株式会社オサマジョール

「わが社の中核をなすメンバーは大手広告代理店出身。だからこそ豊富な経験とノウハウがベースにあるというのが一番の強みです」と語るのは、取締役・営業部長である和田圭弘氏だ。<br /><br />“Creative Solutions”を企業目標に掲げ、既存の広告とは一線を画した、「新しい広告」づくりをめざし、平成12年（2000年）に大手広告代理店、大手企業の第一線で活躍していたメンバーが集結して立ち上げられたのが株式会社オサ マジョールだ。<br /><br />オサ マジョールは、映像、雑誌、新聞、WEBなどの媒体を活用したプロモーション活動の企画、制作はもちろんのこと、企業と消費者のニーズの分析に基づいた新媒体の開発なども手がけている。<br /><br />消費者の心を惹きつける作品、広告手法はクライアント企業から高い評価を得ている。CM、雑誌・新聞広告といった既存の媒体に加え、ブログ、モバイル、バイラルCMなど、ユーザーコミュニケーションがますます複雑化する状況の中で、もっとも効果的、効率的な組み合わせを抽出し、「広告の最適解」をつくるという考え方、“Cross Point”がオサ マジョールの根幹を支えるコンセプトである。<br /><br />さらに、和田氏は“ワンストップ・フルサービス”を業務の特長のひとつとして上げる。「広告は広告代理店が、PR活動はPR会社が、という業務分担が一般的です。しかし、オサ マジョールならそういったすべての業務を一社で請け負うことができます。<br /><br />これが“ワンストップ・フルサービス”です。広告と広報活動を一本化していくことで、よりスピーディ、かつ効果的な広告、広報活動が展開できるという仕組みです」。現在、社員は少数精鋭の36名。組織に捉われる必要がないぶん、スピーディに動けるという。スピード感をもって業務に取り組めるというのは、広告というフィールドにおいては最大の武器になるという。

オサ マジョール（Osa Mayor）という個性的な社名の由来は？よく投げかけられる質問だ。<br />和田氏がこの社名にまつわるユニークなエピソードを語ってくれた。<br /><br />「Osa Mayorとはスペイン語です。会社の立ち上げ時のメンバーが7人で、北斗七星をイメージした名前をつけようと思ったのです。東洋占星術では、北斗七星は“お金をつかむ”という意味を持つのです。みんなで調べた結果、オサ マジョールという名前に決定しました。ところが、西洋では北斗七星という概念はなく、北斗七星は大熊座の一部に過ぎなかった、ということで、北斗七星のつもりでつけた名前は実は大熊座という意味だったことが判明。でも、設立時の社長の下の名前がオサム（治）なのでちょうどいいかということになり、そのままオサ マジョールにしたのです」<br /><br />人を惹きつける社名、平均年齢約31歳という若さと、活気溢れる職場環境。すべての要素からこの会社のクリエイティビティの高さや、強い個性、バイタリティを感じ取ることができる。

「われわれが大手企業の社員という安定したポジションを捨ててまで会社を立ち上げたのは、今までとは違ったことがしたい、自分のつくり出したものを形として世に残していきたいという強い意志があったからです。だから、うちは受け身の人間はいらない。確固たる意志をもって上司にもくってかかれるような積極的な人間が欲しいと思っているのです」。<br /><br />自主的に新しいことをつくり出していこうという気持ちを持てる人、ロジカルシンキングのできる人、これがオサ マジョールの求める人物像なのだという。<br /><br />「チームリーダーが欲しい。ノウハウ、経験があって現場でかけずり回ってくれる人が欲しい」と和田氏は強く語る。大手広告代理店出身というしっかりしたビジネスバックボーンを持つ人間とともに働ける、ナショナルクライアント相手に仕事ができる…。<br />オサ マジョールは、どこよりも早くキャリアアップを図ることができる職場である。<br /><br />