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SOUSEI株式会社

  • IT/Web・通信・インターネット系
  • 不動産・建設系

「住宅IT」で誰も見たことがない暮らしの常識を創り出すオンリーワン企業

自社サービス製品あり
シェアトップクラス

企業について

SOUSEI株式会社は、「住宅IT」という新しい概念を打ち立て、住宅不動産業界におけるオンリーワン企業としての道を歩み始めたところだ。同社が開発し、2017年4月に提供を開始したマイホームアプリ『Knot(ノット)』は好調な滑り出しを見せている。

『Knot』は、一戸建て住宅やマンションの施主向けに開発されたアプリである。マイホームが完成するまでに必要な契約書や図面、仕様書などの資料、資金計画、保険契約書などの管理をクラウド上で行うことができるサービスであり、施主はこれまで紙で管理していた情報をクラウド上で一元管理し、パソコンやスマートフォンなどで閲覧できるようになる。さらに、メンテナンス情報の通知や、家族の情報管理(母子手帳、マイカー情報など)や、地域の生活情報(学校や病院、スーパー、美容院など)の配信といったサービスも付加。サービスは随時拡充される予定だ。

同アプリは、新築ビルダーやリフォーム事業者などの施工業者を通じて施主に提供される。各事業者は、施主との打ち合わせ時に提案し、導入してもらう。施主のスマートフォンなどにアプリを通じて配信される広告で収入を得るビジネスモデルだ。まずは年間100棟以上の新築ビルダーに限定して導入をスタートしたが、業界誌などを通じて評判になり、導入が追いつかないほどの問い合わせが寄せられた。6月には参加企業40社を超え、年内には1万世帯で導入される見込みだ。今後は新築ビルダーだけではなく、マンションデベロッパーや有力リフォーム会社などへの導入を促進していく計画である。

同社が開発するのはアプリだけではない。来年春のリリースに向けて、着々と開発を進めているのが、Amazon社のAI(人工知能)『Alexa』に対応した住宅用OS『v-ex(べクス)』だ。

『v-ex』は、「家と人、家と外とのコミュニケ―ションを生み出す」をコンセプトとして、様々なアプリケーションのプラットフォームを構築する、OS機能を備えたデバイスだ。HDMIでテレビと接続して使用する。『Knot』と連携した情報管理、くらしの情報取得、Z-Waveに対応した家電などのデジタル機器や各種設備のIoT制御・センシングなどのサービスをワンストップで提供する。Amazon社の『Amazon Echo』を利用した音声アシスタント機能も付属し、人と対話しながら家の機能をコントロールし、スマートフォンなどの携帯端末に情報を送り、家の安全を守る。

現在(2017年8月)、『v-ex』に近いものとしてはスマートハウスがあるが、一般に流通しているスマートハウスは、電力の可視化と制御に限定されている。家電や設備のIoT制御・センシングといった領域まで踏み込んだサービスはまだ実現されていない。一方の『Knot』も、住宅の施主向けに提供されるアプリは存在していない。いずれも競合のないオンリーワンプロダクトであり、業界における注目度は非常に高い。

従来、住宅は建てた後、年月が経つほど価値は下がっていくのが常識だった。工法や建材が進化するため、新しい家ほど高スペックとなる。しかし同社が提唱する“家2.0”の時代の家は、そこに人が住んで体験を重ねれば重ねるほど価値が高まっていく。スマートフォンがOSをアップデートしたり、アプリを追加したりするように、住宅も、AIを導入して機能をアップデートしたり、様々なデバイスと接続したりすることで進化していくのである。

それは同時に、住宅業界のビジネスモデルをも変えるきっかけにもなる。これまでの住宅業界は売り切り型のビジネスだったが、同社が開発する『Knot』や『v-ex』を導入することで、広告配信やソフトウェアのアップデート、対応デバイスの追加などにより、継続的な収益が見込めるビジネスモデルが実現される。

『Knot』『v-ex』を開発しているのは、SOUSEI社の中でも大阪本社を拠点とするIDT(Information Digital Technology)事業部である。SOUSEI社は、奈良県香芝市にて住宅ビルダーとして創業し発展してきた企業だ。2010年の創業当時から集客をWEBマーケティングに特化し、毎年20%の成長を遂げ、設立6年で注文建築棟数奈良県最大級の住宅ビルダーとなった。2013年と2014年には住宅産業専門調査会社から住宅販売で地域ビルダー部門第1位の認定を受け、2016年にはHOME'S接客グランプリ西日本第1位に輝いている。

成長の要因は、単なる物作りの会社ではなく、家に暮らす住人の体験や、そこで感じる世界観、そこで生まれる想いや温度を提供する企業として、業界の常識にとらわれず顧客側に立ったサービスを提供し続けてきたことにある。

IDT事業もその一環として生まれた。設立3年目の2012年にはIT事業へ参入。その時すでに住宅用OS(住宅用AI)の構想を掲げ、シリコンバレーやシンガポールの企業との提携によるIoTデバイスやHEMSデバイスの開発をスタートしている。そして、2012年12月には家電を制御する『Luterio』と名付けたIoTデバイスを発表している。

2016年10月には、20代から30代のデジタルネイティブ世代のための家づくり、"IoH(インターネットオブホーム)"、"家2.0"、といったコンセプトとともに『Knot』を発表し、12月からSOUSEI社で家づくりしている施主への提供を開始した。
2017年に入るとさらに動きは加速する。3月に『v-ex』の構想を発表し、5月に開発を開始。4月には自社顧客に限定した運用でブラッシュアップを重ねてきた『Knot』を全国の同業者に開放するなど、IDT事業を本格化させた。そして7月、大阪支社を現在地へと移転して大阪本社へと変更して、現在へと至っている。

