デザイナーが自ら直接お客様とコミュニケーションをとり 案件をコントロール。
グラフィック専門の制作会社としてスタートした同社。現在はグラフィック、ウェブ、ムービー、スタイリングの4部門で事業を行っている。
「全ての事業で、ブランディングや企画立案からデザイン、制作全般までを一貫して行っています。今日的なプロモーション展開のためには不可欠とも言える4部門を連動させながら、『他にはないひらめきと質の高いクリエイティブ』を提供しています」(取締役/アートディレクター・岡部圭太氏)
同社の一番の特徴は、営業専任者がいないところだ。デザイナーがディレクターとしてお客さんと直接話し、カタチにしていく。
「お客様の反応がダイレクトに聞けるのは、大きなやりがいになっていますね。また、デザインだけでなくお金の管理など全てのことを任されますから、自分のやったことに対しての成果を知れる機会が多いんです。たとえば将来独立しようと思ったときに、うちでの経験は大きいものになるはずですよ」(岡部氏)
この仕事の仕方は、クライアント側からも好評だという。なぜなら、制作もできるディレクターがオールラウンドで知識を持つことになるため、話が早く、進めやすいからだ。
「会社としての評価はもちろんですが、『ロフトウェイズの○○さんと仕事をしたい』と言ってくださるお客様が多いです。まさに、一人ひとりが主役になれる会社です」(岡部氏)
「一人ひとりが主役」という会社の方針は、自社ホームページのトップ画面が全社員のブログの入り口になっていることからもうかがい知ることができるだろう。
「驚きと喜びの提供」を信念に、自分たちの思いをイチからカタチにする表現にこだわる
ロフトウェイズのモノづくりへの思いは、創業時から変わらない。「デザインを通して、人や社会に驚きと喜び、満足をもたらしたい」という強いこだわりだ。
「オーダー通りに作ることはもちろん大切ですが、そこにいい意味で予想を超えるプラスアルファを乗せていこうと考えています。デザインはもちろん、コンセプトワークやブランディングの部分においてもです。たまにクライアントの意見を覆すようなアイデアを出すことも意識的にやったりするんですよ」(執行役員/アートディレクター・松永規愛氏)
コンセプトメイキングや戦略・企画立案といった部分では、効果を上げることに徹底的にこだわる。発想をカタチにするクリエイティブの部分では、意外性を含め結果をもたらす発想と、高いビジュアル力にこだわる。そして、「この人と仕事がしたい」と思わせる人間性の追求のためには、社員一人ひとりの仕事に対する本気度や個性、マナーや気遣いといった部分を強く意識する。
「私が新卒で入社した頃はまだ社員が4人でしたが、その頃から会社の傍らにスタジオを設け、カメラマンもいて撮影できるような態勢を整えています。あるものを使って表現するのではなく、自分たちの思いを一つずつカタチにできる方がいいからです。その結果、お客様からは『表現力』の部分を期待されることが多くなっています。また、コンセプトやブランドづくりといった頭を使うところについても『柔軟に対応してもらえる』と評価していただいています」(岡部氏)
グラフィックから始まったロフトウェイズは、クライアントの要望に応じていく中で、部門を広げてきた。それは紛れもなく、デザイナーが直接クライアントと折衝し、一緒にものづくりを行う環境だからこそ実現できたことだ。スタッフの中には、このような方も。
「私は元々フリーでやっていたんですが、チームでデカい規模のプロジェクトをやりたいなと思っていました。当時、興味があったムービーが自分の仕事の範疇に入る余地は全くなかったのですが、ロフトウェイズに入社したことでムービーに関われるようになり、事業としても大きなものになりました。ですから、自分がやりたいことがある場合、積極性とやる気はもちろん、そこに実力も伴っていれば、すぐに自分の夢を叶えることができる会社だと言えます」
「何事も積極的に、プラスに受け止められるかは大事ですね。自分のスキルアップや達成感の中に喜びを見つけられる人であれば、うちでの仕事は楽しめると思いますね」(松永氏)
さらに岡部氏も続ける。
「結局は『モノづくりが好きかどうか』なんです。好きであれば積極的に動けるし、意欲的に意見も出てくるもの。そういう人の声にはきちんと応える会社です」
「あとは好奇心ですね。めまぐるしく変わるトレンドについていかないといけません。そのうえで、積極的にコミュニケーションをとっていけば、仕事の中に『自分らしさ』を盛り込んだりするような楽しい仕事ができると思いますよ」(松永さん)
好きなことや得意なことがあれば、それを仕事で活かせる環境があるのが、同社の魅力だろう。
「気付いたら成長していた」そんなふうに言える会社!
