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株式会社アサヒグラフィック

  • マスコミ・エンターテイメント・メディア系
  • IT/Web・通信・インターネット系

広告・販促物制作と特殊なソフトウェア開発のハイブリッド企業

自社サービス製品あり

企業について

化学品危険有害性記述文書(SDS=Safety Data Sheet)作成支援ソフトの開発・販売事業と広告や販売促進物など印刷物の企画・制作事業を手がける株式会社アサヒグラフィック。需要がほぼ変動せず安定成長を続ける前者事業と、景況などにより需要の変動性が比較的大きい後者事業を組み合わせることにより、経営の安定化を図れているところが同社の最大の特長といえる。

同社は1986年、創業1950年の印刷会社のグループ会社として設立された。主要顧客であった大手旅行会社から、東京での販売促進物制作の要請を受けてのことであった。

設立以降、製薬会社や化粧品メーカー、ホテルなど大手上場企業から広告代理店を経由しない直接取引を実現し、これを強みとしている。
また、自社での取引を増やすに伴って親会社からも完全独立。

そんな同社がSDS作成支援ソフト『GHS Assistant』を事業化したのは2012年4月。10年ほどの研究成果が実った形であり、今後、経営の柱とすべく力を注いでいく。
そこで同社では、印刷物の企画・制作を手がけるディレクター職と、『GHS Assistant』の開発および顧客対応を手がけるエンジニア職を募集している。

「当面はこの2事業に集中して事業の拡充を図っていきますが、この2事業に限定するつもりはありません。社員がやりたいという事業は、しっかりしたプランとやり抜く責任感があれば自由にやってもらいたいと考えています。そもそも全く関連性のない2事業ですから、もう1つ2つ違う事業をやるのも同じ(笑)」と代表取締役の浅田陽子氏は呼びかける。

全くちがう2部門から成り立つアサヒグラフィックだが、2部門とも100%顧客との直接取引により、要望の吸い上げ・提案をより質の高いものとしている。

SDS作成支援ソフト『GHS Assistant』は、同社役員の浅田昭氏が開発したものだ。浅田昭氏は、京都大学大学院で機械工学を専攻し、東レに入社。樹脂製品や炭素繊維などの生産プロセス開発に従事し、退職。日本製造業が変革を求められつつあるのを目の当たりに見ていた経験から、貴重な人材は本来の開発、営業など、将来の社会のためになることに集中して欲しい、との想いからSDS作成支援ソフトなどの研究開発に携わり、製品化に成功する。
従来SDS作成は優秀な研究者が数日つきっきりでやらないと作成できないようなことが多々あったが、この自動作成ツールのお蔭で数分で必要な書類が作成できるようになった。

SDSとは、人の健康や環境に悪影響を及ぼす可能性のある化学品を適切に管理するために、有害性や取り扱い方法などを記述・表示したラベルや文書のこと。

『GHS Assistant』は、化学品成分や各国の法規制等の情報をデータベース化し、自動的にラベルや文書を出力できるというソフトだ。
日本語、英語、中国語、台湾語で編集でき、日本、EU、アメリカ、中国の法規に準拠しており、今後も法規等の改正が頻繁に行われることが予測されるため、市場の拡大が期待される。

ちなみに、同社ではパソコン端末に『GHS Assistant』をインストールしたものを月極めでレンタルするというモデルを採用している。これにより、顧客への継続的なメンテナンスを行い情報の正確性を担保するとともに、顧客の囲い込みを図っているのだ。
同製品においては、今後、編集言語や準拠法規国への対応を拡大していく方針である。
「環境やコンプライアンスへの意識が東南アジアなど新興国にも広がり始めており、SDS制度の導入が進みつつあります。当社にとっては大きなビジネスチャンスなので、このトレンドをしっかりフォローしていくつもりです」と浅田社長は力を込めて言う。

一方の印刷物の企画・制作事業においては、クライアントのポスターやカレンダー、パンフレットなどの販売促進物、雑誌や新聞などの広告、商品パッケージなどの企画・制作を受託している。この事業における最大の強みは、すべて直接取引を行っていること。

「広告代理店経由で受託する制作会社が大半の中、レアな存在だと思います」と浅田社長は胸を張る。その理由について、浅田社長は次のように続ける。
「間に代理店が入ると、クライアントとの必要なコミュニケーションが伝言ゲームになってしまいますし、代理店に振り回されることも多いのです。それでは、クライアントのためのきちんとした仕事が行いにくいのです。ですから、小規模であっても、コンペのオリエンテーションは直接参加しています」

同社が直接取引を可能にさせているのは、提案する企画の独自性にある。
「当社はできるだけオリジナリティあるものを提案します。その姿勢や提案内容が評価されていると自負しています」(浅田社長)
美術愛好家でもある浅田社長は、巨匠クラスの画家との親交があり、その原画をビジュアルに用いる了解を得て、クライアントのある大手ホテルをうならせた。そういった戦略的な提案力が、同社に競争力をもたらしている。

同社のメンバーは、男性1名、女性4名という構成(2013年6月現在)。「性差関係なく、優秀な人を採用したらたまたまこうなっただけ」と浅田社長は説明する。そうではあるが、社長をはじめ女性が多いこともあり、業務時間はテキパキ仕事を済ませ、なるべく早く帰るという風土がある。
「私自身、だらだら遅くまで仕事をするのが嫌いなので率先垂範していますが、社員に対しては、オフも充実させて豊かな人生を送ってほしいとの願いがあるのです。もっとも、強制はしていませんが」(浅田社長)。

また、同社では「自分で考えて行動する」ことを強く求めている。
システム担当もユーザーから直接要望を受け開発保守をしていくし、
制作ディレクターもクライアントに直に接して交渉を行うため、
いずれの部署でも何をどうするかは基本的に自分がその場で判断しなければならない。
もちろん社内の仲間はとても有益な相談相手となっているが、
任せてもらえる裁量は大企業の比にならない。

「相手がクライアントとはいっても、言うべきことは言え、と伝えています。発注元と受注会社という上下関係ではなく、あくまでもイコールパートナーであるとの思いがあるからです。もしそれでトラブルになったら、私が出ていって尻拭いするから気にするな、とまで言っています」と浅田社長は笑う。

「当社を退職したOB、OGたちが今でもたまに連絡してきてくれ、『アサヒグラフィックにいて勉強になった』などと言ってくれます。それが誇りですね」
任せれば責任もって業務をやり遂げるという人の美点を信頼し、人の可能性を伸ばすことに長けた浅田社長率いる同社は、「成長したい」と考える人にとっては絶好の環境かもしれない。

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企業情報

会社名

株式会社アサヒグラフィック

業界

マスコミ・エンターテイメント・メディア系 > 広告・デザイン・イベント

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

企業の特徴
自社サービス製品あり
資本金

3500万円

設立年月

1986年11月

代表者氏名

代表取締役 浅田 陽子

事業内容

各種広告媒体企画・制作
化学品危険有害性記述文書作成支援ソフトの開発、販売

株式公開(証券取引所)

主要取引先

【広告/販促企画・制作】 製薬、ホテル、不動産、政党関連事務所等 多種・多数 【GHS Assistant 】 化学製品(塗料、色材、接着剤、インキ、ファインケミカル等)メーカー 化学製品使用メーカー 化学製品輸出入取扱商社

従業員数

5人

本社住所

東京都渋谷区恵比寿4-23-8 KOHGAビル3F

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