ユニークビジョン株式会社

ユニークビジョン株式会社は、SNS活用コンサルティング、スマートフォンアプリやソーシャルサイトなどSNSと連携して展開するブランドコミュニティの構築、およびクラウド型のソーシャルメディア統合管理ツール『Beluga』の企画・開発・運用と、いずれも企業と消費者を結ぶ3つのサービスを展開する会社です。

大手メーカー、全国ネットのテレビ局、メジャー通信キャリア、人気プロスポーツチーム、大手製薬会社や外資生命保険会社などが名を連ねる。他社に先んじてソーシャルメディアに取り組み、ユニークビジョンという社名の通り、高い技術を裏付けとする独自の価値を提供してきたことで、特に営業活動をせずとも次々とサービスを拡大させてきました。

同社の創業は2008年。創業メンバーで取締役を務める3人は、いずれも技術力に定評のある株式会社フューチャーアーキテクトの出身。その会社で、社長の白土`良之と取締役の菊池昌昭は、大手企業をクライアントにITコンサルティングに従事。取締役CTOの青柳公右平は、凄腕のプログラマーとして名を馳せた。

かつて同じ会社に所属した3人が、その後、起業を含む数社を経て、自分達の会社を作ろうと集まったのがユニークビジョンです。

設立時は、前職時代やその後の蓄積を活かす形で、企業に出向いてのITコンサルティングの仕事からスタート。そうこうしているうちに、世の中に少しずつSNSが出てきました。白土は前職時代からSNSに注目し、斬新なアプローチなども試み、その経験をブラッシュアップさせる形で、ユニークビジョンも次第に事業領域をSNSにシフトし、コンサルティングから受託開発、自社サービスへと広げてきました。

そして今、急激に利用が伸びているのが、自社サービスのBelugaです。

消費者を取り巻くトリプルメディアマーケティング。すなわちお金を払って広告を掲載・配信する昔ながらの「Paid Media」と、Facebookやツイッターといった「Social Media」、企業が独自に展開する「Owned Media」の3つのうち、SocialとOwnedに特化し、それらを自在に組み合わせて、企業と消費者の最適な関係を構築することがユニークビジョンの戦略です。

同社のアプローチの特徴は、ビジネスと技術の両方を同等に重要視していること。お客様のビジネスの本質を理解し、課題を解決するには技術力が不可欠という認識の下、社内に強力な技術陣を要しています。コンサルティング会社、開発会社、運用会社と機能分化した会社が多いなかで、同社はビジネスの目的を達成するためのコンサルティング、企画から、設計・開発・運用までをワンストップで提供し、それらすべてを高いレベルで実現する。大手にも決して引けをとらない技術力に、柔軟性とスピード感という小さな会社ゆえの強みを存分に発揮して、高い価値を提供しております。

ソーシャルメディアのコンサルティングを始めたとき、大きな会社に優秀な人がいても、サービスとして確立するのは容易ではないことを実感しました。我々はそんな大手を横に見ながら、スピード感を武器に、日本を代表するような様々な会社にサービスを提供できたのです、

現在、主力事業として同社の屋台骨を支える存在になりつつあるBelugaは、最新のFacebookの企業活用ランキングを無料で公開している『Belugaポータル』、投稿管理、分析・効果測定、評判測定をワンストップで行い、企業のソーシャルメディア運用を支援する統合管理ツール『Beluga』、スマートフォンを介して、企業がユーザーによりアクティブに、ダイレクトに情報を伝えるキュレーションアプリ『Beluga Apps」の3つのラインアップ。企業のSNS担当者間の口コミなど、評判が評判を呼ぶ形で広まっているほか、大手広告代理店やSNS運営会社からの信頼も得て、SNSを活用したマーケティングやキャンペーンを企画する企業に対して『Beluga』を推薦するような流れもできています。

これらのクライアントとダイレクトにつながることで、ユニークビジョンは常に最新の企業の課題やニーズをとらえることができ、それがサービスに反映されて進化を遂げるという好循環も。離脱する企業がほとんどないことが、何よりもBelugaへの高い満足度を物語っており、この領域でのユニークビジョンの存在感は今後増すばかりだと自負しております。

「企業と消費者の関係性を深めることの重要性は、今後、ますます高まっていく」

例えば消費者は、自分の声が商品に反映されれば嬉しいだろう。企業がそのような良い体験を提供することで、ファンがファンを呼び、企業と消費者の良い関係が広まっていく。ユニークビジョンが描くのは、このような姿です。

企業も、消費者の動きについていきたい。そこで我々に相談すれば、何かソリューションがあると期待される会社でありたいです」。

企業と消費者の間をつなぐ様々な仕掛け。今は、おもしろそうなものを思いつくたびに形にしています。うまくいくものもあれば改良が必要なものも。でもこれらが布石になって、今は飛び飛びでも、やがて碁盤上に陣地ができるでしょう。実際、かつて開発したもの同士を組み合わせたら、今になっておもしろい仕組みができた、というようなことも起こっています。

その布石の原動力となっているのが、高い技術力。
ユニークビジョンは、ポーズでも建前でもなく、真に技術に価値を置き、技術者を大切にする会社です。CTOの青柳を筆頭に各人が各々の得意領域を持ち、それを惜しみなく共有し、高めあう社風や数々の取り組みが存在しています。
例えば「コードレビュー」は、エンジニアが書いたコードの全てに青柳氏などが目を通す仕組みで、レビュアーを務めるのは、技術ごとに社内の第一人者と目されるメンバーです。必ず優れた他者の目を通すことで、エンジニア全体の技術力の底上げになります。

他には、持ち回りで講師を務める技術勉強会や、品質管理のあり方を定期的に検討、ノウハウ化するための品質向上委員会、食事をしながら技術について自由に話す（＝自然とコアな話題になる。時には他社技術陣との交流も）技術交流会など。

年2回を目安に、リゾート地のペンションを貸し切りにし、テーマを決めてコンテスト形式でアプリ開発を競う開発合宿も開催しています。
限られた時間の中で仕上げる濃密な経験が技術者を成長させ、充実感や達成感も大きいイベントです。

そんなユニークビジョンに集まるのは、技術を心底愛するエンジニアと、技術をリスペクトし、そこからアイデアを膨らませ、実現へと推進する非エンジニア。
両者の思いは一致し、社内は彼方此方で活気ある議論が繰り広げられる。
そんな雰囲気も魅力的な、まさにユニークなビジョンを世に打ち出し続ける会社です。