人気アパレルブランドのサイトを次々リリース! 個性が際立つクリエイティブ集団。
RIDE MEDIA&DESIGN株式会社(以下、RIDE)は、「個が輝けるクリエイティブ・クラスカンパニー」を企業理念に掲げる、個性派のクリエイティブ&制作集団だ。Webサイト制作を中心にWebマーケティング、eコマース、Webメディア運営やコンテンツ制作、さらにはエディトリアルデザインも含めた総合的なクリエイティブ&コミュニケーション&制作を手がける。特にファッション、音楽、カルチャーに強く、数々のメジャーアパレルブランドのWebサイトに携わっていることが特長だ。
その独特な強みは、同社の成り立ちと深く関わっている。設立は2006年。もともと編集者、WEBディレクター、デザイナーがタッグを組み、クリエイティブやメディア制作全般をワンストップで提供する会社としてスタートした。今でこそ増えてきたが、当時、WEBとメディアの両方の制作を一手に手掛ける会社はほとんどなかったという。その後、メディア機能は紙媒体からWebメディアやコンテンツマーケへとシフト。WEB機能はサイト構築の他に、Eコマースの運営支援や自社サイト「箱庭」の運営などと事業ドメインを広げていった。最近では、クリエイターのマネジメントやビジネスサロンの運営、スペシャルティコーヒー事業など、クリエイティブをトリガーに独自のビジネス展開を行っている。
同社の掲げる事業ビジョンは「ITとメディアで暮らしを彩る」。主力事業は、eコマースやマーケティングも含めた総合的なWebサービスを展開するIT事業と、雑誌編集から発展して主にWebメディアと企業のオウンドメディアの制作を手がけるメディアコンテンツ事業の二つだ。ときに両事業がシンクロし、エッジのきいた情報発信と企業の課題を解決するコミュニケーションを実現する。同社の強みを活かすために、手がける案件は、コンセプト策定など最上流から関われるものが大半だ。
世の中にWeb制作会社は星の数ほどあるが、紙芝居的なただきれいなだけのWebサイトを作る会社とは一線を画す。「例えば…」と、アパレルに強い理由を話すのは取締役で関連会社であるPHIVE TOKYO代表取締役の斉藤裕介氏だ。「アパレルは独特の世界を構築していて、そこに普通のWeb畑の人が行くと、異業種の人が来た感覚を持たれます。でも我々は出自がファッション。同じ世界の人が来たと自然に受け入れられるうえ、さらに我々にはさまざまな課題を実現する高いレベルの技術力もあります」。
その特異な立ち居地でさまざまなアパレル企業との案件を多く手がけ、さらにその実績を目にした他業界からも声がかかるという具合に、同社の事業は好循環をもって広がっていく。営業専任のスタッフもおらず、積極的な営業活動はしていないが、引き合いは多く、現在は対応しきれていないほどの状態だ。
斉藤裕介
越後雅史
実績多数! Webマガジン&eコマース&商品企画までこなす異才の集団。
RIDEの強みや個性が遺憾なく発揮されているプロジェクトの一例を紹介しよう。世界的なバッグブランド『EASTPAK』のオウンドメディア、『BAG’S LIFE』だ。バッグと過ごすライフスタイルを提案する新感覚のコンテンツは、メディアコンテンツ事業部の持つファッション誌編集のノウハウと企画力が存分に発揮されている。もちろんこのサイトからバッグも購入できるが、ここでRIDEは、IT&クリエイティブの力を駆使した集客・マーケティング、eコマースの運用のみならず、商品の企画やマーチャンダイジングなどアパレルの領域にまで踏み込んで携わっている。
これはIT事業部とメディアコンテンツ事業部が共同で取り組んでいるプロジェクトであり、そのカバー領域の広さと高いクオリティーは、到底、他社には追随できない域と言えるだろう。RIDEが手がけることで、Webサイトだけでなく商品プロデュースにまで踏み込み、結果として一貫した世界観を構築し、高水準の集客と売上も実現している。RIDEに課せられたブランドの認知度とイメージの向上というミッションを見事にクリアしつつあり、クライアントからの評価も高い。今や全面的な信頼を得て任されている状態だという。
