亡き義父の想いをカタチに
私が、義父の営む事業を引継いだのは2013年です。国土交通省に勤務する航空管制官から転身したきっかけは、義父の想いに感銘を受け業務のIT化を支援し始めたことでした。 もともと義父は自動車の整備と販売を営む経営者であり、顧客の要望に応え、冷凍軽貨物の車両を開発し販売しておりました。購入者の多くがフリーのドライバーであり、劣悪な労働環境を強いられていることに気付いたことが参入のきっかけとでした。 多重構造かつ緊急配送の仕事を担っていたドライバーに断る選択肢はなく、断れば次の日から電話がかからなくなることが常態化しており「車を販売することで人を不幸にしている」と捉え、その環境を改善するため自ら荷主に営業し、顧客に仕事を渡す事業をスタートいたしました。私が義父の思いに共感し就業して1ヵ月後、義父が急逝しました。遺産整理をしていた中で、見つけたのは義父の遺した1通の企画書でした。そこにはドライバーの環境・働き方を変えるためのアイデアが記載されており、これをカタチにしたいという思いから創業を決意しました。 仕事を引き継ぐ傍ら、夜は業務システムの開発という生活が始まり、時には自らドライバーとして配送業務も担いました。これまでの現場の経験からドライバーが日本の物流を支えている事実に気付くと同時に過酷な労働環境を理解し、これがドライバーを魅力のない職業に貶めていることを実感しました。 そこで弊社のビジョンを“「届けてくれる」にもっと価値を”と定義し、ドライバーを初めとする運送業務従事者の価値を可視化し正当に評価する、さらにその価値を向上し続けるという視点で事業展開をしています。
物流業界の構造的課題を解決し、新たな社会インフラの構築へ
日本の物流市場は、企業間配送11.7兆円、宅配約2.6兆円、合計14兆円を超える巨大市場となっております。現代日本を支える基幹産業であり、今後EC事業の高まりに伴いさらなる需要拡大が見込まれている一方で、近年は、配送を担うドライバーをはじめとした、深刻な人材不足による「物流クライシス」と呼ばれる社会問題に直面しています。 当社は物流に関わるドライバーや企業のユーザー視点に立ち、「運ぶ」「届ける」のカタチを変革し、産業構造改革を実現します。
今後の事業展開
PickGo~配送ドライバーのキャリア形成へ~ 配送マッチングプラットフォーム「PickGo」の提供により、これまで業界課題となっていた多重下請け構造を排し、フリーランスドライバーの待遇面改善に寄与してきました。 今後ドライバーの社会的価値向上に向けて、下記を軸としたサービスを構築していきたいと考えています。 ・努力した人が評価されるサービス設計 ・配送+αが行えるプロドライバーのスキル形成 SmaRyu~物流業界のDX実現へ~ 宅配事業者、運送会社等、物流現場に寄り添う、新たなDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する「SmaRyu」は、業界のアナログによる非効率性を打破し、生産性を向上させる業務支援SaaSです。提供企業を今後増大させていくことにより、業界全体のボトムアップを行っていきたいと考えています。
“より分かりやすい”“より使いやすい”サービス作りにプロダクトの力を。
前職では大手システムソリューション事業を行う会社にて、クラウドサービス事業の開発に従事しておりました。 SilverlightからHTML5へのリプレースプロジェクトでは技術選定からリリースまでリードエンジニアとして業務を行っておりました。 2016年7月よりCBcloud株式会社へ参画し、PickGo(旧軽town)をローンチまで1ヵ月で開発しました。スピード感を持って開発が出来るのは当社エンジニアの醍醐味だと思います。現在は、SmaRyu事業本部のエンジニアリングマネージャーとして、2つのプロダクトの開発責任者に従事しております。 当社エンジニアの特徴としては、お客様と顔を合わせてご要望をヒアリングしたり、システム構築の打ち合わせをする機会も多くあります。エンドユーザーとの距離も近いため、自分がつくったものに対するフィードバックを容易に得られる点にも魅力を感じます。私自身、もともと規模の大きな会社に勤めていたこともあって、責任のある仕事を任され成果が出たときの喜びは前職とは比較にならないぐらい大きいと感じております。サービスを良くするために、開発という手段で何が出来るかを考えるのは面白みがあり、やりがいも感じることができます。 当社に入社していただいたメンバーは、物流業界に強い問題意識を持っている人はそこまで多くありません。どちらかというと、物流というアナログな業界をテクノロジーで変革するというストーリーに共感して入社していただいた方の方が多い印象です。物流はなくてはならないものですし、その変革は大きな社会的な意義を伴うチャレンジという意識を持った方は是非お力をお貸しいただきたいと思っております。 【当社エンジニアのインタビュー記事はコチラ】 https://www.green-japan.com/premium_interviews/cbcloud/interview.html?lid=int_bnr_com