ロフトウェイズの社風について伺うと、口を揃えたのが「メリハリがきいている」という点。
「プロジェクトごとにメンバーを組んで仕事を進めますから、常に同時進行でいろいろな案件がうごいています。打ち合わせでワイワイと議論していると思えば、作業に没頭していたり。仕事以外の部分でも、お酒を飲むのが好きな人もいれば好きではない人もいるので、それぞれが好きなように楽しんでいる感じです」(松永氏)
全社的な行事としては、年に一度の社員旅行、グループ会社である株式会社ロフトと合同で行う忘年会、創立記念日に合わせて行うクライアントや外注さんも交えて行うパーティーなどがある。それ以外では、月に一度行われる営業会議や、各事業ごとに行う定例会議なども。日々、社員同士でコミュニケーションをとる機会は多い方かもしれない。(現在は、感染対策のため休止)
「社員を大切にする会社でありたいとは常に思っていますね。一方で、責任感や自主性も大切にしたい。残業代はもちろん支払っていますが、それは一方でスケジュール管理は各自の責任できちんと行ってほしいという要望でもあります。だからこそ、働きやすい環境づくりには力を入れていきます」(岡部氏)
デザイナーがディレクターとして現場を仕切るという働き方について、もし「やることが多くなる」と捉える人がいたとしたら、ロフトウェイズには向かないだろう。些細なことだが、挨拶や雑務についても、全て意図があってやっている。「それをどう捉えるかが大切」と岡部氏。
「私が思っているロフトウェイズのいいところは、社員が自分で変えていける会社だということ。会社は自分たちでつくるものだという考え方が浸透しているので、積極的に発言し行動すれば、会社は変化していくんです。頑張りは必ず跳ね返ってくる環境ですから、やりがいも大きいはずです」
「営業からディレクションと幅広くやっていく中で、振り返ってみたら『学んでいるな』と思える会社かもしれませんね。頑張ったら、結果学んでいた。そんな感じで成長できると思います」(松永氏)
だからこそ、「教われる」「学べる」という受け身の姿勢では得られるものがないだけでなく、仕事そのものが苦痛に感じるかもしれない。
特にグラフィック事業については、長く働くスタッフが増えたため、「新しい風」を求めている。「ものづくりを強く意識して働ける、勢いのあるメンバーが必要」と松永氏も語っている。自分自身を次のステップに進めたいと考えるなら、チャレンジしがいがある環境といえそうだ。
【代表よりメッセージ】サプライズを贈ること。
20年前、ロフトウェイズは誕生しました。
設立当時から、私の中には
「デザインで嬉しい驚きを贈りたい」
という想いが続いています。
そのために何をするべきなのか。
今回、ご応募の条件にも入っている
高いクリエイティブ力はもちろんですが
「またこの人と仕事をしたい、もしかしたら
一緒に遊びにいきたいかもしれない」
と、思ってもらえる人間性を培うことが大切と考えます。
マナー、気遣い、ユーモアセンス、
そして本気度、個性の発揮…
私たちのモットー「他にないひらめきと質の高さ」は
この気持ちがあるからこそ守られているのではないでしょうか。
共感いただき、一緒に何か創れたらとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 武川 恭子
楽しいイベントもあります!
お世話になっている外注先の方々をお招きして、趣向を凝らしたパーティを毎年開催。
いつもの感謝の気持ちを伝えつつ、みんなで楽しい時間を過ごします。
初夏には社員旅行。
今年はどこに行くか、全スタッフのアンケートにより決まります。
(現在 社内イベントは休止中)
色々なところに行きました!