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株式会社ディスタント・ビュー

  • IT/Web・通信・インターネット系

自社サービスを持ったNTT出身の代表を持つベンチャー企業◎ITにとらわれない多彩な自社サービスの展開を目指す◎

企業について

株式会社ディスタント・ビューは、法人向けのITソリューションサービス事業を核としながら、それにこだわることなく、積極的なチャレンジを続けるベンチャー企業である。

1998年3月、社員2名とアルバイト10数名でインフラ構築のエンジニア派遣事業をスタートし、受託によるネットワークシステム構築・運用支援、そして業務アプリケーションの受託開発へと事業範囲を拡大。3年間で社員数約60名の会社へと成長し、さらに韓国ベンチャー企業への資本参加など数々のチャレンジを行うことで、取引の幅を広げてきた。現在、同社が受注する案件は、大手ベンダー企業からの下請けに留まらず、規模や業種を問わぬエンドユーザーとの直取引が約4割を占めるが、その基盤は同社の歴史の初期段階ですでに築かれている。

その後、景気の後退をはじめ事業環境の変化に影響を受けるなど、ゼロ年代末期以降の数年間は慎重な経営にシフトしてきた。しかし、2011年、再び攻めに転じる。同年7月には、ITの範囲を超えて戦略面や経営面からクライアント企業をサポートするコンサルティング事業を開始。そのために、コンサルティングファームに在籍した人材3名を迎え入れた。中核事業であるITソリューション事業とのシナジーを武器とするサービス展開を目論んでいる。

さらに、同社の挑戦はBtoBの領域には留まらない。創業者である代表取締役・渡邊正之氏は創業時より、“幅広い視野に立ち、ITソリューション分野に固執しない事業展開で、顧客や社会のニーズに応えて行きたい”というビジョンを掲げてきた。その一環として長年構想を膨らませてきたものの中には、一般消費者を対象とするサービスもあった。現在、その第1弾として本格的なサービスインを目指しているのは、国内の選りすぐりの食材を取り扱うEコマース事業だ。2011年から準備を始め、すでに仕入れ先の確保や、プラットフォームの構築は完了している。

「現在、収益の95%は法人向けのITソリューションサービスによるものですが、今後10年先には、コアスキルであるITを活かしながらも、ITの技術やノウハウを直接売るのではないサービスで収益全体の5割以上を占める状況を作っていきたいと考えています。」(渡邊氏)

勿論、既存事業の発展に向けた動きにもぬかりはない。これまで10数年に渡って同社の成長を支えてきたITソリューション事業そのものが、さらにまた新たな成長軌道を描き始めた。渡邊氏は、この機会に既存事業を発展させ、ビジョン達成に向けてより強固な事業基盤を構築したい考えだ。

「私の財産は人とのつながりだと思っています。これからもそこをもっともっと広げていきたいし、もっともっと深いつながりにしていきたい。それが私の目標であり、喜びです」(渡邊氏)

同社の顧客の殆どが既存客や知人からの紹介によるものだ。その基盤となったのは、渡邊氏の前職であるNTT時代に培った経験と人脈である。途中、自ら志願して7年に渡って出向していた子会社での営業経験が現在まで生きている、と渡邊氏は語る。その基盤を使って創業した後も、渡邊氏は一貫して、関わる人々とのつながりを大事にしながら事業を展開してきた。エンジニア派遣からスタートし、1年の間に、受託によるネットワーク構築支援、さらに業務アプリケーションの受託開発へと事業領域を広げて行ったのは、そのような顧客との信頼関係の中でのことだ。

特に業務アプリケーションの受託開発事業においては、中小企業などのエンドユーザーからのリクエストに応じて、徐々に徐々にスキルを蓄積してきた経緯がある。同社は、大手ベンダーとの取引きする一方で、10名、20名という中小企業との直取引にも力を入れてきた。中小企業の場合、業務システムを構築しようとしても、何から始めれば良いのかわからないといったケースが多い。そのような相談に対して、同社は誠心誠意応えることで信頼関係を築きながら、少しずつ対応分野を広げてきたのである。
しかも、同社の技術の殆どが自社内で蓄積してきたものだ。下請けは極力使わずに、エンドユーザーやベンダーと直接やりとりしながら、品質を維持してきたのである。
比率で言えば、アプリケーションの受託開発による収益は全体の30%だ。しかし、この30%はここ数年の間に、急伸した結果の数字だ。インフラ構築のエンジニア派遣やネットワーク構築・保守などの事業同様、リピート客が定着し、直取引も増えている。さらにNTTコミュニケーションズ社やIHI社など上場企業の業務システム開発など、プロジェクトの規模も年々大きくなっている。

このような経緯の中からは、独自のプロダクトも生まれた。インターネット相談システム『netCo3』がそれだ。特定顧客からのオーダーで開発した遠隔コミュニケーションソリューションをベースにパッケージ化し、現在は金融機関におけるカウンセリング業務向けに絞って提供している。
さらに、同社ではこれまでに開発したモジュール群をフレームワークにまとめており、これまでに10件以上のエンドユーザー向け開発に活かしてきた。

