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株式会社ニューロープ

  • IT/Web・通信・インターネット系

効率重視の働き方で週3日出勤、人工知能でファッション業界をもっと楽しく・便利にするスタートアップ

上場を目指す
自社サービス製品あり
シェアトップクラス
グローバルに活動
残業少なめ

企業について

ECでアパレル商品を買おうとしたことはありますか? そのとき、無数に並ぶ商品を目の当たりにして、「これだ」という商品に行き着く前に疲れ切ってしまいはしなかったでしょうか。
あるいは店舗で買いものをしていて「素敵だな」と思って手に取った商品の値札を見て、そっと棚に戻した経験は誰しも一度や二度はあるでしょう。
朝着ていく服を考えてはみるものの、袖を通す服は結局いつも同じなんていうこともありがちです。
ファッションは心を豊かにしてくれるものではありますが、一方でもっと便利になる余地をたくさん残しています。
ニューロープはそんなファッションにまつわる様々な消費者の抱える痛みと向き合う企業です。

- ファッションに特化した2つのAI
ニューロープはファッション特化のAIを自社開発しています。
ファッションスナップを自動で解析してタグ付けをする『ファッションおじさん』と、アイテムを基点にコーディネートを生成・提案する人工知能ショップ店員の『Mika』です。
この2つのAIをベースにして、アパレルEC、アパレルメーカー、百貨店、ファッションベンチャーなど様々な企業にサービスを提供しています。

- 大手アパレルモールやファッションベンチャーが導入
アパレル大手のマガシーク社は、ニューロープのAIを用いて画像検索機能を実現しています。これによってユーザーは、好きなインスタグラマーのお気に入りのスナップ画像を元に、マガシーク内で類似アイテムを簡単に見つけることができます。
オークション大手のモバオク社は、メディアコマースを構築しています。利用者はファッションのトレンド情報や着こなしテクニックなどの記事を読みながら、記事中に気になるアイテムが登場したら、その類似アイテムをオークションで安価に手に入れることができます。
ファッションベンチャーのSTANDING OVATION社は、手持ちのアイテムを写真に撮ってアップロードしていくと、第三者がコーディネートを提案してくれる『XZ(クローゼット)』というアプリを提供しています。この中でニューロープのAIは、ユーザーがアップしたアイテム画像を自動カテゴライズする部分で利用されています。
また、大手SPA(製造小売業)は、ニューロープのAIですべての商品をタグ化(言語化)しています。これによって「どのような特性を持った商品が売れる傾向にあるのか」「ユーザーごとにどういった好みを持っているのか」を分析し、商品開発やパーソナライズへのデータ活用を進めています。
ニューロープはテクノロジーにフォーカスして自社の強みを尖らせることで、様々なアパレル企業とコラボして、様々な角度でエンドユーザーにバリューを届けることができています。

- メディア露出や登壇で効率的に営業
ニューロープの特徴の一つとして、その話題性があります。
ニュースメディアを開けば「AI」というキーワードを見ない日はないくらい、世の中の注目を集めている一方で、実際にAIをビジネス活用できている企業は多くありません。
そんな中でニューロープの取り組みには光るものがあり、メディアからの取材が多く、イベントで登壇の機会をいただくことも少なくありません。
こういったメディア露出や登壇を通して、アパレル企業に知っていただき、問い合わせをいただいて導入が進むという流れができあがっています。
アパレル企業がAIを求め、ニューロープがそれに応える、良いパートナーとしてのポジションに我々はいます。

ニューロープの創業は2014年1月です。
当初はファッションメディアの#CBK(カブキ)を運営していました。
ユーザーは#CBKでモデルやインスタグラマーのスナップを眺めて、気に入ったコーデがあれば類似商品をプチプラで買うことができます。
このサービスを運営するために300人以上のインフルエンサーと提携したり、何万枚というスナップを人力でタグ付けしたり、様々なメディアとアライアンスを結んだりしましたが、十分な収益を生むことはできませんでした。
#CBKの改善を続け、広告によるマネタイズやインフルエンサー・マーケティングなどの事業にも取り組んだものの、いずれも芳しい結果には至りませんでした。

