“Tech×Marketing” オーダーメイド商品をネットで手軽に購入できる世界へ。Eコマースをアップデート。
『LESS TASK !』
-レスタスが自社開発したシステムによって、世の中のあらゆる無駄なタスクを一掃し、世界中の業務を効率的にする。-
これが弊社のビジョンである。まず目をつけたのが、オーダーメイドEC業界。
“Tech×Marketing”オーダーメイド商品をネットで手軽に購入できる世界へ。Eコマースをアップデート。
レスタスでは、technologyと独自のマーケティング理論を用いて、オーダーメイド商品を制作、販売するECサイトを企画・開発・運営を行っている。市場と商材、販売チャネルを見ると実に20世紀的なイメージかもしれない。しかし、レスタスはこの旧来の市場にパラダイムシフトを起こし、2011年6月の設立時から、今日まで平均140%以上の成長を続けてきた。主力ブランドの名入れカレンダーサイトのユーザーは、個人・法人を合わせ累計25,000件超。顧客満足度は99%に達している。
旧来の名入れカレンダー業界では、販売代理店がビジネスのフロントに立ち、その後ろに、カレンダーメーカーや名入れを行う印刷会社が連なっていた。そのため、在庫確認やデザインのやりとりが伝言ゲームのようになり時間がかかっていた。さらに、デザインのやりとりが終わってから版起こしに入るため、工場側の生産管理が複雑であった。
レスタスはこのビジネスの流れを課題と置き、technologyと独自のマーケティング理論の導入で大きな改善へと導いた。ユーザーとメーカー、印刷会社、自社とをダイレクトに結ぶシステムを開発。注文〜納品までのステータスを全てのステークスホルダーが一目で確認できる仕組みを構築した。web上でのユーザーのアクションに応じて、メーカーと印刷会社に必要な情報が送信されることで、UI上でデザイン確認を終了することができ、印刷工場はすぐに版を起こしに入ることができるのだ。また、オペレーションに人が介在しないことで、ヒューマンエラーを最小限まで抑止。目に見えないコストの削減にも成功している。
こうして、旧来のサプライチェーンにITによるイノベーションを起こすことで、コストダウンとスピードアップを実現。一般の名入れカレンダー販売代理店が11月末に注文締め切りを行うのに対し、弊社は12月中旬までの受付を可能にした。
また、一般のカレンダーメーカーは、注文の時期が集中するため、工場の生産能力が追いつかず納期が遅れるという課題があった。レスタスは複数の提携会社に専用印刷レーンを確保。自社でも名入れ印刷設備を持つことで、ピーク時にもスムーズな納品を実現。一般的な名入れカレンダーの納期が45日(出荷)程度か掛かるのに対して、最短2日で出荷できる体制を整えた。加えて、自社開発したCRMから見て取れる売れ筋商品を1年分一括購入。安い、というアドバンテージも生み出した。
前職:リクルート社 新卒採用営業。当時営業マンとして歴代10名しかいないという「殿堂入り」を果たした実績を持つ。
独自のCRMが抽出したマーケティングデータを駆使し、広報戦略、UI/UX、商品企画を展開
レスタスの成長を支える一番のファクトは、オーダーメイド商品の販売に適した独自のCRMの開発に成功したことだ。このシステムで集めたデータを解析し、広告戦略を立案。ABテストを繰り返すことで、ユーザーに響く広告ロジックを構築している。また、繁忙期が終わると社員全員でシーズン中に寄せられた顧客要望を洗い出し、改善案をまとめて実装する。
この繰り返しの中で得られた知見をUI/UXデザインやサービスに反映していくことで、ユーザビリティ・アクセシビリティの向上を行なっている。
一方で、technologyとマーケティングにこだわる弊社が、同様に力を入れているのが「人」にしかできない気遣いとヒアリングである。弊社のユーザー属性は、ショップなどの個人事業主から大手企業の営業企画や販促企画担当者、経営者まで様々だ。
ユーザー様の中には、PCの扱いに不慣れな方もいらっしゃる。また、企業購入の場合、まとまったロットでの注文になるため、見積額が数百万円に上ることもあり、顔を合わせずに決済することへの不安が生じる。そのためユーザー様からの問い合わせ電話も多い。
そこで弊社は不安や不信感を払拭した上でオーダーしてもらうためにも、緻密なアンケートをとるなどユーザーへの対応に力を入れている。その中で、CRMで拾いきれない生の声によるニーズを拾うことも多い。顧客視点の生データを拾うのだ。
データドリブン×顧客視点で蓄積されたデータを元に、新たなニーズを探り、商品化を進める動きも盛んだ。メーカーに商品企画を提案するほか、海外工場を開拓し、安価で高品質なPB商品の製造にも着手している。
社名変更で第二創業期へ。シリーズAで総額約10億円の資金調達実施。2,3年後のIPOを目指す!
2019年7月までは、「名入れ製作所」という企業名であった。これは、ユーザー様にわかりやすい社名ということで名づけられた。
レスタスの社名には、レス-LESS-(減らす)と、タス-TASK-(タスク)、TAS(足す)の2つの意味が込められている。サプライチェーンやプロダクトフロー、マーケティング手法などを分析し、無駄を無くすことで新たな価値を提供していく。このスタンスを社名に掲げた。
今まさしく第二創業期で優秀なメンバーが集まってきている。0→1経験豊富で日本最大の証券取引所Webサイトのプロジェクト責任者を務めたこともあるCTOや海外経験豊富なCMOとこの規模でしっかりとした経営陣。さらに、公認会計士資格取得者や、大手EC企業でデザインのマネージャーをしていた者、京大出身で商社やミドルベンチャーの拠点長を務めた者など。今後も優秀なメンバーを集め、直近目指しているのが2,3年後のIPOである。
さらに、新型コロナ禍にもかかわらず、事業のポテンシャルを高く評価され、シリーズAで総額約10億円の資金調達を実施することができた。まさしく今、事業も組織も一気にスピードを上げていくタイミングだ。
Iさらなるサービスラインナップの拡充と、培ってきたノウハウと自社開発したシステムを活用し、市場規模9兆円といわれるギフト市場全体をターゲットとし、さらに海外展開も目指していく。
そのために不可欠なのが、ユーザービリティ、アクセスビリティのさらなる向上。今まで以上に粒度の細かいデータを収集することがテーマ。ゆくゆくはそれらのビッグデータを独自の技術で解析し、新たなマーケティング手法を確立していこうと考えている。これらを実現するために技術面でも、現在、フロントエンド開発に注力。さらに、より多くのユーザーの利用を想定し、インフラの再構築にも意欲的に取り組んでいる。3年以内に自社サービス全てをマイクロサービス化する計画で進めており、Infrastructure as Codeの導入も検討中。AWS、GCP、Docker、Kubernetes、Terraform、Ansibleといった話題のテクノロジーも使い始めている。
まだまだスタートアップで整っていないことも多いが、新たな仲間たちと変化とスピードを楽しみ、レスタスを成長させていきたい。
株式会社 レスタスの社員の声

20代後半
2018年09月入社

30代前半
2016年07月入社

40代前半
2018年03月入社
また、あらゆる意思決定が...続きを読む