基本的なことを実直に続けることが会社発展の秘訣
バリュークリエーション株式会社の事業内容は大きく分けて二つ。
ひとつはリスティング広告やソーシャルメディア広告などの運用型広告をはじめとするインターネット広告を中心に、顧客の目的にあった効果的なプロモーションを提案する【データマーケティング事業】。
もう一つは現在の中古車買取市場にこれまでにない付加価値の高いサービスを生み出すべく立ち上げられた、【車の買取・査定の窓口】を運営するメディア事業だ。
まずバリュークリエーション株式会社の主軸事業である【データマーケティング事業】は「一気通貫」をモットーとしている。
通常Webマーケティングを行う場合、Webサイト構築と広告とをそれぞれ専業の会社に依頼するケースが多い。
しかし担当する会社が別々の状態では一貫したマーケティングストーリーを描くことができず、本来のマーケティング効果を発揮することができない、というのが同社の考えだ。
そこでバリュークリエーション株式会社では“自社メディア”を展開し、
コンテンツマーケティング・リスティング広告・ソーシャルメディア広告運用などを「一気通貫」で行っている。
一見するとこれらの業務は手間がかかり、ときにはリスクになることもある。
しかしWebサイトの構築から広告の制作まで一貫したマーケティングを行うことによって、
通常のWebマーケティングと比べて段違いの成果を出すことができるのだ。
バリュークリエーション株式会社のもう一つの事業である
【メディア事業】では売り手と買い手がwin-winになる「車査定・買取の窓口」を運営している。
これまで、中古車買取会社とのやりとりと言えば、ユーザー側は多数の中古車買取業者から電話が集中することで査定までに時間が掛かり、売却意欲を削がれ、買取業者側はユーザーに連絡が繋がりにくく、タイミングを逃すと他社に先を越されてしまうなど
双方にとってマイナスの要素が強いものだった。
その問題点に着目し、バリュークリエーション株式会社がお客様と中古車買取業者の窓口となり、ユーザーから車両情報を取得した後に加盟中古車買取業者に情報を共有することで数多い中古車買取業者の中からより良い1社を厳選したうえでお客様にご紹介している。
マーケティング会社らしい、双方の意向を汲み取った仕組みづくりによって、
2018年のリリースから利用者7万人を突破し、この勢いは留まることを知らない。
創業から13期目。創業時から変わらず想いを胸に。
2008年の創業から今年で13期目を迎えるバリュークリエーション株式会社。
ここまで発展してきた要因は一体何なのか?代表取締役の新谷晃人氏は「私たちが成長し続けることができる要因は、“嘘をつかない” “小さな約束でも守る” “仲間を信じて挑戦をする”といった本当に基本的なことを守り抜くこと、それに尽きると思います。私はマーケティングが世界を変える、そう強く思っています。だからこそ小さなことでもコツコツと地道に、全力で挑んでいます」と語る。
さらに特徴的なのがバリュークリエーション株式会社の創業時に考え抜かれて作られたという“企業理念”と“クレド”だ。
“企業理念”
「従業員満足度と顧客満足度を高めて、日本と世界をより良くする会社を創る」
“クレド”
「人を、出会いを大切にする。」
「最高の質を持って、サービスを提供する。」
「仲間(自分達)を信じて、常にチャレンジする事を約束する。」
「人は、財産。人財こそ、バリュークリエーションの財産である。」
この“企業理念”と“クレド”について、新谷氏はこう語る。
「人は一人では生きられません。必ず人が存在します。物でも一緒、必ず人がかかわります。会社も一緒、会社も人が創っています。私ひとりで創ったわけではありません。みんなで創るものだと思い、決めました」
人との出会いを大切にし、人と深くつながるために基本的なことを実行し続ける。一見当たり前のようなことだが、継続することは意外に難しい。それを地道に実直に守り通してきたからこそ、バリュークリエーション株式会社は発展し続けることができたのだ。
そんな想いから人財を大切にすることを常に心掛けている代表の新谷氏。
創業当初から「マーケティング」の軸をぶらすことなく歩んでいる。
会社成長のカギは“人財”にあり・テレビ各局にも取り上げられる面白い福利厚生も
前述の“クレド”にも掲げられているように、バリュークリエーション株式会社では人を“人財”と称し非常に大切にしている。具体的にどのような“人財”が活躍しているのであろうか。
