ブランドダイアログ株式会社

ブランドダイアログ株式会社（以下bd社）の設立者、稲葉雄一氏は、株式会社電通ワンダーマン、株式会社電通テック、株式会社電通でのインタラクティブコミュニケーション領域、クロスプロモーション領域での多くのクライアント業務を担当。2006年11月にbd社を設立し、デジタルマーケティング事業を立ち上げた。その幅広い人脈から、大手通信キャリア、大手出版社等、名だたる企業の受注を多く取り扱い、完成度の高さに多くのクライアントの信頼を獲得してきた。

設立6期目のベンチャー企業が、名だたる企業の信頼を勝ち得てきた秘訣。
それはただ単に人脈だけではない。
クライアントのマーケティング戦略に基づき、WEBキャンペーンをはじめとした営業・販促支援、業務効率改善におけるコンサルティングからプランニング、実施運用、ROI分析・検証までを、経験豊富な実績とともに、スピーディーにワンストップで提供することを徹底してきたからである。
インタラクティブメディアを軸としたプランニング、クリエーティビリティ、そして独自のテクノロジーを駆使し、質の高いマーケティング活動を支援することで、数多くのクライアントから支持されている。


クリエーティブ本部には、現在6名のクリエイターが在籍。グラフィックデザインやFlashなど、高いスキルを持ったクリエイターたちが集まり、日々頭を付き合わせて様々なプロモーション企画を立て、モノづくりを楽しんでいる。皆スキルアップに貪欲で、腕を磨き続りことに努力を惜しまない。クリエイティブ力を上げていきたい方にとっては刺激的な環境である。
その実例と言えるのは、同社がSaaSソリューション事業（別事業部）において展開する、「Knowledge Suite」のデザインをクリエーティブチームが手掛け、これが2010年度グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞したことである。その後「Knowledge Suite」はメディアや口コミで大きな話題を呼び、大手～中小の事業会社だけでなく医療機関や教育委員会等にも、急激に導入が広がっている。直近1年でお客様からの問い合わせ数は3倍になり、現在は10,000社以上に導入され、KDDI、エイジアと資本・業務提携したことで急速に全国展開を進めている。その陰には、クリエーティブチームの大きな貢献があってこそである。

社員数40名。メンバーのほとんどが20～30代の若手。そんな同社は、手がける三つの事業（デジタルマーケティング事業、SaaSソリューション事業、クラウドR&D事業）に置いて、『2010年度東京都ベンチャー技術大賞優秀賞』『2010年度 グッドデザイン賞（Gマーク）』等、数々の賞を受賞し、輝かしい実績を残すスペシャリスト集団である。
大手企業にも引けを取らない技術力を誇り、実績も残している同社。そして、大手企業にはなくベンチャー企業である同社にあるものは「スピード感」。同社は、自由度の高い環境で、「現場主導」でサービスを形にしている。メンバーのひらめきや意見が実際に形になるまでのスピード感はベンチャー企業ならではの醍醐味だ。

社員達は、プライベートも含めて交流が盛んで仲が良く、それぞれ会社がどう進んでいくべきかという意見をはっきりと持っているため、時には激しい議論も行なわれるほどだという。職域を越えて目指すべきビジョンをはっきりと共有できる環境で、緊密に仕事をしていることが想像される。
「仕事を全うする意志があれば、どこまでも自由な環境です」と人事担当者は語る。社歴や上下関係を気にする必要もなく、その最たる例としては、社長も役職者も「さん」付けで呼び合い、遠慮することなく意見を述べることができる。
また、2011年4月には「2～3年以内に社員から役員を出すこと」を目標に社員の大規模な管理職登用を実施した。一部の幹部が実権をにぎるのではなく、社員一人ひとりが核となって会社を支える構造と、管理職・役員へ登用されるチャンスが開かれていることが社員の向上心と緊張感を引き出している。

「これから入社する方にも、業務フローはもちろん、戦略立案や事業企画まで、周囲を巻き込んで自由に動かしてほしいです。一方で、自由度の高い仕事は、引き受ける責任が自然と大きくなるもの。自分が仕事の担当者であると常に意識し、業務効率を考えて進めてもらいたいと思います。右肩上がりの会社だからこそ、そこに満足してとどまるのではなく、一緒に弊社をバックアップしてくれる方をお待ちしています」（人事担当者）

また、同社は若く小さな組織であるにも関わらず、福利厚生面を充実させている。この点からも優秀な社員に長く働き続けてほしいと願っていることが分かるだろう。ハワイに保養所を所有しているほか、夏季に9日間の連休を取得することもでき、心身ともにリフレッシュしてストレスのたまらない職場環境を作ることに力をいれている。
「クリエーティブな発想は、気持ちや体力に余裕がなくては生まれません。集中する時は集中し、遊ぶ時は遊ぶ。その環境は、社員の努力で作るものではありません。会社がその環境を提供できてこそ、社員が自分自身の才能を最大限に発揮できるのではないでしょうか」（人事担当者）

設立6期目で40名のメンバーが、それぞれの夢と会社の思いをリンクさせて、一緒に走っている。「元気なベンチャーであり続けるためにも、志が高く、やる気のある方をお待ちしています！」と、人事担当者は締めくくった。