株式会社エーム

株式会社エームは、IT分野で30年以上の事業実績を持つ40名（2014年1月現在）のエンジニア集団である。ソリューション事業、WEB制作事業、スマホアプリ開発事業の3事業を展開中だ。

その中で同社の事業基盤を作ってきたのは、1980年の設立から継続しているソリューション事業である。大手SIerを顧客とし、金融機関や大手企業の業務系システムのコンサルティングから設計・開発・運用まで一貫して対応している。しかも30年以上に及ぶ事業実績を武器に、汎用機からWebオープン系、ERPまで多様な技術に対応している。ネットワーク、サーバー構築、監視などのインフラ基盤の設計・構築・運用も手掛ける。

WEB制作事業では、企業のWEBサイトのデザインから構築、運用まで、やはりワンストップソリューションを提供している。SNS、ブログ、ECサイトなどといったWEBサービスのアプリケーション開発も手掛けており、企業やNPO法人などを顧客として多数の実績を築いている。

現在、伸び盛りなのがスマホアプリ事業だ。エンターテインメント系のアプリだけではなく、ビジネスツールやマーケティングツールとしてのアプリ開発の依頼が急増中だ。また、オリジナルキャラクターを利用した娯楽アプリ『良言楽動 アニマル武将』、カメラを利用した写真デコレーションアプリ『ヒゲ専科』、電力メーターアプリ『電十郎』など自社プロダクトの提供も行っている。

エーム社は1980年、システム開発の現場を知るエンジニアがエンジニアのために設立した会社だ。これまで30年以上に渡り、客先常駐型のシステム開発を軸に、顧客との強固な信頼会計を構築することで安定した経営基盤を維持してきたが、その一方では、旧来のビジネスに固執せず新しい分野の開拓にも取り組み続け、WEB制作、スマホアプリ開発といった第2、第3の柱を確立してきた。

2011年には新体制がスタートし、さらに時代の変化にマッチした組織作りを推進中で、自身も現役エンジニアである代表取締役社長・下本豊氏が中心となり、“our company”のスローガンを掲げ、社員一人ひとりが主体的に会社づくりに関わっている。

そんな中、ソリューション事業において大規模案件が増えていることなどから、積極的な採用活動をスタートさせたところだ。

同社の魅力は、エンジニアの声が会社運営に反映されやすい環境である。もともと社員の意見やアイデアを尊重する社風だが、現在も大手SIerのコアパートナーとして現場を統括する下本氏が代表取締役社長に就任してからは、さらにエンジニアの声が形になりやすくなった。実際、下本氏就任以降、業務に必要な資格取得を目指す社員には研修費用を負担したり、客先に常駐している社員がSOSを発信している場合には速やかに異動を実施したり、新しい制度づくりや職場環境の改善が行われている。

エンジニアのモチベーションを大切にしていることも同社の特徴の1つであり、配属先を決める際には経験やスキルだけではなく本人の意志を重視し、新しい分野に挑戦したいというスキルチェンジの希望にも応える。業務システムから自社開発によるスマホアプリまで多彩な事業展開を行っているため、着実にスキルの幅を広げることが可能だ。

キャリアプランも個人の意思やペースに合わせて描きやすい。クライアントと長期的な信頼関係を構築しているため、1つのプロジェクトにじっくりと取り組むことが出来ること、「自分の強みをひとつずつ増やしていこう」というポリシーのもと、個人個人の成長ステージに合わせて一歩一歩ステップアップできるキャリアアッププランが用意されていることなどが、その要因である。産休、育児休暇といった制度も整備されているので、性別を問わず活躍できる環境でもある。

同社では、年に一度の全体会議や毎月開催する交流会といった定例行事を活発に行うなど、客先常駐者も含め社員同士が何でも話しやすい環境づくりを進めている。そして一体感を保ちながら切磋琢磨し合う中、今後も新しいビジネスにチャレンジし続けていく計画だ。そんなエーム社への参画は、エンジニアとして新たな一歩を踏み出す絶好のチャンスとなるだろう。