潜在的な市場規模は5兆円!独自のソリューションで飛躍的に成長中!
株式会社SHIFT(シフト)は、主にソフトウェアの品質保証・テストを専門とする会社だ。こう書くと一見地味だが、その手法はどこにもない画期的なもの。昔も今も一部の業界を除いて、知的資産の塊であるソフトウェアのテストは内製が主流だ。だがSHIFTは、培った独自の手法で確実にこれまでの常識に風穴を開けつつある。
品質保証の市場規模は莫大だ。
「ITの市場規模がざっと15兆円。このうち、約5兆円が品質保証・テストにかかる市場だと捉えています。この約5兆円の市場のうち、現状で外注されているのは1%です」。こう語るのは、人事本部コーポレート人事部部長の棚田純大氏だ。
従来のテストは極めて労働集約的だ。
テストエンジニア達が黙々とバグの有無を調べる。テストのアウトソース会社は、多数のテストエンジニアを抱え、派遣でサービスを提供するのが一般的な姿だろう。だがSHIFTは違う。請負形態で受注し、テストを根本から見直して仕組み化、ソリューション化し、属人的にならないテストを実現した。
この独自の手法が誕生した経緯を軽く紹介しよう。
創業社長の丹下大氏は、製造業向けに業務改善コンサルティングなどを手がけていた人物だ。2005年にSHIFTを起業し、あるとき請け負ったのが、とあるECサイトの品質管理部門の改善プロジェクトだった。1分1ミリの無駄をなくし、職人の技を可視化、数値化する製造業の視点でテスト業務を眺めたとき、そこはただひたすらにテストエンジニアの労働×時間の世界だった。
そこで業務を切り分け再構成し、仕組み化=ソリューション化するという製造業の手法を当てはめることで、テストの大幅な効率化に成功。これがSHIFTの画期的なビジネスモデルの原型となったのだ。
2019年には、同社のビジネスの独自性や有望性が評価され東証一部へ上場市場の変更も果たし、盤石な事業基盤を得て、さらなる飛躍を目指している。
従来の開発現場にイノベーションを起こす。品質保証という5兆円規模の市場でSHIFTは急成長中だ。
優秀な人材が続々集結。品質保証をイノベイティブなビジネスに変えたSHIFT
SHIFTのサービスは、業界を問わずに提供できることも特長の一つだ。SI、金融、WebやEC、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリなど、ありとあらゆるソフトウェアがテスト対象となる。「従来のテスト会社は、遊技機や組み込みソフトなどを得意とする会社が多いです」と棚田氏。つまり従来は、主にこのような一部の業界で第三者によるテストが行われていたということだ。
SHIFTはこの可能性をひろげつつある。特にSI業界のテストを請け負えることが画期的だという。「SI業界は多重請け負いの構造になっている上、クライアントごとにシステムの内容が異なります。独特なビジネスなので、テストを外部に出すのは困難でした。当社はその市場にチャレンジし、今、徐々に認知されてきているところです。最近ではインフラ領域を含めてまるっと当社に任せたい、などのお引き合いも増えてきました。」(棚田氏)。
さまざまな業界やシステムを網羅するツールやノウハウ、フレームワークを保持し、属人化しないことで、SIや金融のような、従来は外注に適さなかった業界向けにも安定したサービスを提供する同社。また、頭脳集約的な工程と労働集約的な工程を分け、労働集約的な工程にはテストマイスターと呼ばれるアルバイトとして活躍する学生や主婦のパワーを活用し、高品質なサービスを実現できることも強みだ。
テストエンジニアがコツコツとバグをつぶす、必要不可欠だがやや後ろ向きなテストというビジネスから、仕組み化し、日本のシステムの品質を大きく向上させるという使命をもった、イノベイティブなビジネスに昇格させたのがSHIFTだと言っても過言ではないだろう。
そのやりがいは何だろうか。棚田氏は言う。「当社のメンバーに聞くと、この市場の大きさや当社の独自性に魅力を感じ、どこまで伸ばせるかということに手応えを覚えている人が多いですね。なかには、当社独自の視点でシステム開発全般の工程を眺めた時に、まだまだ画期的な業務改善ができる可能性があると感じている人もいます。今はテストというプロセスに取り組んでいる当社ですが、それをもっと広げて、日本のシステムインテグレーションを変えるという可能性も見出しているメンバーも少なくありません」。
それは決して夢物語ではない。実際に同社のビジネスの将来性に魅了され、優秀な人材が続々と集結している。そのメンバーの顔ぶれは、ぜひ同社のHPで見てほしい。独自性と優秀な人材。その掛けあわせで生まれる大きな革新性。そんな可能性を秘めた会社だ。
膨大なノウハウとデータが生む新たな価値。ビジネスを創る人材を求む!
では今後、SHIFTはどこへ向かうのか。2016年3月にはベトナムにも新会社を設立、アジアを中心に本格的に海外の市場を開拓し始めている。さらに先の話をすると、決して未来永劫、ソフトウェアテスト会社であるつもりはない。
個々のエンジニアにノウハウがたまっていた従来のテストから、仕組み化して属人的な要素を排除した結果、同社にはさまざまな資産が蓄積していく。
それはナレッジ、ノウハウ、スキル、そして膨大なデータだ。
「例えば製造業におけるJIS規格のように、システムの品質を保証する独自規格を作って認証や格付けを行ったり、システムの信頼性を担保する与信サービスであったり、テストという局面以外にも活用の場はいくらでもあるでしょう」と棚田氏は言う。
それはありとあらゆるシステムの品質を向上させ、システムの世界での日本ブランドが大きく高まることにもつながるかもしれない。SHIFTは一システムの品質や価値を向上させる会社ではなく、日本のシステムを底上げする、ひいては日本という国の地位を高める、そんな大きな価値を追求する会社でもあるのだろう。これだけの大きな夢を持つ同社だから、欲しい人材は、「テストをする人材」ではなく「ビジネスを創る人材」だ。
同社のオフィスは神谷町にある。内装には無垢の床材や本物の煉瓦を使い、大きな窓からは虎ノ門など東京のホットなビジネスエリアを一望できる。このオフィスからは、コツコツと生真面目な、いかにもテスト会社という社風ではなく、世界に打って出るイノベイティブな会社であることの決意表明のような印象を受ける。
社内SNSを通じて、メンバー同士の交流も盛んだ。仕事の話題以外にもトライアスロンやボードゲームなど趣味の活動の話でも盛り上がる。フロアの半分を占めるカフェスペースでは定期的に勉強会が開かれる。普段顔を合わせることの少ないメンバーとも、交流が生まれる。
やる気や意欲も尊重する社風で、「やりたい」と手を挙げれば、多少背伸びに思われることでも、何とかやらせようとしてくれる懐の深さもある。
やりたいこと、ワクワクすることを全面的に応援するのがSHIFTのやり方だ。
チャンスをつかむ意欲があり、このビジネスやこの社風に、この可能性に魅力を感じたなら、ぜひ応募してみてほしい。
株式会社 SHIFTの社員の声

40代前半
2015年05月入社

30代前半
2012年04月入社

30代後半
2015年10月入社