このときに感じたのが、仮説をはずすことの手痛さでした。
ベンチャーの良さは「とりあえずやってみる」フレキシブルさだと言われることがありますが、プロダクトを作るのには時間がかかります。
「とりあえずやってみる」思想でプロダクトを半年かけて作って、それがユーザーに受け入れられなければ、たちまち資金ショートしてしまいます。開発チームとしても、作ったものがすぐさまスクラップになったのではモチベーションを保つのが難しいでしょう。
いかに事前に仮説検証をして、時間をかける価値のありそうなプロダクトを見つけ出すか。大企業以上に意思決定には正当な時間をかけるべきということを学びました。

2015年の秋ごろから、ニューロープはAIの開発に着手します。
手元には#CBKの運営を通して得られた大量の教師データと、AIで#CBKの仕組みをスケーラブルにするというビジネスアイデアがありました。
開発には1年半の月日を要し、その間はウェブアプリやスマホアプリなどの開発を請け負うことで食いつなぎました。

2017年の春に満を持してAIに関するプレスリリースを打ったところ、様々なアパレル企業からの問い合わせが殺到しました。
年々リアル店舗での売上が目減りしていく中、業界全体が強い危機感を持っていて、テクノロジーでのブレイクスルーに期待を寄せていたのです。
問い合わせをくださった企業1件1件を回っていると、彼らから「AIを使ってこういうことがしたい」という要望をいただくことができました。
法人向けビジネスにおいては、これが何よりの仮説検証となります。
プロダクトを作る前に、何を必要としているのかを聞く。更に、作る前に売る。売れることが分かったときに始めてプロダクトを開発し、パッケージ化する。

ニューロープは創業から4年間、苦節の日々をすごしましたが、そこから大いに学び、事業をピボットさせ、やり方を変えました。
結果的にAI事業は順調に成長を続け、2018年3月には新たな資金調達も完了し、現在注目のスタートアップとして活躍の幅を広げています。

今ニューロープがフォーカスしているのは、テクノロジーとグローバルです。

これまで世の中に存在していなかったテクノロジーは、人の可能性を押し広げてくれます。
それは人類の進歩と言っても差し支えなく、未来につながるという点でそれ自身に特有の魅力を感じさせるものです。
ニューロープは上述のリコメンデーションの他、監視カメラの映像解析による来店者分析、SNS上のスナップを言語化・定量化することによる需要予測、スナップ画像の解説をAIが生成する自然言語生成など、様々なテクノロジーの開発と、そのサービス化を進めています。

そして、生み出したサービスをグローバルに展開しようとしています。
日本には1億人を超える人口がいて、それぞれの所得も高い、魅力的な市場であることは確かですが、今後大きな成長を見込むことが難しいこともまた周知でしょう。
一方、中国や東南アジアの市場は魅力的です。人口増と経済成長を続けていて、伸びている市場で成功することは、そうでない市場で成功するのと比べて難しいことではありません。
現在台湾への展開を進めていて、今後はタイや中国などへの進出も予定しています。

スタートアップというと、昼夜を問わずに働き通しのイメージを持たれるかもしれませんが、ニューロープはちょっと違っています。
もちろん開発が立て込むような時期もありますが、基本的にはそれぞれの時間を大切にしてもらいたいと思っています。
働き詰めというのは持続可能なものではなく、インプットを断つことにもつながります。

また、ニューロープは生産性に高いプライオリティを置いています。
このため、毎日の出勤が必ずしも必要なものとは考えていません。現在は週に3日出勤し、残りの2日は各自好きな場所で仕事をする体制を取っています。通勤の往復2時間があれば、家事も片付くしジムで運動することもできます。ランチを家族と共にすることもできるでしょう。
出勤時間は11時で、満員電車で疲弊することもありません。
無駄な会議も根回しも提案資料もいりません。ほとんどのことはチャットの短いやり取りで解決します。

出勤日についても「顔を合わせてコミュニケーションする時間があった方が生産性が高まるという」理由で設けています。
必ずしも11:00-20:00の定時をオフィスで過ごす必要はありません。
子どもの送り迎えがあれば朝晩はリモートで働くのが良いでしょう。電車のダイヤが乱れて人が溢れかえっていれば、それが落ち着くまでいったん家に戻ったり駅のホームで仕事をしたりしても構いません。

