ピースネット株式会社

月間１５０万人が訪れる保険情報のポータルサイト「保険マンモス」の運営と提携ファイナンシャルプランナーの無料保険相談サービスを提供している保険マンモス株式会社。

景気後退による家計の見直しブームのなか、同社の「消費者視点」に立った保険情報サービスは、テレビや雑誌などに取り上げられることも多く、その取り組みは保険業界の中でも大変高い注目を集めている。

そんな保険マンモス株式会社のグループ企業として、保険代理店事業を展開しているのが今回ご紹介するピースネット株式会社である。

長年にわたり、日本の保険は、保険会社の営業マンが各家庭を訪問しながら自社商品のみを提案・販売するというスタイルがほとんどであった。
「よくわからないけれど勧められたから」、「強くお願いされたので断れなくて」といった理由で加入することも少なくない。
保険商品は、一生涯を考えると非常に高い買い物のはず。しかし、なぜか少ない選択肢のなかから進められるがままに購入するスタイルが根付いてきたのである。

そんななか、同社は「顧客と保険会社双方ともにストレスなく保険が流通する仕組みをつくり、顧客にとってよりよい商品を提供したい」という代表の古川氏の強い思いのもと、ネット時代の新しい保険代理店として産声をあげた。

同社の特徴は実店舗を持たないこと。「保険に加入したい」、「保険を見直したい」という消費者をインターネットで集客し、現在は主に電話にて保険の販売を行っている。

今年で設立から4期目。保険の代理店やファイナンシャルプランナーの数が少ない地方の消費者や、持病や多忙のために代理店に足を運ぶことのできない消費者に対し、きめ細やかなサービスを提供することで順調に業績を伸ばしてきた。

近年、複数の保険会社の商品を取り扱う「乗合代理店」や、ネットで購入できる保険が登場するなど、保険商品の流通経路や販売ツールが変化しつつある。
スマートフォンやソーシャルメディアなどの普及を受け、今後、保険業界には更なる変化が訪れることが予想される。

このような変化を追い風に、古い慣習にとらわれることなく、常に消費者のことを思い、先進的な取り組みをすること、それによって保険の流通に変革を起こすことが同社に課せられたミッションなのである。

同社の最大の強みは「インターネットによる集客力」。
グループ企業の保険マンモスのノウハウを受け継ぎながら、ピースネットは独自にマーケティング力を強化してきた。

その集客力がもたらす最大のメリット--それは「販売担当者が顧客のニーズにきちんと向きあって保険の販売に集中できるか」ということである。

みなさんは「保険の販売」にどのようなイメージをお持ちだろうか？

「ノルマ達成のためには、多少無理にでも売らなくてはいけない」、「見込み客獲得のために、とにかく毎日電話をかけ続けなくてはいけない」など、ストレスフルな環境を想像する方も多いのではないだろうか。

実際に多くの販売担当者が見込み客の獲得に気力と体力を奪われており、見込み客が獲得できないために廃業に追い込まれる保険代理店やファイナンシャルプランナーも少なくない。「保険販売」は一般的には離職率が非常に高い職業である。


本来、保険は非常に奥が深い金融商品であり、保険を販売することは人の人生にかかわるやり甲斐のある仕事であるはず。そして、販売担当者には顧客の経済状況や将来設計などをヒアリングし、分析し、最適な商品を提案するという高いコンサルテーション能力が求められる。

販売スキルを身につければ、将来独立することも夢ではない。そんな魅力的な職業であるが、「見込み顧客の開拓」に力を使わなくてはいけないことで、魅力が薄れてしまっているのが現実だ。

一方、同社の販売担当者は集客に力を使う必要はないので、本来の役割に集中することができる。また複数の保険会社からユーザーに最適な商品を選ぶことができるので、自分が本当に良いと思うものを自信をもって提案することができる。

同社の社員は次のように語る。
「できる限り販売担当者がストレスをかかえないような販売の仕組みづくりに力を入れて行きたいと思っています。保険代理店の存在意義は、各保険会社の商品を中立かつ公正な立場で評価し、お客様に本当に合うものを提供することにあります。特に生命保険については商品そのものの期間が非常に長いので、お客様と長きにわたってお付き合いをし、人生の節目で最適な提案ができるパートナーでなくてはなりません。販売担当者が長期にわたって仕事を続けられる環境を作るというのは、会社にとってはもちろん、お客様にとっても非常に重要なことなのです。」

顧客のニーズに寄り添った商品の提案をするという、本来あるべき姿の販売スタイルを取り戻し、広く普及させることがこれからの保険業界に求められているのだという。

将来的には、保険会社とタイアップして顧客が本当に求める商品の開発を提案するなど、新しい事業にもどんどん挑戦していきたいと考える同社。
そのベースにあるのは真の「顧客志向」である。

ここから数年で、保険に対する消費者の意識も変わり、業界は変化を余儀なくされるだろう。そんなとき、会社が生き残ることができるかは、顧客のニーズをいち早く予見できるかどうかにかかっている。　

「販売担当者が最前線で顧客の声に集中することができる」--そんな仕組みをいちはやく確立した同社の未来には可能性が溢れているといえよう。

「当社はまだ立ち上がったばかり。こんなことをしてみたいと提案すれば実現する可能性が大いにあります。他の会社ではできなかったことも、ここではどんどん挑戦できます」と語る。

これまでの経験を活かして、新しい事業を立ち上げたいという人、組織を大きく、強く成長させることに興味がある人、将来独立して自分で代理店を立ち上げてみたいという人にとっては、実力をつけるのに最適な環境だという。

ただし、立ち上げ間もない組織であるだけに「セルフスターターであること」が強く求められる。自発的な思考、行動ができることが同社で活躍する大前提である。

「これまでのPush型の販売のスタイルに疑問を感じる方、また事業の立ち上げやマネジメントを経験したいという方と一緒に、新しい保険流通の形を作って行きたいと思っています。このタイミングで当社に参画すれば、経営陣と近い距離で多くのことを学ぶことができます。もちろんボランティアではないので、ビジネスとして成り立つかどうかというのは重要な基準ですが、お客様のニーズにはできる限りお応えするつもりです。それが本当にお客様のためなのであれば、どんな可能性でもありますし、積極的に挑戦する人をバックアップする体制は整っています。」と語る。

平均年齢は30代前半という同社。プロ意識の高いメンバーと共に働くことは何よりもの刺激になるだろう。

一生のうち住宅に次いで高額の買い物といわれる保険。常識や慣習にとらわれず、自由な発想で日本の保険マーケットに新風を吹き込める人物の参画を同社は待ち望んでいる。