「人」とのつながりを大切に、長く働きたい会社へ
株式会社サクラは、物流・IT・建材・住設の4事業を展開する複合企業です。1959年に日鐵住金建材株式会社東京工場での輸送業務を受託する物流会社として創業以来、事業範囲を広げてきた。事業内容や取引先は事業部ごとに異なるが、そこで働くメンバーは共通の意識のもとで行動している。すなわち、お客様のために(For The Customer)、創造的であること(Creative)、友好な関係を築く(Friendship)の3つだ。人間同士のつながりを大切にし、常に新しいことに挑戦し、問題点を見つけて改善し、安全第一を決して忘れず、顧客に喜ばれる仕事をしていく。すべてビジネスの基本だが、基本をおろそかにせず、徹底した仮説→検証を行いPDCAを回していく。“永遠に生き続ける企業”を目指し、安定した事業基盤を固めている。
物流事業では、一般貨物自動車運送事業、貨物運送取扱事業、倉庫出荷業務請負事業、構内作業請負などを手掛ける。IT事業では、IT技術者オンサイトサービス事業やシステム開発請負、IT関連総合サービスを展開。建材販売事業では、道路商品や環境エクステリア商品、外構資材などの販売・施工・営繕や、公園施設製品の点検などを行う。また、建物賃貸業も事業内容に含む。
IT技術者オンサイトサービス事業では、多数のSE・プログラマーが所属して多種多様なアプリケーションを開発。また、システムセンター運用管理事業として、ITベンダーのデータセンターをメインにメインフレームシステムやサーバーシステムの運用管理、データ処理の業務を請け負う。システム開発請負事業では、各種業務システムの設計・開発・運用・保守まで、一貫体制による各種業務システムの製作導入を実施。IT関連総合サービス事業では、IT業務に付随する業務支援やコンサルタント業務などを展開している。
新日鐵住金株式会社グループを中心として“鉄”にかかわる業界に強みを持ち、ゼネコン、建材などの上場企業とのつながりも深い。売上高はここ数年の間、約18億円と安定した業績を残している。
東京・木更津・鹿島の3拠点体制に加え、北九州にもオフィス開設
サクラのIT事業部は、現在、東京事業所、木更津事業所、鹿島事業所の3カ所体制で業務を行っている。東京事業所は、1968年から日本製鐵(株)本社のコンピュータオペレーションや業務アプリケーションの開発・保守を受託し、情報通信事業を本格的にスタート。その後はOA機器の保管管理やセットアップ業務なども受託し、コンピュータに関わる一連の業務を幅広く提供している。また、コンピューターセンターのI/O媒体配送業務も受託し、グループ力を活かして軽貨物運送事業も行う。また、他に類を見ない特色ある業務として、人工衛星システムのデータ処理運用管理業務も手掛けている。約半世紀にわたる技術・ノウハウの蓄積と、技術革新をキャッチアップし顧客のあらゆるニーズに応える体制は、大きな強みとして競争力の源泉となっている。
千葉県にある木更津事業所では、日本製鉄(株)君津製鉄所内のシステム開発とコンピュータ運用管理の2つの業務を展開。ソフト開発だけでなくコンピュータのオペレーションも行い、約30年にわたり幅広い分野の業務を受託している。2014年に開設された鹿島事業所(茨城県)では、新日鉄住金(株)鹿島製鉄所内のシステム開発業務を担当。それまでに培った経験と新規採用者の若い力を融合させ、“開拓者精神”を発揮して業務を行っている。
サクラの情報通信営業部・東京営業所のシステム開発部門を分社する形で、2002年に設立されたグループ会社「株式会社サクラシステム」では、上記のような鉄鋼関連企業のほかにも、IT企業や物流企業を取引先とし、主にコンピュータを活用したシステム構築の立案・設計・開発事業や、システム運用管理・ヘルプデスクサービス事業、コンサルテーションなどを行っている。
今後は、既存拠点の増員をさらに進めていくほか、新規業務の獲得を積極的に進め、さらなる事業拡大と体制の確立を目指す。新規に北九州オフィスを設立するなど、意欲的な拡大を進めている。
“ワークライフバランスの充実”を掛け声だけじゃ終わらせない
2020年10月時点の従業員数は140人で、平均年齢は41.0歳。とてもアットホームな社風で、仕事上の厳しい達成目標などはない。メンバーは学習意欲が旺盛で、より高いスキルを持つ集団を目指して資格取得奨励制度やメンター制度などを導入。積極的なスキルアップを奨励する“資格奨励金制度”を設け、国家資格をはじめデータベース、ネットワーク、サーバー、事務関係など50種類以上の資格取得をバックアップしている。また、全体セミナーや部門別セミナーなども定期的に開催され、半期に一度のペースで全社員が集まり「SJK(サクラ自主管理活動)報告会」を開催。各部署の業務方針や各種表彰、新入社員の紹介など、情報交換や親睦を深める内容となっている。セミナー後は、立食形式の懇親会も開かれる。
福利厚生としては、財形貯蓄制度や労働組合、初出式、新年祈願、慰安旅行会、同好会など多彩だ。社員のコミュニケーション活発化を目的とする同好会では、共通の趣味を持つメンバーが旅行やゴルフコンペなどを楽しんでいる。ゴルフ同好会では春と秋に年2回のゴルフコンペを開催。初心者からベテランまで幅広いメンバーが集まり、腕前に関係なく盛り上がっている。
会社の方針として時間外労働を最小化に取り組んでおり、“ワークライフバランス”を充実させたい人には最適の職場といえる。中途入社のメンバーは大手IT企業でバリバリ働いてきた人が多く、自身のワークライフバランスを考え、仕事と自分の時間のバランスを取りたいといった動機を持つ人が多い。「家族との時間や思い出を大事にしたい」「地元で安定して働きたい」といった想いだ。社内全体が明るく元気な雰囲気で、自律的に物事を考え率先して行動できる人や、自分のアイディアを熱く語れる人などが活躍できるだろう。
株式会社 サクラの社員の声

30代後半
2019年06月入社

30代前半
2018年03月入社

30代後半
2017年12月入社