住宅とIT技術の融合で、これまでに誰も見たことがない家を作り、5年後、10年後の暮らしの常識を創造することが同社のビジョンだ。IDT事業として正式にサービスをリリースしたことで、そこに向けた大きな1歩を踏み出した。

現在、SOUSEI社は、住宅ビルダー事業の奈良本社、IDT事業の大阪本社の2拠点体制で事業を行っている。社員数は両拠点合わせて約20名の少数精鋭組織だ(2017年8月現在)。創業時から革新的な事業展開で、住宅不動産業界における独自のポジションを確立してきたが、「住宅IT」という概念を打ち立てたことで、その色彩はますます濃くなった。

そんな中、既存メンバーと共に事業創造に取り組む仲間の採用にも積極的に取り組んでいる。特にサービスを開始したばかりの『Knot』が好調なIDT事業部では、同サービスの成長を加速するために開発チームの補強が最重要課題だ。

IDT事業の拠点である大阪本社に在籍するメンバーは全員、2017年2月以降に入社している。職種は、企画、WEBディレクター、デザイナーと様々だが、これまで世の中になかった全く新しい事業に参画することに醍醐味を感じて入社している点が全員に共通している。WEBディレクター・欅文喜氏もその一人で、7月に入社したばかりだ。

「大学時代、ヒューマンインターフェイス、ユビキタスなど、今のIoTに通じる技術を研究していました。コンピュータが内蔵された物を"コンピュータ"と意識せず、"物"と認識して使えるなら便利になると思っていました。IoTは長年研究されてきた概念ですが、未だに商売として成功している事例は多くありません。「住宅IT」という概念で取り組む『v-ex』は順調に前に進んでいて興味を持ちました。『Knot』に関しては、自分で家を建てた際に不便さを感じた経験を活かせる機会になると感じました」(欅氏)

現時点で同社が求める人材は、自分の専門スキルに拘泥せず、社内で発生するあらゆる課題やタスクに対応できる柔軟性を持った人材である。在籍メンバーは全員が中途採用者であり、それぞれの分野で実績を積んできた人材だが、過去のキャリアで培ったスキルだけで消化できる仕事だけを担当している社員は1人もいない。全く新しいビジネスとあって、在籍メンバーの誰もが経験したことがない業務もある。それらを全員で分担し、補完し合いながら、前に進めている。その点では業務そのものや、チームメンバーに対して向き合う上での誠実さも重要だ。

「技術に関しては特別なスキルは必要ありません。むしろ1年後、2年後、サービスがどのようなものになるかをイメージできることの方が重要です。また、サービスだけではなく、事業理念や社内制度も全員で話し合いながら作っています。かなり広範囲の仕事をスピード感を持ってやらなければいけません。残業はしない方針なので、就業時間内は密度の濃い働き方が求められます。その分、幅広い業務スキルを磨ける機会になるでしょう」(欅氏)

一方、住宅ビルダー事業も、他地域への拠点展開を計画しており、今後のさらなる成長が見込まれる。IDT事業、住宅ビルダー事業、両事業ともにSOUSEI社が歩むのは常に足跡のない道だ。変わり続けることを楽しめる人にはぜひとも注目して欲しい会社である。

企業情報

会社名

SOUSEI株式会社

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > インターネット/Webサービス・ASP

不動産・建設系 > 不動産賃貸・仲介・管理

企業の特徴
自社サービス製品あり、シェアトップクラス
資本金

1,000万円

設立年月

2010年07月

代表者氏名

代表取締役 乃村 一政

事業内容

SOUSEIでは、「BEYOND SOUZOU ~想像以上の創造を~」というミッションのもと、注文建築棟数奈良県最大級の住宅ビルダー事業の知見を活かし、住宅をITでDESIGNするチームで、家を中心としたあらゆるUXをITでデザインしています。マイホームアプリ『knot』や、AI、ITにより住宅をアップデートするHome OS『v-ex』を開発しています。

【Home OS「v-ex」】
 v-exは自宅に設置することでエアコン、証明、テレビなどの家電を音声やスマートフォンアプリから操作できるデバイスです。スマートスピーカーと同様の機能に加えて、独自の拡張性を持っていることが特徴です。
 本体はAndroid OSを備え、スマートスピーカー「Amazon Echo」と連携することで、家電の音声操作を実現します。また、オムロン製の環境センサを接続することで、室内の温度、湿度、照度、気圧のセンシングができ、今後は家の状態の管理だけでなく、空気の状態を計測することで、侵入者などによる変化を検知、セキュリティセンサとしての機能することを目指しています。さらにIoTデバイスとしては初となる決済システム「v-ex pay」も搭載することで、スマートフォンによる決済ではなく住所(アドレス)にフォーカスした決済が可能になるなど、さらなる「住宅IT」化を目指します。

【マイホームアプリ「knot」】
 knotは、家を建てるときに発生する書類や住宅会社とのやり取り、保険やメンテナンスなどの情報を一元管理できるマイホームアプリです。マイホームが完成するまでの図面や仕様書の進捗確認、引き渡し後のメンテナンスなど、マイホームにまつわる情報を一括管理します。2018年5月には、戸建て版アプリに加えて、マンション版アプリをリリース。エントランスに張り出されているお知らせを通知する「掲示板」機能や管理会社と居住者がやり取りできる「メッセージ」機能も加わっており、今後ますますサービスを拡大していきます。

株式公開(証券取引所)

従業員数

14人

本社住所

大阪府大阪市北区堂島1-5-30 堂島プラザビル2F

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