「素直・チャレンジ精神・目的意識が高い・思いやり・行動に移すのが速い・笑顔が素敵。この6つを合言葉にしています。自分の軸を見失いそうになったときにこの合言葉を思い出すことで初心に返ることを大切にしています」と新谷氏は語る。バリュークリエーション株式会社では考えたことを行動に移す“考動”という概念を大切にしている。6つの合言葉に掲げられている内容はその“考動”を支える土台と言えるだろう。
中でも印象的な“笑顔が素敵”という合言葉にはどのような思いが込められているのだろうか?新谷氏は「笑いにまさるものはなし、どんな時も笑い(笑顔)があれば乗り切ることができる。世の中の人が笑顔になれる日本一の会社になるというのが私の夢です」とその思いを語る。
6つの合言葉をもとに活躍するバリュークリエーション株式会社の“人財”。同社では年次に関係なく重要な業務を任せきることも多いという。そこには新谷氏の「生半可な気持ちではなく本気で信頼している」「小さな成功を積み重ねて、自信をつけてもらいたい」という“人財”育成への強い気持ちがあるようだ。
“笑顔”で“考動”することができれば入社1年目でも重要な業務を任されることもあるバリュークリエーション株式会社では、今後どのような“人財”を求めているのだろうか?「素直・チャレンジ精神・目的意識が高い・思いやり・行動に移すのが速い・笑顔が素敵の6つを持っている人。そして廊下にゴミが落ちていたら誰に言われるでもなく自然に片付けるような“気遣い”のできる人。そんな人財を求めます」と新谷氏は語る。またベンチャー企業の組織作りを一緒に楽しめることができる人を求めているという。
【テレビ各局に取り上げられたユニークな福利厚生・もともとは社員が笑顔で過ごせるための制度だった】
新型コロナウイルスの蔓延により、緊急事態宣言が出されたことは記憶に新しいはず。
バリュークリエーション株式会社は緊急事態宣言前にフルリモートワークに切り替えた。
誰もが気持ちが落ち込みそうになる状況の中にあったが、バリュークリエーション株式会社はその様な状況下でも”笑顔”にこだわった。
福利厚生の中に、”飲みニケーション券” という制度がある。
一人当たり毎月5000円の飲み代が補助される、というものだ。
この制度はもともと、仕事が終わってから社員同士で食事に行くときの補助制度として作られたものだが、
外出自粛期間にはもちろんその制度は活かすことができない。
そこで、外での食事以外にもこの制度を使えるように、”オンライン飲み会”でも補助が適用されるようにしたのだ。
外出自粛で外との関わりが希薄になり、どうしても気持ちが落ち込んだり、笑顔が減ってしまう状況の中でも
オンライン上で仲間と繋がることで、社員が笑顔を取り戻せるように。前を向けるように。という想いが込められていた。
この試みを知ったメディアから取材が殺到し、TBS,日本テレビ、NHKをはじめとするニュース番組や、
新聞、WEBメディア等に次々と取り上げられた。
こういった取り組みからもバリュークリエーションが人財を大切にしている姿勢が良く見える。
(メディア掲載実績はホームページの”メディア掲載実績”からご覧いただけます)
徹底的に話合い、最高の質を持ってサービスを提供することを心掛けている
解らないことは解るまで向き合って教えることを実直に行っている
遊びと仕事のメリハリがあるフラットな社風
バリュークリエーション株式会社の平均年齢29.8歳、男女比率は6対4と若々しく明るい雰囲気。また従業員数が50名を超える社内はフラットで代表との距離が近く、自分の意見を直接トップに伝えることができる社風が特徴的だ。
また人と人とのつながりを大切にする会社らしく、オープンスペースの休憩所やエスプレッソマシンのあるカフェコーナー、卓球台の設置など社内コミュニケーションを活性化させるための工夫を随所に取り入れているほか、メンバーの誕生日にはこっそりとサプライズを用意したり、飲み会やランチ会などの親睦イベントを毎月のように行っている。また代表の新谷氏がふらっと全員にたい焼きを差し入れたりすることもあるそうだ。
もちろん遊びの要素だけではない。力を入れているWeb広告や種類、さらにはWeb業界について先輩社員が後輩社員に教える勉強会を開催し、会社の方向性や業務知識をメンバー間で共有できるような工夫をしたり、その反対に新入社員が自身で調べた広告トレンドについて先輩社員の前で発表する機会を設けるなど、ここでもメンバー間のつながりを大切にしている。
遊ぶときは徹底的に遊び、仕事をするときは真剣に取り組む。実直な中にも活気とメリハリを大切にするバリュークリエーション株式会社は、新たな“人財”として活躍できる人との出会いを心待ちにしている。