ヒューマンスキルを高め、多角化するニーズに対応
株式会社キャリアバンクは、ソフトウェアの設計・開発から運用・保守、そして、情報処理業務のサポート業務まで手掛ける、急成長中のシステム開発会社だ。サーバ、ネットワークのプロとして活躍してきた関野氏が代表取締役に就任したのは、設立8年目の2005年。その後、順調に業績は拡大し、2009年に株式会社化。現在では大手企業との案件も多数手掛け、右肩上がりの成長を続けている。
そんな同社が一貫して目指してきたのは、“多角化する顧客ニーズに対応できる企業になる”ことだ。
「多様化していくニーズに対応するには、要望のキャッチアップから実現までのプロセスを、いかに的確なコストでスピーディに対応し、最良のソリューションを提供できるかが求められます。それを実現するためには、技術力はもちろん、お客様やチームメンバーとの対人関係力や協調性も不可欠。そのため、社員教育では『ヒューマンスキルの向上』を最も重要な課題としています」。(代表取締役 関野氏)
たとえば同社では、案件には必ず若手社員とベテランエンジニアでチームを組み、OJTでスキルアップできる環境を整えている。知識はもちろん、コミュニケーション力も磨いていくためだ。さらに、月に一度の社員全体ミーティングや、勉強会や飲み会、スポーツ大会などで社員同士の交流を図っている。その結果、帰属意識が高まり、イベントの参加率は約80%までに高まったそうだ。
「社員旅行の企画も社員が行い、毎年大変盛り上がっています。チームワークには自信がありますね。協調性を養い、柔軟な対応力を身につけることが、最適なサービス提供に繋がると考えています」。(同氏)
設立して20年を迎えた同社。これからも磨き上げた技術と人材を武器に、さらに上のステージを目指していく。