RIDEの輝かしい実績の数々は、同社のWebサイトに詳しい。現在、メンバーの数は約60名。少数精鋭の尖ったWeb&メディア制作会社らしく、闇雲に拡大することは考えていないが、現状で対応しきれてない数々のニーズに応えるためにも、同社のありかたや理念に共感し、フィーリングの合う仲間を得て、少しずつ体制を整備したい考えだ。「自分たちのオリジナリティや強みを、あくまでも地に足のついた形でスケールできる規模感を目指したい」。こう話すのは、取締役副社長の越後雅史氏だ。「組織が大きくなればなるほど売上や利益に目が行き、なぜ我々が選ばれるのかを見失うこともある。そこは絶対にぶらさないようにしたい」とも。
個性派のクリエイター集団であるRIDE。ちなみに越後氏は元バーテンダーだ。編集でメキメキと頭角をあらわし、今や本部長としてメディアコンテンツ事業本部を率いる立場にある。ほかにも多様な個性を持つメンバーが集結。その際立つ個性が様々な化学反応を起こし、同社の独特な世界を創る。「その個が埋没する組織にはしたくない」。これは越後氏の、そして同社のメンバーみんなの強い思いだ。
「好き」な気持ちが、多彩なアウトプットに結実。個性&多様性を重視する社風。
「点と点がRIDEに集まって面になり、僕が歩んできた道だけでは思いもつかないような多様性になった」と越後氏が言えば、斉藤氏も「RIDEは人がベース。その人が何をやりいかを大事にします。クリエイターとして入っても、ディレクターを目指すようになる人もいます。その人がディレクターに移ったから、ではクリエイターを入れようというように、一人一人を応援しながら少しずつ必要な人材を増やしていきたい」と言う。4名で創業したときから、「自分たちが好きなものをつくりたい」というコンセプトは変わらない。企業理念の通り、個が輝いてこそのRIDE。巨大なクリエイター集団を目指すつもりはない。
新たなメンバーを迎えるとき、経験や技術に関する要件はあるものの、大事にするのはフィーリングだ。その人が加わったときに違和感がないと思えることを重視する。だから入ったばかりのメンバーも、驚くほどすぐに会社に馴染み、長くいるような雰囲気を醸し出しながら存分にパフォーマンスを発揮する。
そんな個性が化学反応を起こすなかで、雑誌編集から事業を拡大してきたように、これからも自然発生的に新たなサービスが生まれることもあるだろう。例えば主力の二事業のほかにも、同社はライフスタイル事業として、自前のキュレーションメディア『箱庭』や、渋谷は表参道に実店舗を構えるスペシャルティコーヒースタンド『ABOUT LIFE COFFEE BREWERS』のWeb事業も手がけている。社内から「やりたい」と声が挙がれば、今後も様々なことにチャレンジするのだろう。
若いメンバーが多く、社内の雰囲気は和やかだ。おしゃれなオフィスに感度の高いメンバーが集い、自分の「好き」を極めて仕事に邁進する。やりがいを聞くと越後氏は「ファッション、映画、音楽、サブカル……、みんなそれぞれ、学生時代や思春期に熱中したものがあるでしょう。普通ではなかなか仕事には役立ちそうにないものばかりかもしれませんが(笑)。でも僕たちの仕事は、寄り道が多ければ多いほど引き出しが増え、豊かなアウトプットになります。RIDEには良い意味でたくさん寄り道し、多くの点を作ってきた人が集まっているので、その無数の点を繋ぎ合わせてRIDEのメンバーにしか作れないアウトプットを生み出したい。そのアウトプットがクライアント様や消費者に喜ばれるコンテンツやクリエイティブになるのであれば、それは最高のやりがいだと思いますね」と言う。プロジェクトごとにチームを組むRIDE。引き出し数×メンバーの数でそのアウトプットはますます多彩になる。それが同社のおもしろさだ。引き出しを増やしてくれる新たなメンバーを待っている。
RIDE MEDIA&DESIGN 株式会社の社員の声

20代後半
2014年06月入社
人数が少ない分一人一人の裁量...続きを読む

20代後半
2016年01月入社

30代前半
2009年06月入社
...続きを読む