同社が今、手がけているのはO2O(Online to Offline)のソリューションだ。スマートフォンとリアルの店舗を結び付け、人の流れを作る。それ自体は既に世の中にあるが、そこにゲームで培ったセンスを存分に活かし、ワクワク楽しいエンターテインメント性を付加する。BIGBANGが目指しているのは、そんなサービスだ。
この会社を立ち上げたのは、代表取締役の北川敦司氏と取締役副社長の相原將也氏だ。北川氏はコナミから、2007年に株式会社DeNAに転じ、当時まだ数百万人だったモバゲータウン(現・Mobage)のゲーム責任者として、様々な取り組みを行った人物だ。皆さんも一度は遊んだことがあるFlashミニゲームは100本以上手掛けながら、大手ゲームメーカーとの協業を行うDXゲームの立ち上げも行った。そのときにモバコインも生まれ、今日のスマホゲームのFree to playの基礎となった。その後に多くのソーシャルゲームメーカーを生み出したモバゲーオープン化も手がけた。その後、株式会社バタフライに転じ、DeNA時代から関わっていた『モバ7』(オンライン店舗型パチンコ・パチスロゲーム)の成長の道筋を作り、取締役の任期満了と共にBIGBANGを立ち上げた。