環境としては、小さなお子さんのいらっしゃるママさんにも働いていただきやすい職場と言えるでしょう。
取り組んでいるのがファッション領域ということもあり、女性の採用は積極的に進めていきたいと考えています。

なお、現在のチームは営業・資金調達・デザインなどを担当する代表と、開発チーム3人、メディア編集1人という5人体制。
小さな組織だからこそ、意思決定はスピーディだし、望めば幅広い職掌や大きな裁量権も得られます。
チームにはドイツ人のエンジニアが在籍しているほか、2019年にはアルゼンチン人のエンジニアもジョインする予定。チームとしてもグローバルを心がけているニューロープでは、英語でのコミュニケーション能力も磨くことができます。

インタビュー

株式会社ニューロープのインタビュー写真
代表取締役 酒井 聡 学生の頃はアートと工学の両方を学ぶ芸術工学部に在籍。アルバイトでイベントのポスターやチラシを50点以上デザインするなど、実践的なスキルも身につけました。 新卒で入社したマイナビでは進学情報誌の編集、進学情報サイト「マイナビ進学」のウェブプロモーション、市場調査や自社データのマイニング、それらを用いた営業支援など、主にマーケティングに従事。プロモーションでは月予算数千万円を任されていました。 社会人4年目に転職したランチェスターでは、ウェブアプリケーションやスマホアプリケーションの企画や開発に携わりました。ハーレーダビッドソン、昭文社、無印良品、マイナビなど大手クライアントの2C、2B問わず、幅広く支援。営業、企画、情報設計、デザイン、プロジェクトマネジメントが主な業務でした。その他人事制度、情報共有の仕組みづくりなど、社内プロジェクトも積極的にイニシアチブを取りました。 サイバーエージェント主催の「アントレプレナーイノベーションキャンプ」にて優勝し、2014年1月に株式会社ニューロープを設立。

── ニューロープをどのような会社にしたいと考えているのでしょうか?

目指しているのは、体力のある大きなテクノロジーカンパニーにすることです。

典型的だと思われるかもしれませんが、僕が起業を考え始めたきっかけの一つが2011年の東日本大震災でした。
震災の後、複数の大企業による多額の寄付金がテレビや新聞で話題に登りました。同時に原子力発電への依存を解消することを目的として、ソフトバンクを初めとした各社が太陽光発電への投資を発表しました。
それらを目の当たりにしたときに、当時の僕にできることと言えば、電力消費を控えた暗い部屋で、将来のために勉強に勤しむくらいしかありませんでした。個人と大企業でできることのあまりにも... 続きを読む

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企業情報

会社名

株式会社ニューロープ

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

IT/Web・通信・インターネット系 > IoT・M2M・ロボット

IT/Web・通信・インターネット系 > モバイル/アプリサービス

企業の特徴
上場を目指す、自社サービス製品あり、シェアトップクラス、グローバルに活動、残業少なめ
資本金

46,510,000円(資本準備金含む)

設立年月

2014年01月

代表者氏名

代表取締役 酒井 聡

事業内容

- AI事業
 - アパレルEC向けリコメンドエンジン
 - データ分析
 - API提供
- メディア事業
 - ファッションコーディネートの『#CBK』
 - アートがもっと楽しくなる『ART LOVER』

株式公開(証券取引所)

非上場

主要株主

- 酒井 聡 - 株式会社サイバーエージェント - Reality Accelerator - 大和企業投資株式会社 - 一般財団法人都築国際育英財団 営業ノウハウを持ったSaaS特化のVC『Reality Accelerator』や、ファイナンスやマクロな事業計画に精通した『大和企業投資』からの支援を受けて、経営的な意思決定の精度を高められています。

主要取引先

- 株式会社スタートトゥデイ - マガシーク株式会社 - 株式会社STANDING OVATION 現在はアパレルECやメーカー、ファッションベンチャーが主な取引先となっています。 国外のアパレル企業にも販路を広げるために、現在日本とファッションドメインの近い台湾、タイ、韓国などへの展開も進めています。

従業員数

5人

平均年齢

31歳

本社住所

東京都豊島区千早3-40-5-102

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