「独自のフレームワークを活かした開発は、低コスト化、短納期、さらに導入後の運用・保守の容易化にもつながります。今後は、このフレームワークを活かせるエンドユーザーとの直取引比率を高め、より深く、より広いサービス価値の提供に努めていきたいと考えています。また、それが競合との差別化にも繋がっていくでしょう」(渡邊氏)

現在、同社には顧客からのオーダーが増え、全て要望に応えきれない状況となっている。一部の顧客には待ってもらい、顧客の都合によっては不本意ながら断らざるを得ない案件もある。そこで、同社ではエンジニアを増員し、パイの拡大を図っている。

「弊社の仕事の魅力は、自分がやった仕事が顧客企業の価値向上にダイレクトに繋がっていることを確認出来て、顧客が喜ぶ場面に接することが出来ること。特に、エンドユーザーが増えている現在、非常に見えやすい環境です。エンドユーザーとの取引が増え、自分が携わっている仕事が顧客の事業のどこにつながっているのかを理解しながら仕事をするケースが増えています。そういった仕事を通しながら、スキルアップ、キャリアアップできることが、エンジニアにとっての魅力だと考えます」(渡邊氏)

渡邊氏が目指してきた会社は、社員が仕事を通して充実感を味わえる会社だ。だからこそ顧客の息遣いを直接感じられる直取引を増やしたいと考えている。その一方で、渡邊氏は社員との理念共有にも意識的に取り組んでいる。半期に一度の全社会議や、年に一度のバーベキュー大会、そして社内ポータルサイトを活用した社員同士のコミュニケーションによって、理念の一致、社員同士の相互理解に努める。また、外部に常駐している社員に対しては、渡邊氏が直接メールを送るなど、出来る限りのフォローをする。

そんな渡邊氏が求める人材として挙げるのは、夢や目標を持ち、その実現のためにどうすべきかをしっかり考えている人物だ。会社の方向性と、個々の社員の夢や目標が重なることが、社員の会社への貢献性を高める最大の要因であり、そうなるように環境を整えるのが自分の仕事だと、同氏は語っている。

「例えばエンジニアとして何年かやってきて、もっと伸びたい、自分の可能性をもっと広げたいとか、そもそも自分の価値とは何だろうと考えているような人には、弊社は何らかの解決策を提供できるのではないかと考えています。弊社の社員には、弊社の環境を活かして、エンジニアとしてだけではなくビジネスマンとしてもっともっと高いステージを目指して欲しいと思っています」(渡邊氏)

社内ポータルの運営や、社外に常駐勤務する社員同士で取り組む社内プロジェクト、さらに新潟県中越地方大震災を機に始まった社会貢献活動など、社員の発案からスタートした取り組みも多いことが同社の社風を表している。業務の中においても、同社の社員は創意工夫をしながら、各々、自分の可能性を拡げている。自分の価値を高めるにはどうすれば良いか、もっと遣り甲斐を感じるためにはどうすれば良いか、と立ち止まったなら、ぜひディスタント・ビュー社の扉を叩いてほしい。

インタビュー

株式会社ディスタント・ビューのインタビュー写真
<代表取締役 渡邊 正之氏> 1984年、電電公社(現NTT)入社。技術職に就く。1986年、子会社のSI企業へ志願して出向。営業職として金融機関および中小企業を担当。1994年、NTTに戻り、以後4年間、プロジェクトマネージャーとして大規模開発プロジェクトに携わる。退職した後、1998年3月、株式会社ディスタント・ビューを設立。 1965年生まれ。趣味は日曜大工とバイク。経営業で多忙な中でも、休日には家族や愛犬とともに過ごす時間を大事にしている。

── 起業のきっかけを教えてください。

私が起業を決意したのは、NTT時代に仲が良かった先輩が独立し、苦労を乗り越えてどんどん成長していく姿に触発されたことがきっかけです。会社が休みの日にお手伝いさせていただきながら、非常に大きな刺激を受けました。
起業前、NTTでは、プロジェクトマネージャーとしてそれなりに大きな責任を与えられ、遣り甲斐を持って仕事をしていました。しかし、独立して成長していく先輩の姿に刺激を受けたことは、自分のこれまでと、これからを見つめなおして考える機会になりました。今よりもっと遣り甲斐をもって仕事をするにはどうすれば良いのか、自分の価値をもっと高めるためにはどうしたら良... 続きを読む

企業情報

会社名

株式会社ディスタント・ビュー

業界

IT/Web・通信・インターネット系 > ソフトウェア/パッケージベンダ

IT/Web・通信・インターネット系 > ITコンサルティング

IT/Web・通信・インターネット系 > システムインテグレータ・ソフトハウス

資本金

2,000万円

設立年月

1998年03月

代表者氏名

代表取締役 渡邊 正之

事業内容

SE支援/SE派遣サービス
インフラ構築/運用支援サービス
アプリケーション開発サービス
コンサルティングサービス 

株式公開(証券取引所)

主要取引先

東武タワースカイツリー株式会社 株式会社IHIエスキューブ 株式会社セガ・ロジスティクスサービス 株式会社東京スター銀行 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 株式会社エヌ・ティ・ティ マーケティング アクト ソフトブレーン・オフショア株式会社 日本情報通信株式会社 株式会社AIT 西日本電信電話株式会社 他

従業員数

47人

平均年齢

35.4歳

本社住所

〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-5-12 常和神田ビル5階

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