転職サイトGreen(グリーン)
ログイン会員登録
転職サイトGreen(グリーン)

勤務地

年収
ログイン会員登録
企業トップ画像
企業トップ画像
企業トップ画像

CYBERDYNE株式会社

  • 製造・メーカー系

世界初のサイボーグ型ロボット『HAL』を開発

上場
自社サービス製品あり
グローバルに活動

企業について

CYBERDYNE株式会社は、筑波大学大学院システム情報工学研究科教授でもあるCEO・山海嘉之氏が起業した、産官学各界から次世代のリーディング企業として近年注目を集める気鋭のベンチャーである。装着することで身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる世界初のサイボーグ型ロボット『HAL(Hybrid Assistive Limb)』を主軸として、社会課題の解決と、新たな「人支援産業」の創出に挑んでいる。

HALは、脊髄損傷や脳卒中など で身体に障害のある人の機能改善を促進したり、建設現場などの重たい荷物の持ち運びをサポートするなど、生活を大きく変えるものだ。 HALの技術は、脳から皮膚表面に伝わる生体電位信号を検出し、コンピューター解析することにより、ロボットスーツのパワーユニットを装着者の意思に合わせてコントロールすることを可能にする。装着者がHALと一体となって動くだけでなく、動きに連動した感覚神経信号が脳へとフィードバックされることにより機能改善・機能再生を促すことができる。HALを用いた治療方法は、2014年にエジソン賞のサイエンス・メディカル分野の治療分野で金賞を受賞した。日本の優れた技術を使った国際社会への貢献として内閣府のCMにも取り上げられるなど注目度が高く、各方面から期待を寄せられている。

HALの実用化は既に始まっている。2010年に福祉用モデル(医療機器承認を得るためのデータ取得やトレーニング、臨床研究などの用途)を完成させ、基礎的な臨床データを収集。2012年12月には医療機器品質マネジメントの国際規格であるISO13485をロボット医療機器関連としては世界で初めて取得し、医療用モデル(欧州モデル)を開発・製造することが可能となった。医療用HALは、欧州全域で医療機器として自由に流通できるCEマーキング(CE0197)の取得にも成功。医療産業先進国であるドイツでは公的労災保険の適用を実現し、すでに機能改善治療事業をスタートしている。今後、展開を計画している米国では2014年11月に食品医薬品局(FDA)に対して医療機器申請を行い、審査結果を待つのみとなっている。国内においても、2015年3月、新医療機器としての薬事承認申請に至っており、順調にいけば、年末から年明けには承認が下りる予定である。

経営面では、2014年3月に東証マザーズに上場を果たした。国内外の投資家からも注目を集める存在であり、2014年11月には海外機関投資家から414億円の資金調達にも成功し、事業を加速させている。

『HAL』の開発は、山海氏が小学3年生のときに思い描いた夢に源流があった。アイザック・アシモフが近未来社会における人間とロボットの共生をテーマに描いたSF小説『われはロボット』に惹かれ、「人に役立つロボットをいつか作りたい」と研究者を志した。
大学で工学を学んだ当時は産業用ロボットに関する研究が盛んな頃だったが、山海氏は「もっ と人に役立つロボットを作りたい」と、論文を書くことをやめ、所属していた学会も全て辞めて研究に没頭し、脳・神経科学、ロボット工学、IT、生理学、心理学、法学、倫理、経営など様々な分野を融合複合させた人支援のための新しい学術領域「サイバニクス」を立ち上げた。1991年から原理を創り、その研究成果を人と社会に還元していくため2004年6月にCYBERDYNE社を設立した。
「現代の多くの企業は物をできるだけたくさん作って売って、人々に消費してもらうことで収益を得るしくみで成り立っています。あくまでも消費を前提とした活動に技術を利用しますから、結果として資源や環境、あるいは人の健康や幸せを損なう場合もあります。一方、私が考えたのは消費を前提とせず、人と社会が直面する課題を解決するための技術革新を行い、その解決法に対価を得るしくみです。これまでの消費型経済から社会課題解決型経済へと産業変革・社会変革を促すことのできる新産業を創出することが、私が事業を通して描いているビジョンです。」(山海氏)
 社会が抱える課題を解決する革新技術を創りだしながら、解決する手法そのものを新しい産業の核として新市場を創り上げていき、未来開拓型の人材を育成する、これら3つの取り組みがスパイラルを描く様に同時に展開し、未来を切り拓いていくことを山海氏は目指している。

CYBERDYNE社は「サイバニクス」を駆使することにより、医療・福祉・生活分野にフォーカスした「人支援産業」という新産業分野を創出し、世界へと展開する考えだ。
「「サイバニクス」の技術は、メディカル分野でも生活分野でも活用され、社会が直面するさ まざまな課題を解決していくはずです。弊社では、これらを家庭などの生活環境に展開するた めのプロジェクトを進めています。畳一枚の広さがあれば、健康管理から身体の機能向上まで できてしまう。家にいればいるほど健康になる。医療の範囲も含めた「サイバニック生活支援 インフラ」として家庭に溶け込ませるチャレンジを行っています」(山海氏)
 2014年度後半からは医療用以外にも、腕や脚の関節に対応できる単関節タイプ、介護する人の腰の負荷を低減する介護支援用などHALの新製品を続々とリリース。直近では人工知能と高度な空間認識機能を搭載した清掃ロボット・搬送ロボットや、動脈硬化や不整脈といった病気を未然に防ぐ各種バイタルセンサーの開発を推進しており、既に清掃・搬送ロボットは、羽田空港への導入が始まっている。

 『HAL』のラインアップ拡充や製品強化、開発スピードの加速を実現すべく、CYBERDYNE社では優秀な人材を積極的に募集している。「科学技術は人と社会に役立ってこそ意味がある」という理念に共感し、人に寄りそう革新的なテクノロジーを生み出し、社会に実装するため、未知の領域であっても自ら積極的に切り開いていく気概を持った人材が求められている。
 CYBERDYNE社の挑戦は始まったばかりだが、そこには様々なバックグラウンドを持った挑戦者たちが続々と集まってきている。そんな挑戦者達が未来を開拓するのである。

企業情報

会社名

CYBERDYNE株式会社

業界

製造・メーカー系 > 医薬品・医療機器

企業の特徴
上場、自社サービス製品あり、グローバルに活動
資本金

165億11百万円

設立年月

2004年06月

代表者氏名

山海嘉之

事業内容

CYBERDYNE株式会社は、筑波大学の山海嘉之教授が2004年6月に設立し、新領域【サイバニクス:人・ロボット・情報系の融合複合技術】を駆使して、社会課題の解決、新産業創出、人材育成を同時展開する未来開拓型企業です。東証マザーズ上場(2014年3月)を経て、ロボットスーツHAL®などの様々な革新技術を、研究開発から社会実装に至る好循環イノベーションとして展開し、医療・福祉・生活を軸とした「人支援産業」の創出を世界規模で牽引しています。

株式公開(証券取引所)

東証マザーズ

従業員数

108人

本社住所

茨城県つくば市学園南2丁目2番地1

この企業と同じ業界の企業

この企業と同じ業界の企業:株式会社 リベルワークス
株式会社 リベルワークス
医療機器向けソフトウェア開発に特化!エンジニアが自由に働ける環境づくり
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
この企業の募集は終了しました。他にも求人を募集している企業がたくさんあるので、
ぜひ探してみてください🔍
他の企業の求人を探す
掲載をお考えの企業様
IT転職に強い求人サイト Green
Copyright© Atrae, Inc. All Right Reserved.