株式会社マネジメントパートナー

「経営教育」をテーマにした社員研修サービス、コンサルティングサービスを展開する株式会社マネジメントパートナー。同社は1999年に大手教育研修会社から独立した12名のメンバーによって設立された。

設立当初からクライアントの経営課題の解決につながる「実践的」かつ「継続的」な研修プログラムを多数提供してきた同社。クライアントと共に課題の克服に取り組むきめ細やかなサービスと、何よりも「現場」を重視する姿勢が高い支持を集め、これまで650社以上の企業に対し8000回以上の研修サービスを実施してきた。現在は東京・大阪・福岡の3か所に拠点を構え、全国規模で研修サービスを提供している。

そんな同社であるが、今「第二創業」という新たなステージへの一歩を踏み出そうとしている。創業以来順調に成長を続けるなか、あえて新たな事業戦略を掲げることを決めた背景について、代表の廣田氏は次のように語る。
「当社は教育サービスの第一線で活躍してきた教育のプロが集まって生まれた企業です。創業当初から個々のメンバーが大きな裁量を持ち、それぞれの専門分野で、それぞれの使命感をもって教育研修を実施し会社を成長させてきました。

しかし市場環境が想像以上のスピードで変化し、企業の『変化』や『環境適応』への危機感が非常に強まっている今、人材教育についても新たな視点が必要とされています。多様な顧客ニーズに一人ひとりの社員が応えるだけでは十分な価値を提供できないのではないか、そう考えたことが新たな方向性を打ち出すことになったきっかけです。今こそ個人のスキルやノウハウを結集し、『マネジメント―パートナー』としての新たな価値を提供することが必要だと考えています。

今後は特に『企業の“変わる”を応援する』という切り口で教育プログラムを構築し、お客様により高い付加価値を提供するとともに、教育サービス市場においても存在感を発揮していきたいと考えています」（廣田氏）。

厳しいビジネス環境のなか、新たなサービスや新たな顧客を創造するために企業が打ち出す「中期経営計画」や「事業戦略」。この中長期計画や事業戦略を現場の日々の業務に落とし込む過程において、企業は様々な課題に直面するという。

計画や戦略を行動に移すきかっけはどのように作ればよいのか、またその行動を継続させるためにはどのような仕組みやツールを活用すべきか、さらにその行動の結果を次なる戦略や計画に昇華させていくためにはどうしたらいいのか。“Plan-Do-See”プロセスを推進するポイントを教育プログラムとしてまとめ、その力を強化することで、企業の力を磨いていく。これこそが当社が目指す「人と組織の『変わる』を応援する」教育だ。

同社のこれまでの成長を支え、今後も軸となっていくもの･･･それは「成果へのこだわり」「現場へのこだわり」「自律へのこだわり」という3つのキーワードである。

「社員研修を受けて目から鱗が落ちる思いをしたものの、研修終了と同時にきれいさっぱり忘れてしまった」
「研修に感激した割には日々の行動に反映させることがなかなかできず、効果が実感できなかった」
これまで受講した研修を振り返ってみると、こんな経験に思い当たるという人は少なくないのではないだろうか。

「多くの人材研修では『まず意識を変えましょう』というところから入ることがほとんどです。もちろん意識を変えることは重要ですが、それを日々の行動に繋げて効果を実感することは想像以上に困難です。これまで『教育研修に多額の投資をしてきたが、いずれも社員にとってはただのインプットに終わってしまった』という教育責任者や人事担当者の悩みを数多く耳にしてきました。非常にもったいないことだと思います。

本当に変わらなくてはいけないのは日々の『現場』での行動です。行動に焦点を当てて、どのように変えていくかを探していくこと。そして実際に現場に適用し、継続的に実践することで成果に繋げていくこと。それこそがあるべき教育の姿だと思います。当社の教育サービスが最も評価されているのはこの点であり、今後も『経営成果に繋がる行動を促す』というアプローチでプログラムを組んでいきます」（廣田氏）。

同社は一度研修を行ったクライアントには継続的にその効果を確認し、実際に経営者が期待する方向に現場の行動が変化するまで長期的にサポートを行う。クライアントの悩みから目をそらさず、「成果」を出すことから逃げない教育こそが、同社の最大の強みだ。

「経営教育コンサルタント(講師)」としても活躍している廣田氏は、「経営と教育には本質的な共通点がある」と語る。
「経営とは、経営者が現場の社員の行動を通じて目標を達成すること。教育とは、講師が受講者自らの学ぶ力を高めること。いずれも実際に行動を起こさなくてはいけないのは経営者や講師ではなく『相手』です。言われて行動するのではなく、自ら知恵を出し、行動し、やり遂げる力をつける自律型人材を育てることが、経営においても教育においても最も重要なゴールとなるのだと考えています」（廣田氏）。

「現場に知恵はある。その知恵を引き出すことこそが当社の存在意義だ」と語る廣田氏。社員の主体性を引き出し、「自律」へと導くことが強い経営を実現する基盤となる。それが同社の教育サービスの根底に流れる信念である。

そんな同社で働く魅力は、クライアントの役に立てていることをストレートに実感できること。「職場環境が変わった」、「財務諸表の数字が良くなった」、「目標が達成できた」などの顧客からの感謝の声が何よりもの力になるという。

取締役の浅見氏は次のように語る。
「『もっと改善したい』、『もっと成長したい』という個人や組織の想いを実現するパートナーとなれること、そしてお客様が実際に変わっていく様子を直接目にすることができるというのが、この仕事の一番のやり甲斐です。自分の与えている影響力の大きさを思うと責任重大ですが、お客様からも沢山の知恵やパワーを頂き、自分の成長につなげることができます。多種多様な業界の企業経営に触れることができるというのも大きな魅力だと感じています」

今、第二創業期の中核メンバーとなって活躍してくれる人物を強く求めている同社。同社が求めるのは、次の4つのポイントのいずれかに当てはまる人材だ。

１．人に対する好奇心と物事への探究心の旺盛な人
２．精神的にタフで、忍耐強くやり遂げる人
３．「経営と教育」に興味のある人
４．「夢なき者に理想なし。理想なき者に計画なし。計画なき者に実行なし。実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」という吉田松陰の言葉に共感する人

「面接の場では、当社の求める人物像のどのポイントに当てはまるのか、またその背景について是非伺いたいと思っています。教育分野での経験は不問です。それよりも、これまでの業務における現場経験や自分の関心のあることを是非当社の業務に活かし、活躍して頂きたいと思います」（浅見氏）。

様々な企業の「経営」や「人事」に携わることのできる同社の仕事。好奇心旺盛で、経営にも興味があり、人と関わることが好きだという人、また教育業界へのキャリアチェンジを目指す人にとっては、たいへん魅力的に映るのではないだろうか。

最後に代表の廣田氏は次のようなメッセージをくれた。
「これからの新しい『マネジメントパートナー』を共に創っていってくれる方を求めています。誰かが面白くしてくれるのではなく、自分で仕事をどんどん面白くしていけるチャンスがあります。新しい組織、新しいサービスを創り上げていくことに喜びを感じられる方、お客様の役に立つことにやり甲斐を感じながら仕事に取り組んでくださる方の参画を心からお待ちしています」