらうことを徹底しています。

前職は設立から10年で東証一部上場を成し遂げた経営者
エンジニアとしてキャリアをスタートし、上場や海外展開、M&Aを経験しているCTO
人材業界最大手の営業経験者、20代からフリーランスで成功したエンジニア
アウトドアブランドのデザイナー、業界大手のウェディングプランナー・支配人、新聞の記者など

中途で入社したメンバーは業界も業種も様々です。
これまでの経験をハイパードライブの環境で活かしたいという方は、
ぜひカジュアル面談でお話ししましょう！